2023/02/05(日) - 16:15
シクロクロス世界選手権男子U23レースでティボー・ネイス(ベルギー)が圧勝し、ジュニアに続く2枚目のアルカンシエルを獲得。柚木伸元(朝明高校)は39位、副島達海(大阪産業大学)は40位でフルラップ完走を果たした。
次世代を担う男子選手ナンバーワンを決める、シクロクロス世界選手権男子U23レース。日本ナショナルチームの副島達海(大阪産業大学)と柚木伸元(朝明高校)を含む、18カ国51名の若き選手たちがグリーンシグナルと共に1周3.2kmのホーヘルハイデ特設コースへと駆け出した。
シクロクロスの二大強国であるオランダvsベルギーの様相を呈するU23カテゴリー。この世界選手権でも序盤から両国が主導権争いを繰り広げ、オランダのチームリレー(初日開催)金メダルに貢献したティボー・デルグロッソをティボー・ネイス(ベルギー)が退けリードを奪う。偉大なる父を持つネイスが、2位グループを引き離すまでそう時間は要さなかった。
「スタートは完璧だった。オランダのライバル勢がノーマルトレッドのタイヤを選択していたけれど、僕は絶対にマッドタイヤがいいと思っていた」と、ネイスはタイヤ選択の成功を振り返る。「テクニカルセクションに1番に入る必要があって、そこですぐに4〜5秒を稼ぐことができたんだ。一方高速セクションでは走りが重たかったけれど、今日の僕にはそれを覆す力があった」とも。2周目に独走に持ち込んで以降、最後までそのリードは揺るがなかった。
ライバル国オランダ開催の世界選手権で会心の勝利。2位グループに甘んじざるを得なかったデルグロッソはスプリントで2位を確保したものの、以降3位から8位までをベルギーが独占。ワンマンショーを披露したネイスが表彰式でベルギー国歌を轟かせた。
3年前のジュニアタイトルに続く、U23で1度目、そして人生2度目のアルカンシエルをネイスが獲得。勝利した息子を迎えた父スヴェンは26年前にU23選手権を制しており、親子で同階級制覇を成し遂げたこととなる。
また、副島、そしてスタートで失敗するも巻き返しに成功した柚木は徐々にポジションを上げ、柚木が39位(5分13秒遅れ)、副島が40位(5分24秒遅れ)で連続フィニッシュを果たしている。
次世代を担う男子選手ナンバーワンを決める、シクロクロス世界選手権男子U23レース。日本ナショナルチームの副島達海(大阪産業大学)と柚木伸元(朝明高校)を含む、18カ国51名の若き選手たちがグリーンシグナルと共に1周3.2kmのホーヘルハイデ特設コースへと駆け出した。
シクロクロスの二大強国であるオランダvsベルギーの様相を呈するU23カテゴリー。この世界選手権でも序盤から両国が主導権争いを繰り広げ、オランダのチームリレー(初日開催)金メダルに貢献したティボー・デルグロッソをティボー・ネイス(ベルギー)が退けリードを奪う。偉大なる父を持つネイスが、2位グループを引き離すまでそう時間は要さなかった。
「スタートは完璧だった。オランダのライバル勢がノーマルトレッドのタイヤを選択していたけれど、僕は絶対にマッドタイヤがいいと思っていた」と、ネイスはタイヤ選択の成功を振り返る。「テクニカルセクションに1番に入る必要があって、そこですぐに4〜5秒を稼ぐことができたんだ。一方高速セクションでは走りが重たかったけれど、今日の僕にはそれを覆す力があった」とも。2周目に独走に持ち込んで以降、最後までそのリードは揺るがなかった。
ライバル国オランダ開催の世界選手権で会心の勝利。2位グループに甘んじざるを得なかったデルグロッソはスプリントで2位を確保したものの、以降3位から8位までをベルギーが独占。ワンマンショーを披露したネイスが表彰式でベルギー国歌を轟かせた。
3年前のジュニアタイトルに続く、U23で1度目、そして人生2度目のアルカンシエルをネイスが獲得。勝利した息子を迎えた父スヴェンは26年前にU23選手権を制しており、親子で同階級制覇を成し遂げたこととなる。
また、副島、そしてスタートで失敗するも巻き返しに成功した柚木は徐々にポジションを上げ、柚木が39位(5分13秒遅れ)、副島が40位(5分24秒遅れ)で連続フィニッシュを果たしている。
シクロクロス世界選手権2023 男子U23結果
1位 | ティボー・ネイス(ベルギー) | 50:42 |
2位 | ティボー・デルグロッソ(オランダ) | +0:04 |
3位 | ワイツ・メーウセン(ベルギー) | |
4位 | ヨラン・ウィズーレ(ベルギー) | +0:05 |
5位 | イェンテ・マイケルズ(ベルギー) | +0:59 |
6位 | エミエル・フェルストリング(ベルギー) | +1:05 |
7位 | レナール・ベルマンス(ベルギー) | +1:06 |
8位 | ヴィクトール・ファンデプッテ(ベルギー) | |
9位 | ルーカス・ヤンセン(オランダ) | |
10位 | ジョセフ・ブラックモア(イギリス) | +1:08 |
39位 | 柚木伸元(朝明高校) | +5:13 |
40位 | 副島達海(大阪産業大学) | +5:24 |
Text:So.Isobe
Photo:Nobuhiko.Tanabe
Photo:Nobuhiko.Tanabe
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