リラックスした表情でスタートを待つチューダー・プロサイクリングチーム photo:Tour de Langkawi JCLチーム右京が参戦するアジア最高峰のステージレース、ツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)は3日目。その戦いの場は海岸線を離れ、マレー半島の内陸を走る183.1kmで争われた。ジュリを出発した直後に緩斜面の2級山岳と1級山岳を越え、一度下ってから2級山岳をクリア。終盤にも3級山岳が設定されているが、頂上地点が残り38km地点のため集団スプリントが濃厚と見られた。
逃げにサイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が入るサプライズ photo:Tour de Langkawi 獲得標高差3,600mに達するステージで逃げグループを形成したのは、ゼッケン1のサイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)を含む10名。その中にグリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネは2名を送り、トレック・セガフレードから今年チューダー・プロサイクリングチームに移籍したシモン・ペロー(スイス)も入った。
プロトンはスプリントに持ち込みたいボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリングなどが牽引した photo:Tour de Langkawi スプリンターたちが遅れるなか、JCLチーム右京は山本大喜と小石祐馬がプロトンに残る photo:JCL Team UKYO エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)を兄に持つアッティリオで勝負したいチーム・コラテックが牽引に本腰を入れ、逃げとの差は一気に縮小する。そしてフィニッシュ手前8kmで逃げが吸収され、怪我のため下部チームに所属し、来年よりトップチームに復帰するミケル・ヴァルグレン(デンマーク、EFエデュケーション・イージーポスト)がアタックを試みる。
スプリントを制したジョージ・ジャクソン(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング) photo:Tour de Langkawi 今季3勝目を飾ったジョージ・ジャクソン(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング) photo:Tour de Langkawi 長髪がトレードマークのジャクソンは今年プロデビューをした23歳のスプリンター。「この勝利にかなり興奮している。逃げを追いかけてくれたチームメイトに感謝したい」と喜ぶ。ジャクソンは直前(9月14〜17日)に中国で行われたツアー・オブ・チンハイレイク(UCI2.Pro)では区間2勝(+総合優勝)を挙げ、その勢いをランカウイでも発揮した。