2023/02/24(金) - 21:31
2023年のJプロツアーが、例年より1ヶ月早い2月25日に開幕する。最新のレースカレンダーと出場チームを改めて紹介し、鹿児島で開催される開幕2戦「鹿屋・肝付ロードレース」と「志布志クリテリウム」をプレビューする。
Jプロツアーを主催するJBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)は、2月22日付で2023年シーズンのレースカレンダーを更新した。昨年12月に公開されたカレンダーから、7月の古殿ロードレース(福島県古殿町)、10月の今治(愛媛県今治市)が無くなる一方、5月と10月に東京都内でのクリテリウムが新たに追加された。全20戦の予定と出場する15チームは以下表の通り。
Jプロツアーを主催するJBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)は、2月22日付で2023年シーズンのレースカレンダーを更新した。昨年12月に公開されたカレンダーから、7月の古殿ロードレース(福島県古殿町)、10月の今治(愛媛県今治市)が無くなる一方、5月と10月に東京都内でのクリテリウムが新たに追加された。全20戦の予定と出場する15チームは以下表の通り。
Jプロツアー2023年カレンダー(2月22日更新)
大会名 | 開催地 | |
---|---|---|
2月25日 | 第1回鹿屋・肝付ロードレース | 鹿児島県鹿屋市・肝付町 |
2月26日 | 第1回志布志クリテリウム | 鹿児島県志布志市 |
3月25日・26日 | 第1回袋井・掛川ロードレース | 静岡県袋井市 |
4月15日・16日 | 第57回西日本ロードクラシック/第3回播磨中央公園ロードレース | 兵庫県加東市播磨中央公園 |
4月29日・30日 | 第57回東日本ロードクラシック | 群馬サイクルスポーツセンター |
5月7日 | クリテリウム ※調整中 | 東京都 |
6月10日・11日 | 群馬CSCロード6月大会 ※調整中 | 群馬サイクルスポーツセンター |
7月15日 | 第3回石川クリテリウム | 福島県石川郡石川町 |
7月16日 | 第21回石川ロードレース(ジュニアユースチャンピオンシップ) | 福島県石川郡石川町 |
9月17日 | 第3回南魚沼クリテリウム ※調整中 | 新潟県南魚沼市 |
9月18日 | 第8回南魚沼ロードレース(経済産業大臣旗ロード/女子チャンピオンシップ) ※調整中 | 新潟県南魚沼市 |
9月23日・24日 | 群馬CSCロード9月大会 ※調整中 | 群馬サイクルスポーツセンター |
10月21日 | 第3回かすみがうらタイムトライアル ※調整中 | 茨城県かすみがうら市 |
10月22日 | 第3回かすみがうらロードレース ※調整中 | 茨城県かすみがうら市 |
10月29日 | クリテリウム ※調整中 | 東京都 |
2023年 Jプロツアーチーム
1 | マトリックスパワータグ | 2 | 弱虫ペダルサイクリングチーム |
3 | 愛三工業レーシングチーム | 4 | シマノレーシング |
5 | チームブリヂストンサイクリング | 6 | シエルブルー鹿屋 |
7 | キナンレーシングチーム | 8 | 群馬グリフィンレーシングチーム |
9 | 稲城FIETS クラスアクト | 10 | 備後しまなみeNShare |
11 | イナーメ信濃山形 | 12 | ベルマーレ・サイクリング・ロードチーム |
13 | アヴニールサイクリング山梨 | 14 | ブライトンレーシングチーム(台湾) |
15 | 京都産業大学(新) |
鹿児島県でJプロツアー初開催 大隅半島2連戦で開幕
開幕の舞台は、鹿児島県東部の大隅半島。2月25日には第1戦の「鹿屋・肝付ロードレース」、翌26日には第2戦の「志布志クリテリウム」が開催される。鹿児島県でのJプロツアーは初開催だ。
鹿屋・肝付ロードレースは、鹿屋市にある鹿児島県立大隈広域公園をメイン会場に、鹿屋市と肝付町にまたがる1周6.5kmの公道コースで行われる。コース前半は登り多め、後半は平坦基調のレイアウト。ラスト300mを登りきってのフィニッシュとなる。Jプロツアーのレースは20周130kmを走る。
昨年のチャンピオンチームであるマトリックスパワータグは海外レース出場のため開幕2戦を欠場する。2月末というタイミングで各チームの仕上がり具合に差があることも予想されるが、1月にニュージーランドのレースでシーズンインしているキナンレーシングチームを中心にレースが展開することになるか。
翌日は志布志市に場所を移してのクリテリウム。フェリーや貨物船が発着する志布志港に面するしおかぜ公園をメイン会場に、港湾道路に設定された1周2.9kmのコースで行われる。アップダウンは全く無く、折り返し2箇所を含むL字形のレイアウトで、Jプロツアーは17周49.3kmを走る。
トラックのネイションズカップにメンバーを送り出しているチームブリヂストンサイクリングは4名でのエントリーとなるため、愛三工業レーシングチームがレースを主導することになるか。今年10月の鹿児島国体メンバーを擁するシエルブルー鹿屋は、ホストチームの意地を見せたいところだ。
鹿屋・肝付ロードレースのJプロツアーは2月25日の12時40分スタート、志布志クリテリウムは2月26日の13時45分スタートの予定。YouTubeの「ガチンコサイクルTV」が、Jプロツアーを含む全レースをライブ中継する。
text:Satoru Kato
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