2023/09/01(金) - 08:45
1級山岳ハバランブレを舞台にした今大会2度目の山頂フィニッシュで、42名の大規模な逃げからセップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ)が勝利。レニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ)が大会史上最年少でマイヨロホに袖を通し、エヴェネプールやGトーマスは総合タイムを失った。
8月31日(木)第6ステージ
ラ・ヴァイ・ドゥイショー〜ハバランブレ天文台 183.1km(山岳/山頂フィニッシュ)
第78回ブエルタ・ア・エスパーニャに設定された合計9つの山頂フィニッシュのうち、2つ目が第6ステージに登場。その舞台となったのは標高1,956mの頂きに向かう1級山岳オブゼルバトリオ・アストロフィジコ・デ・ハバランブレ(ハバランブレ天文台)だ。
まずは序盤に脚慣らしとなる3級山岳をクリア。その後も細かいアップダウンをこなしながら徐々に標高を上げ、残り11km地点から2019年大会にも登場した1級山岳ハバランブレ天文台(距離10.9km/平均8%)の登坂に入る。最大勾配16%は麓から3km地点に登場し、その後は平坦区間を挟みながら9〜11%の勾配がフィニッシュまで淡々と続いていく。
地中海も近い標高202mのラ・ヴァイ・ドゥイショーを出発したレースは、スタートして僅か15kmで落車が発生する。そこには山岳賞ジャージのエドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ロット・デスティニー)や2日前にも落車したウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が含まれ、2日目にマイヨロホを着用したロレンツォ・ミレージ(イタリア、DSM・フィルメニッヒ)は落車後レースに戻ったものの、手の負傷によりハンドルが握れずリタイアを選んだ。
逃げ切りが濃厚と見られたステージは27名がメイン集団から飛び出す。それをリーダーチームであるスーダル・クイックステップが容認し、遅れてヤン・トラトニク(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)らも最初の3級山岳の麓で加速する。その結果、ユンボ・ヴィスマの山岳アシストであるセップ・クス(アメリカ)や総合3位につけるレニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ)、ロマン・バルデ(フランス、DSM・フィルメニッヒ)ら有力選手を含む42名の大きな逃げ集団から形成された。
大規模な先頭集団を見送ったプロトンでは再び落車が起こり、アンドレア・バジオーリ(イタリア、スーダル・クイックステップ)とジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ)が被害に遭う。そのため両チームの重要な山岳アシストである2人がレースを去ることになった。
クスとトラトニクに加え、ユンボ・ヴィスマはディラン・ファンバーレ(オランダ)とアッティラ・ヴァルテル(ハンガリー)の計4名を逃げに送る。また総合エースを担うヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)やミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス)も加わった逃げグループは、残り50km地点で6分のリードを得た。
スーダル・クイックステップやモビスター、終盤に入りイネオス・グレナディアーズも牽引に加わったプロトンは徐々に逃げとのタイム差を縮めていく。しかし前日にレムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)が「マイヨロホを一度手放す方が理想的」と語った通り、捉えようとする意思は見せない。そんな中、残り21.5km地点に設定された中間スプリントではマルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ)が先頭通過し、-6秒のボーナスタイムを獲得した。
そして3分46秒のリードを得た逃げ集団は、いよいよ標高1,956mの1級山岳ハバランブレ天文台(距離10.9km/平均8%)に突入する。マイケル・ストーラー(オーストラリア、グルパマFDJ)のペースが先頭の人数を減らし、残り5km地点を3分26秒のリードで通過したため逃げ切りがほぼ確定。一方、引き続きスーダル・クイックステップの先導するプロトンは総合エースを含む15名に絞られた。
逃げグループでは残り4km地点の手前でエイネルアウグスト・ルビオ(コロンビア、モビスター)が最初に動く。今年のジロ・デ・イタリアでも逃げから勝利を掴んだルビオは、後続と18秒差をつけて順調に登坂。しかしそれを許すまじとバルデとクス、そしてヤングライダー賞ジャージを着るマルティネスの3名がルビオを捉えた。
その3分25秒遅れで登るメイン集団からプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が飛び出し、一気に拡がった差を縮めようと踏み込むフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ)の背後にヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)がつく。しかしこのペースアップにエヴェネプールがついていけず、第3ステージでもタイムを失ったゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)も遅れを喫した。
ヴィンゲゴーとマスがログリッチに追いついて3名となった精鋭集団には、ハンガリー王者ジャージを着るヴァルテルが逃げから下がり前を牽く。そのためエヴェネプールとの差は10秒、20秒と徐々に拡大していった。
ルビオが遅れたレース先頭ではクスがアタックし、バルデとマイヨロホ獲得に手の掛かったマルティネスが追いかける。そして15%の急勾配もハイケイデンスで軽快にクリアしたクスは、観客と共に勝利を喜びながらフィニッシュラインに到着。今年はジロとツール・ド・フランスのそれぞれで総合優勝に貢献したクスが、2019年以来2度目となるブエルタ区間優勝を掴み取った。
またクスから26秒遅れのステージ2位でフィニッシュしたのは、今大会の最年少出場者であるマルティネス。「まるで夢の中にいるみたいだ」と喜ぶ20歳と51日のマルティネスは1986年のミゲル・インドゥライン(20歳と283日)の記録を抜き、史上最年少でマイヨロホに袖を通した。
マスを引き離したログリッチとヴィンゲゴーのコンビは、猛追するアユソを退けながら2分52秒遅れの18位&19位でフィニッシュ。マイヨロホを手放したエヴェネプールは2人から32秒遅れ(トップと3分24秒差)でタイムロスを最小限に留めた一方で、トーマスは1分25秒遅れ(トップと4分17秒)と大きくタイムを失った。
ステージ優勝と総合タイムの加算という、ユンボ・ヴィスマにとって大成功のレースを終えたクスは「とてもタフなステージだった。僕らの目的は逃げに乗ってクイックステップを試すことだった。今日はレースのコントロールがとても難しくなることは分かっていたからね」とコメント。自身の勝利については「一日を通してコンディションが良く、”どこで仕掛けるか”だけを考えていた。登りではブエルタの雰囲気を楽しみ、素晴らしい勝利を手に入れた。また総合でも順位を上げることができたので嬉しいよ」と、総合でも2位にジャンプアップしたクスはそう喜んだ。
