チームDSMがスコットとのバイクスポンサー契約を2年更新

オランダ籍のワールドチームであるチームDSMがバイクブランドのスコットとスポンサー契約を延長したことを発表した。契約期間は2024年までの2年間で、同時にサドルサプライヤーとしてシンクロスとの契約も明らかにしている。

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フルモデルチェンジを果たしたスコット Foil RC photo:Team DSM
2023年シーズンのチームプレゼンテーションを翌日に控えたチームDSMは1月9日、スイスのバイクメーカーであるスコットと2年間の契約延長を行ったと発表した。チームDSMは2021年からスコットとスポンサー契約を結んでおり、これで合計4年のスポンサーシップが決定した。

スコットスポーツの副社長であるパスカル・デュクロー氏は「チームDSMは引き続きワールドチームとして、またスコットのパートナーとして素晴らしい結果を残している。常に挑戦する、というチームの哲学は我々のイノベーション、テクノロジー、そしてデザインへの情熱にマッチしている」とコメント。

一方、チームDSMのイヴァン・スペークンブリンクCEOは「フルモデルチェンジを果たしたFoil RCによって、スコットは更にその評価を向上させた。我々はスコット及び、自転車界をリードするエンジニアチームと共に今後も協力できることに喜びを感じている」と語っている。

2023年からスコット傘下のシンクロスがサドルを提供 photo:Team DSMシンクロスのステム一体型ハンドルバー photo:Team DSM

更に、チームにコックピットやシートポストを提供していたスコット傘下のシンクロスが、サドルも提供することも発表された。シンクロスのサドルはクリストファー・フルーム（イギリス）のサドルで有名になったドイツのフィッター集団「ゲビオマイズド」と協力、開発しており、チームの機材担当長であるナレル・ヌーマン氏は「シンクロスは既に空力性能の良いコックピットと高品質なシートポストで我々に感動させてくれた。だからサドルに関しても楽しみ」と期待感を表している。

text:Sotaro.Arakawa