2023/09/21(木) - 15:30
小国ルクセンブルクを巡る5日間のステージレース「ツール・ド・ルクセンブルク」が開幕。初日は集団スプリントに持ち込まれ、23歳のコービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック)がプロ2勝目を飾った。
9月20日(水)、今年で83回目と歴史深いシュコダ・ツール・ド・ルクセンブルクが開幕した。舞台となるのはフランスとベルギー、そしてドイツに隣接する小国ルクセンブルク。日本の神奈川県や佐賀県と同程度の国土を、個人タイムトライアルを含む5日間に渡り巡っていくステージレースだ。
レースカテゴリーが上から2番目のプロレースであるため、大会初日のスタート地点には12のワールドチームを含む20チームが集結。昨年総合優勝を飾ったマティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)は不在ながらも、ルクセンブルクを代表するボブ・ユンゲルス(ボーラ・ハンスグローエ)やジャパンカップへの参戦が発表されたジュリアン・アラフィリップ(フランス、スーダル・クイックステップ)など、実力確かな選手たちが揃った。
大会初日は2つの1級山岳と2つの超級山岳が登場するステージ。しかし最高標高が560mというルクセンブルクゆえ登坂距離はいずれも3km前後で、勾配に応じてカテゴリーが分類されている。
ルクセンブルクからデンマークに本拠地を変えたコンチネンタルチーム、レオパルドTOGTプロサイクリングから2名が入った逃げ集団は計4名。中でも20歳のマッツ・ウェンゼル(ルクセンブルク、レオパルドTOGTプロサイクリング)が最初と2つ目の山岳をトップ通過し、山岳賞ジャージを射止めた。
粘りを見せた逃げ集団だったが残り12km地点でスプリンターが脱落したメイン集団に吸収され、最終1級山岳でマイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・プレミアテック)などのアタックは不発に終わる。そしてスーダル・クイックステップやロット・デスティニーが先導するプロトンは残り3kmを通過し、直後にフェリックス・ガル(オーストリア、AG2Rシトロエン)がアタックした。
ツール・ド・フランスで区間優勝を挙げたガルはプロトンからギャップを奪ったものの、アルケア・サムシックやロット・デスティニーが引き戻す。続いて飛び出したリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)も引き戻され、レースはそのまま集団スプリントになだれ込んだ。
ウノエックス・プロサイクリングチームのリードアウトが仕事を終えて下がっていくと、コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック)が先んじてスプリントを開始する。アレクサンデル・アランブル(スペイン、モビスター)やセーアン・クラーウアナスン(デンマーク、アルペシン・ドゥクーニンク)が迫ったものの、ストロングのトップスピードに及ばない。そして先頭でフィニッシュしたストロングが初日勝者に輝いた。
2020年のトラック世界選手権ではポイントレースで世界王者になった経験を持つストロング。今年はツールでグランツールデビューを果たし、勢いに乗る23歳は「チームの走りに勝利で報いることができた。シーズンを通して調子が良かったが、勝利には恵まれていなかった。だからとても嬉しいよ」と、プロ2勝目を喜んだ。
9月20日(水)、今年で83回目と歴史深いシュコダ・ツール・ド・ルクセンブルクが開幕した。舞台となるのはフランスとベルギー、そしてドイツに隣接する小国ルクセンブルク。日本の神奈川県や佐賀県と同程度の国土を、個人タイムトライアルを含む5日間に渡り巡っていくステージレースだ。
レースカテゴリーが上から2番目のプロレースであるため、大会初日のスタート地点には12のワールドチームを含む20チームが集結。昨年総合優勝を飾ったマティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)は不在ながらも、ルクセンブルクを代表するボブ・ユンゲルス(ボーラ・ハンスグローエ)やジャパンカップへの参戦が発表されたジュリアン・アラフィリップ(フランス、スーダル・クイックステップ)など、実力確かな選手たちが揃った。
大会初日は2つの1級山岳と2つの超級山岳が登場するステージ。しかし最高標高が560mというルクセンブルクゆえ登坂距離はいずれも3km前後で、勾配に応じてカテゴリーが分類されている。
ルクセンブルクからデンマークに本拠地を変えたコンチネンタルチーム、レオパルドTOGTプロサイクリングから2名が入った逃げ集団は計4名。中でも20歳のマッツ・ウェンゼル(ルクセンブルク、レオパルドTOGTプロサイクリング)が最初と2つ目の山岳をトップ通過し、山岳賞ジャージを射止めた。
粘りを見せた逃げ集団だったが残り12km地点でスプリンターが脱落したメイン集団に吸収され、最終1級山岳でマイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・プレミアテック)などのアタックは不発に終わる。そしてスーダル・クイックステップやロット・デスティニーが先導するプロトンは残り3kmを通過し、直後にフェリックス・ガル(オーストリア、AG2Rシトロエン)がアタックした。
ツール・ド・フランスで区間優勝を挙げたガルはプロトンからギャップを奪ったものの、アルケア・サムシックやロット・デスティニーが引き戻す。続いて飛び出したリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)も引き戻され、レースはそのまま集団スプリントになだれ込んだ。
ウノエックス・プロサイクリングチームのリードアウトが仕事を終えて下がっていくと、コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック)が先んじてスプリントを開始する。アレクサンデル・アランブル(スペイン、モビスター)やセーアン・クラーウアナスン(デンマーク、アルペシン・ドゥクーニンク)が迫ったものの、ストロングのトップスピードに及ばない。そして先頭でフィニッシュしたストロングが初日勝者に輝いた。
2020年のトラック世界選手権ではポイントレースで世界王者になった経験を持つストロング。今年はツールでグランツールデビューを果たし、勢いに乗る23歳は「チームの走りに勝利で報いることができた。シーズンを通して調子が良かったが、勝利には恵まれていなかった。だからとても嬉しいよ」と、プロ2勝目を喜んだ。
ツール・ド・ルクセンブルク2023第1ステージ結果
1位 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) | 3:51:01 |
2位 | セーアン・クラーウアナスン(デンマーク、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
3位 | アレクサンデル・アランブル(スペイン、モビスター) | |
4位 | ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | |
5位 | ティシュ・ベノート (ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) |
個人総合成績
1位 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) | 3:50:51 |
2位 | セーアン・クラーウアナスン(デンマーク、アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:04 |
3位 | アレクサンデル・アランブル(スペイン、モビスター) | +0:06 |
4位 | ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | +0:10 |
5位 | ティシュ・ベノート (ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) |
その他の特別賞
ポイント賞 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) |
山岳賞 | マッツ・ウェンゼル(ルクセンブルク、レオパルドTOGTプロサイクリング) |
ヤングライダー賞 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) |
チーム総合成績 | スーダル・クイックステップ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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