8月31日(木)第6ステージ
ラ・ヴァイ・ドゥイショー〜ハバランブレ天文台 183.1km(山岳/山頂フィニッシュ)
第78回ブエルタ・ア・エスパーニャに設定された合計9つの山頂フィニッシュのうち、2つ目が第6ステージに登場。その舞台となったのは標高1,956mの頂きに向かう1級山岳オブゼルバトリオ・アストロフィジコ・デ・ハバランブレ(ハバランブレ天文台)だ。
まずは序盤に脚慣らしとなる3級山岳をクリア。その後も細かいアップダウンをこなしながら徐々に標高を上げ、残り11km地点から2019年大会にも登場した1級山岳ハバランブレ天文台(距離10.9km/平均8%)の登坂に入る。最大勾配16%は麓から3km地点に登場し、その後は平坦区間を挟みながら9〜11%の勾配がフィニッシュまで淡々と続いていく。
地中海も近い標高202mのラ・ヴァイ・ドゥイショーを出発したレースは、スタートして僅か15kmで落車が発生する。そこには山岳賞ジャージのエドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ロット・デスティニー)や2日前にも落車したウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が含まれ、2日目にマイヨロホを着用したロレンツォ・ミレージ(イタリア、DSM・フィルメニッヒ)は落車後レースに戻ったものの、手の負傷によりハンドルが握れずリタイアを選んだ。
逃げ切りが濃厚と見られたステージは27名がメイン集団から飛び出す。それをリーダーチームであるスーダル・クイックステップが容認し、遅れてヤン・トラトニク(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)らも最初の3級山岳の麓で加速する。その結果、ユンボ・ヴィスマの山岳アシストであるセップ・クス(アメリカ)や総合3位につけるレニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ)、ロマン・バルデ(フランス、DSM・フィルメニッヒ)ら有力選手を含む42名の大きな逃げ集団から形成された。
大規模な先頭集団を見送ったプロトンでは再び落車が起こり、アンドレア・バジオーリ(イタリア、スーダル・クイックステップ)とジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ)が被害に遭う。そのため両チームの重要な山岳アシストである2人がレースを去ることになった。
クスとトラトニクに加え、ユンボ・ヴィスマはディラン・ファンバーレ(オランダ)とアッティラ・ヴァルテル(ハンガリー)の計4名を逃げに送る。また総合エースを担うヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)やミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス)も加わった逃げグループは、残り50km地点で6分のリードを得た。
スーダル・クイックステップやモビスター、終盤に入りイネオス・グレナディアーズも牽引に加わったプロトンは徐々に逃げとのタイム差を縮めていく。しかし前日にレムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)が「マイヨロホを一度手放す方が理想的」と語った通り、捉えようとする意思は見せない。そんな中、残り21.5km地点に設定された中間スプリントではマルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ)が先頭通過し、-6秒のボーナスタイムを獲得した。
そして3分46秒のリードを得た逃げ集団は、いよいよ標高1,956mの1級山岳ハバランブレ天文台(距離10.9km/平均8%)に突入する。マイケル・ストーラー(オーストラリア、グルパマFDJ)のペースが先頭の人数を減らし、残り5km地点を3分26秒のリードで通過したため逃げ切りがほぼ確定。一方、引き続きスーダル・クイックステップの先導するプロトンは総合エースを含む15名に絞られた。
逃げグループでは残り4km地点の手前でエイネルアウグスト・ルビオ(コロンビア、モビスター)が最初に動く。今年のジロ・デ・イタリアでも逃げから勝利を掴んだルビオは、後続と18秒差をつけて順調に登坂。しかしそれを許すまじとバルデとクス、そしてヤングライダー賞ジャージを着るマルティネスの3名がルビオを捉えた。
その3分25秒遅れで登るメイン集団からプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が飛び出し、一気に拡がった差を縮めようと踏み込むフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ)の背後にヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)がつく。しかしこのペースアップにエヴェネプールがついていけず、第3ステージでもタイムを失ったゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)も遅れを喫した。
ヴィンゲゴーとマスがログリッチに追いついて3名となった精鋭集団には、ハンガリー王者ジャージを着るヴァルテルが逃げから下がり前を牽く。そのためエヴェネプールとの差は10秒、20秒と徐々に拡大していった。
ルビオが遅れたレース先頭ではクスがアタックし、バルデとマイヨロホ獲得に手の掛かったマルティネスが追いかける。そして15%の急勾配もハイケイデンスで軽快にクリアしたクスは、観客と共に勝利を喜びながらフィニッシュラインに到着。今年はジロとツール・ド・フランスのそれぞれで総合優勝に貢献したクスが、2019年以来2度目となるブエルタ区間優勝を掴み取った。
またクスから26秒遅れのステージ2位でフィニッシュしたのは、今大会の最年少出場者であるマルティネス。「まるで夢の中にいるみたいだ」と喜ぶ20歳と51日のマルティネスは1986年のミゲル・インドゥライン(20歳と283日)の記録を抜き、史上最年少でマイヨロホに袖を通した。
マスを引き離したログリッチとヴィンゲゴーのコンビは、猛追するアユソを退けながら2分52秒遅れの18位&19位でフィニッシュ。マイヨロホを手放したエヴェネプールは2人から32秒遅れ(トップと3分24秒差)でタイムロスを最小限に留めた一方で、トーマスは1分25秒遅れ(トップと4分17秒)と大きくタイムを失った。
ステージ優勝と総合タイムの加算という、ユンボ・ヴィスマにとって大成功のレースを終えたクスは「とてもタフなステージだった。僕らの目的は逃げに乗ってクイックステップを試すことだった。今日はレースのコントロールがとても難しくなることは分かっていたからね」とコメント。自身の勝利については「一日を通してコンディションが良く、”どこで仕掛けるか”だけを考えていた。登りではブエルタの雰囲気を楽しみ、素晴らしい勝利を手に入れた。また総合でも順位を上げることができたので嬉しいよ」と、総合でも2位にジャンプアップしたクスはそう喜んだ。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2023第6ステージ結果
