2023/09/29(金) - 08:30
山本大喜(JCLチーム右京)が単独逃げを見せたツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)6日目は集団スプリントで決着。大会初日を制したアーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム)が区間2勝目を掴んだ。
大会唯一の山岳ステージを終え、総合優勝の行方がほぼ決したツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)は再び平坦路の戦いに移行。第6ステージは内陸のカラクから海に面したマレーシア随一の観光地、マラッカを目指す174.5kmのスプリントステージで行われた。
序盤から総合17位につけるサインバヤール・ジャンバルジャムツ(モンゴル、トレンガヌ・ポリゴン・サイクリング・チーム)ら3名が逃げグループを形成し、それをリーダーチームであるEFエデュケーション・イージーポストが追う形で展開する。そのまま淡々と距離を消化すると思われたレースは、残り77km地点から始まる3級山岳(距離2.4km/平均7.9%)でペースが上がった。
この登りで逃げ集団とプロトンに選別がかかり、先頭はジャンバルジャムツの一人に。それを追うメイン集団からは山本大喜(JCLチーム右京)ら3名が飛び出し、ジャンバルジャムツに合流。しかし4名による協調は取れなかったため、残り36kmから山本がアタックし、単独逃げに持ち込んだ。
日本王者ジャージを着て単独先頭に立つ山本に、ローガン・カリー(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)ら2名が残り14km地点で追いつく。一方、スプリントに持ち込みたいチューダー・プロサイクリングチームやグリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネが牽引するプロトンが残り9kmでプロトンに吸収。勝負は今大会5度目の集団スプリントに持ち込まれた。
マラッカ市街地に敷かれたモザイク柄の路面を走るプロトンは、チューダーを先頭に最終ストレートに突入する。マイケル・ゼイラートがアーヴィッド・デクレイン(共にオランダ、チューダー・プロサイクリングチーム)を残り100mまで運び、デクレインがスプリントを開始。そのトップスピードには背後から迫るサシャ・ウィーマース(ベルギー、ヒューマンパワードヘルス)も届かず、デクレインが大会初日に続く2勝目を手に入れた。
「皆が見た通り、チームの走りで掴んだ勝利。先頭に出るまで苦労したが、適切なタイミングで上がり、素晴らしいリードアウトから勝つことができた。最後は彼(ウィーマース)も迫っていたが、全てをコントロールできていた」と、デクレインは語っている。
一方、単独逃げから勝利を目指した山本はレース後「ラスト10km付近で吸収されてしまったが、自分らしく攻める走りが出来て楽しかった!」と自身のSNSに綴っている。
大会唯一の山岳ステージを終え、総合優勝の行方がほぼ決したツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)は再び平坦路の戦いに移行。第6ステージは内陸のカラクから海に面したマレーシア随一の観光地、マラッカを目指す174.5kmのスプリントステージで行われた。
序盤から総合17位につけるサインバヤール・ジャンバルジャムツ(モンゴル、トレンガヌ・ポリゴン・サイクリング・チーム)ら3名が逃げグループを形成し、それをリーダーチームであるEFエデュケーション・イージーポストが追う形で展開する。そのまま淡々と距離を消化すると思われたレースは、残り77km地点から始まる3級山岳(距離2.4km/平均7.9%)でペースが上がった。
この登りで逃げ集団とプロトンに選別がかかり、先頭はジャンバルジャムツの一人に。それを追うメイン集団からは山本大喜(JCLチーム右京)ら3名が飛び出し、ジャンバルジャムツに合流。しかし4名による協調は取れなかったため、残り36kmから山本がアタックし、単独逃げに持ち込んだ。
日本王者ジャージを着て単独先頭に立つ山本に、ローガン・カリー(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)ら2名が残り14km地点で追いつく。一方、スプリントに持ち込みたいチューダー・プロサイクリングチームやグリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネが牽引するプロトンが残り9kmでプロトンに吸収。勝負は今大会5度目の集団スプリントに持ち込まれた。
マラッカ市街地に敷かれたモザイク柄の路面を走るプロトンは、チューダーを先頭に最終ストレートに突入する。マイケル・ゼイラートがアーヴィッド・デクレイン(共にオランダ、チューダー・プロサイクリングチーム)を残り100mまで運び、デクレインがスプリントを開始。そのトップスピードには背後から迫るサシャ・ウィーマース(ベルギー、ヒューマンパワードヘルス)も届かず、デクレインが大会初日に続く2勝目を手に入れた。
「皆が見た通り、チームの走りで掴んだ勝利。先頭に出るまで苦労したが、適切なタイミングで上がり、素晴らしいリードアウトから勝つことができた。最後は彼(ウィーマース)も迫っていたが、全てをコントロールできていた」と、デクレインは語っている。
一方、単独逃げから勝利を目指した山本はレース後「ラスト10km付近で吸収されてしまったが、自分らしく攻める走りが出来て楽しかった!」と自身のSNSに綴っている。
ツール・ド・ランカウイ2023第5ステージ結果
1位 | アーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム) | 4:08:19 |
2位 | サシャ・ウィーマース(ベルギー、ヒューマンパワードヘルス) | |
3位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン) | |
4位 | エンリーコ・ザノンチェッロ(イタリア、グリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネ) | |
5位 | ダニエル・バボール(チェコ、カハルラル・セグロスRGA) |
個人総合成績
1位 | サイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | 23:33:29 |
2位 | ジェフェルソン・セペダ(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0:49 |
3位 | パブロ・カストリーリョ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | +0:58 |
4位 | ジョアン・ボウ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | +1:07 |
5位 | ワジム・プロンスキー(カザフスタン、アスタナ・カザフスタン) | +1:15 |
その他の特別賞
ポイント賞 | アーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム) |
山岳賞 | シモン・ペロー(スイス、チューダー・プロサイクリングチーム) |
チーム総合成績 | EFエデュケーション・イージーポスト |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Tour de Langkawi
photo:Tour de Langkawi
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