ブライトン GARDIA R300L　後方からの接近車両を検知するレーダー兼リアライトがデビュー

少しずつ数が増えつつある接近車両検知レーダー兼リアライトをブライトンもリリースする。GARDIA R300Lと名付けられた新作は、190m後方からの接近車両を捉える高い性能と、対応コンピューターとの組み合わせで様々なカスタマイズができることが魅力だ。

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自動車やモトバイクといった他の車両と道路をシェアしながら楽しむサイクリング。公道を走行する以上は、アクシデントを引き起こさないように、もしくは巻き込まれるリスクを小さくするために、常に自動車などの存在に気を配って走る必要がある。一方で、進行方向以外に気を取られるとふらついたり、前方の状況確認が遅れてしまったりと安全が損なわれる危険も大きくなる。

そんなサイクリストのセーフティーデバイスとして、後方接近車両を検知するレーダーが用意されるようになった。デバイスに後方状況確認の手を借りることで、前方への注意を払いやすくなり、安全性を向上させようというものだ。

そんな後方接近車両を検知するレーダー「GARDIA R300L（ガーディア）」をブライトンもリリースすることに。最大190m後方から迫る車両の存在を察知できるGARDIAは、車両接近を検知すると連携したサイクルコンピューターの画面上に表示する。更にビープ音でサイクリストに車両が接近していることを知らせてくれる。

ライト側は自転車と接近車両の相対速度をもとに危険レベルを算出。その危険度に合わせて自動的にライトモードを変更し、後方車両にも前方にサイクリストがいることをアピールする。急接近する相手には力強く存在を主張することで、アクシデントに巻き込まれにくくなるはずだ。また、加速度センサーによるブレーキランプ機能も備わっており、自転車に何らかの変化があったことを後方に伝えられることも安全性に寄与する。

ライトは最大1.6km後方からも確認できる力強い光を照射可能。モードは常時点灯（強・弱）、日中と夜間用の点滅モード2種類、明るさが常に変化し後続サイクリストを眩惑しないグループライドモード、ライト消灯/レーダーONの計6種類が採用された。それぞれのモードごとにランタイムが異なるため、使用する状況に合わせたモードを選びやすいのは嬉しいところ。ランタイムは最大で17時間（日中点滅モード）、常時点灯でも約12時間連続で駆動する。バッテリー消耗時の省電力モードも採用された。

また、対応サイクルコンピューターと連携することでGARDIAの機能も拡張される。環境光センサーが搭載されたコンピューターを使う場合は周囲の明るさに合わせた最適な点灯パターンへと自動的に変更されるスマートなモードも用意されている。コンピューターの画面上でライトの使用可能時間が表示されるのも嬉しい。もちろん電源のオン・オフや、モードチェンジもコンピューター側から可能だ。

専用アプリでもサイクルコンピューター同様に接近を知らせる画面表示とビープ音、バイブレーションでライダーに知らせられる仕様。テールライトの設定変更やファームウェアのアップデートもアプリで行う。自転車への取り付けは丸型やエアロ形状、D型断面のパイプにも取り付け可能なマウントが付属する。

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サイズ：97×20.9×40mm
重量：66g
レーダー範囲：最大190m(平均150ｍ)
ライト視野範囲：最大1.6km
ライト視野角：220°
動作温度：-20～55°C
バッテリー稼働時間：
ハイ点灯モード (20lm) 最大8時間 / ロー点灯モード (5lm) 最大12時間
グループライドモード（12lm）最大11時間 / 夜間点滅モード（12lm）最大17時間
昼間点滅モード（73lm） 最大17時間 / 消灯モード(レーダーのみ作動) 最大24時間
防水性能：IPX7 最大水深1m、最大30分間の耐水性能
税込価格：18,480円