2023/01/28(土) - 09:30
マヨルカ島北部の山岳地帯を走るトロフェオ・アンドラッチでコーブ・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)がプロ初勝利。26歳のクライマーが初日のルイ・コスタ(ポルトガル)に続くチーム2勝目を掴んだ。
チャレンジマヨルカ3日目のトロフェオ・アンドラッチ〜ミラドル・デス・コロメルは、その名の通りマヨルカ島北部のアンドラッチからポランセ近くのミラドル・デス・コロメルまで駆け抜ける160.9km。コース終盤に1級山岳プイグマヨール(距離14.4km/平均6.1%)が登場し、最後はミラドル・デス・コロメル(距離3.1km/平均6.2%)の頂上にフィニッシュするため総獲得標高差は3,200mを超える。
ドライで始まり、途中から冷たい雨が降り出した山岳レースはやがて8名の逃げグループが形成され、それをスーダル・クイックステップが追う展開に。1級山岳プイグマヨールを越える頃に先頭は、昨年のツール・ド・ラヴニール覇者キアン・アイデブルックス(ベルギー、ボーラ・ハンスグローエ)とコーブ・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)という2名に絞られた。
UAEチームエミレーツも牽引に加わったプロトンに対し1分半の差で突き進むベルギー人コンビだったが、濡れた路面の下りで飛ばすホーセンスのスピードにアイデブルックスが脱落する。残り15kmを過ぎても一向に縮まらないタイム差に、焦りだしたプロトンからスーダル2名とレナード・ケムナ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が飛び出した。
「初日を制したルイ・コスタの”君は強い。自分を信じろ”という言葉が力になった」と語るホーセンスは、プロ初勝利に向けて後ろとのタイム差を2分まで拡大。一方で第1追走集団にはヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が合流したものの、時既に遅し。フィニッシュの待つミラドル・デス・コロメル(距離3.1km/平均6.2%)も一定のリズムで踏み続けたホーセンスが、初日のルイ・コスタ(ポルトガル)に続くチーム2勝目をもたらした。
「雨の中でも自信を持って下ることができたのは機材のおかげ。それにより彼(アイデブルックス)を引き離し、フィニッシュまで全力で踏み込んだ。勝利が今年最大の目標だった。まさかそれをレース2日目で達成できるとは!子どもの頃からの夢が叶った。この瞬間のために日々努力してきたんだ」と、ホーセンスはプロ初勝利をそう喜んだ。
ホーセンスはヤスペル・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)と同じベルギー・ルーヴェン出身の26歳。ロット・スーダルの下部チームから2020年にプロデビューし、クライマーとしてアンテルマルシェに移籍した昨年はツール・ド・フランスへの出場を叶えた。ここまで3大グランツール全てに出場しているものの、プロでの勝利は掴めないでいた。
翌日はチャレンジマヨルカ4日目のトロフェオ・セッラ・デ・トラムンターナ。2級山岳フェメニース含むコースを2周する122.5kmの丘陵レースだ。
チャレンジマヨルカ3日目のトロフェオ・アンドラッチ〜ミラドル・デス・コロメルは、その名の通りマヨルカ島北部のアンドラッチからポランセ近くのミラドル・デス・コロメルまで駆け抜ける160.9km。コース終盤に1級山岳プイグマヨール(距離14.4km/平均6.1%)が登場し、最後はミラドル・デス・コロメル(距離3.1km/平均6.2%)の頂上にフィニッシュするため総獲得標高差は3,200mを超える。
ドライで始まり、途中から冷たい雨が降り出した山岳レースはやがて8名の逃げグループが形成され、それをスーダル・クイックステップが追う展開に。1級山岳プイグマヨールを越える頃に先頭は、昨年のツール・ド・ラヴニール覇者キアン・アイデブルックス(ベルギー、ボーラ・ハンスグローエ)とコーブ・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)という2名に絞られた。
UAEチームエミレーツも牽引に加わったプロトンに対し1分半の差で突き進むベルギー人コンビだったが、濡れた路面の下りで飛ばすホーセンスのスピードにアイデブルックスが脱落する。残り15kmを過ぎても一向に縮まらないタイム差に、焦りだしたプロトンからスーダル2名とレナード・ケムナ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が飛び出した。
「初日を制したルイ・コスタの”君は強い。自分を信じろ”という言葉が力になった」と語るホーセンスは、プロ初勝利に向けて後ろとのタイム差を2分まで拡大。一方で第1追走集団にはヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が合流したものの、時既に遅し。フィニッシュの待つミラドル・デス・コロメル(距離3.1km/平均6.2%)も一定のリズムで踏み続けたホーセンスが、初日のルイ・コスタ(ポルトガル)に続くチーム2勝目をもたらした。
「雨の中でも自信を持って下ることができたのは機材のおかげ。それにより彼(アイデブルックス)を引き離し、フィニッシュまで全力で踏み込んだ。勝利が今年最大の目標だった。まさかそれをレース2日目で達成できるとは!子どもの頃からの夢が叶った。この瞬間のために日々努力してきたんだ」と、ホーセンスはプロ初勝利をそう喜んだ。
ホーセンスはヤスペル・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)と同じベルギー・ルーヴェン出身の26歳。ロット・スーダルの下部チームから2020年にプロデビューし、クライマーとしてアンテルマルシェに移籍した昨年はツール・ド・フランスへの出場を叶えた。ここまで3大グランツール全てに出場しているものの、プロでの勝利は掴めないでいた。
翌日はチャレンジマヨルカ4日目のトロフェオ・セッラ・デ・トラムンターナ。2級山岳フェメニース含むコースを2周する122.5kmの丘陵レースだ。
トロフェオ・アンドラッチ〜ミラドル・デス・コロメル2023結果
1位 | コーブ・ホーセンス(ベルギー、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) | 4:07:00 |
2位 | ペラヨ・サンチェス(スペイン、ブルゴスBH) | +0:39 |
3位 | レナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー、ロット・デスティニー) | +0:40 |
4位 | アレッシオ・マルティネッリ(イタリア、グリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネ) | |
5位 | ロジャー・アドリア(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | |
6位 | フェルナンド・バルセロ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) | +0:44 |
7位 | パトリック・コンラッド(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
8位 | ルイ・バレ(フランス、アルケア・サムシック) | +0:48 |
9位 | セラーノ・ゴンサロ(スペイン、モビスター) | +0:50 |
10位 | エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) | +0:53 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp
Choice GOLDEN WHEY (ゴールデンホエイ) ホエイプロテイン【鮮度を保つ真空パック】 [ 乳酸菌ブレンド/人工甘味料不使用 ] GMOフリー タンパク質摂取 グラスフェッド (プロテイン/国内製造) 天然甘
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥5,980 (¥5,980 / 個)
Choice GOLDEN ISOLATE ゴールデンアイソレート ホエイプロテイン 抹茶 1kg【鮮度を保つ真空パックにリニューアル】 [ 乳酸菌ブレンド/人工甘味料不使用 ] GMOフリー 天然甘味料 ステビア タンパク�
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥6,980 (¥6,980 / 個)
チョイス SILVER WHEY (シルバーホエイ) ホエイプロテイン 抹茶 (1.05kg) GMOフリー/人工甘味料不使用/粉末 ドリンク グラスフェッド プロテイン
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )
¥4,980 (¥4,980 / 個)