1位 | セップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ) | 4:27:29 |
2位 | レニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ) | +0:26 |
3位 | ロマン・バルデ(フランス、DSM・フィルメニッヒ) | +0:31 |
4位 | ミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:46 |
5位 | マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ) | |
6位 | ワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス) | +1:03 |
7位 | エイネルアウグスト・ルビオ(コロンビア、モビスター) | +1:05 |
8位 | クリスティアン・ロドリゲス(スペイン、アルケア・サムシック) | +1:12 |
9位 | ステフ・クラス(ベルギー、トタルエネルジー) | |
10位 | ジェフェルソン・セペダ(エクアドル、カハルラル・セグロスRGA) | +1:26 |
14位 | ヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | |
18位 | プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) | +2:52 |
19位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ) | |
20位 | フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ) | +2:59 |
21位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ) | +3:06 |
23位 | エンリク・マス(スペイン、モビスター) | +3:16 |
24位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +3:24 |
25位 | アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、ボーラ・ハンスグローエ) | +3:34 |
27位 | ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) | +4:17 |
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 | レニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ) | 21:40:35 |
2位 | セップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ) | +0:08 |
3位 | マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ) | +0:51 |
4位 | ワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス) | +1:41 |
5位 | ステフ・クラス(ベルギー、トタルエネルジー) | +1:48 |
6位 | ミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス) | +1:58 |
7位 | ジェフェルソン・セペダ(エクアドル、カハルラル・セグロスRGA) | +2:06 |
8位 | ダビ・デラクルス(スペイン、アスタナ・カザフスタン) | +2:23 |
9位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +2:47 |
10位 | エンリク・マス(スペイン、モビスター) | +2:50 |
11位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ) | +2:52 |
12位 | プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) | +2:58 |
13位 | ヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | +3:03 |
14位 | フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ) | +3:06 |
16位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ) | +3:17 |
18位 | アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、ボーラ・ハンスグローエ) | +3:36 |
23位 | ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) | +4:57 |
マイヨプントス(ポイント賞)
1位 | カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | 122pts |
2位 | アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア、AG2Rシトロエン) | 62pts |
3位 | マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ) | 52pts |
マイヨモンターニャ(山岳賞)
1位 | エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、ロット・デスティニー) | 21pts |
2位 | セップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ) | 10pts |
3位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | 10pts |
マイヨブランコ(ヤングライダー賞)
1位 | レニー・マルティネス(フランス、グルパマFDJ) | 21:40:35 |
2位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +2:47 |
3位 | フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツ) | +3:06 |
チーム総合成績
1位 | バーレーン・ヴィクトリアス | 64:31:40 |
2位 | ユンボ・ヴィスマ | +0:03 |
3位 | UAEチームエミレーツ | +1:15 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Unipublic, CorVos
photo:Unipublic, CorVos
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