2010/07/18(日) - 20:49
2010年7月17日のツール・ド・マルティニック(UCI2.2)第8ステージ、前日総合首位に立ったチームブリヂストン・アンカーの清水都貴は、ウィリー・ロゾー(マルティニック)にタイム差を縮められるも、総合首位を守った。
第8ステージは性質の違う2つのレースが設定され、午前はSaint EspritからRiviere Piloteまでの99kmロードレース、午後は15kmの個人タイムトライアルで争われた。
以下はチームブリヂストン・アンカーのレースレポート。
午前のハーフステージ99kmは、マイヨジョーヌを着用しての初めてのステージ。すでに4名と人数的にも厳しいチーム状況を考慮し、総合に関係の無い逃げをなるべく逃がし、集団を安定化させる作戦を取りマイヨジョーヌキープを狙う。
総合に全く影響の無い約10名を逃がし、総合を狙うメンバーを全て抑えてレース終盤へ。中盤から総攻撃にあうも、チームの献身的なアシストを受けて、最後の峠Vallatteまで持ち込む。
しかし、そこからマルティニックのエース、ロゾーの強力なアタックにより、総合上位のベネズエラのチャコン、ロゾー、清水、総合2位のミショーの4人に。山頂手前1kmで再びロゾーがアタックすると、ここまで山岳で絶対の強さを見せていたチャコンがついに脱落し、清水のみがロゾーについてゆく展開。
しかし、驚異的なロゾーのダウンヒルに、リスクを感じた清水は遅れをとり、ゴールでは21秒のタイムを奪われた。
午後の15km個人タイムトライアルでは、スペシャリストのロゾーにどれだけ最小限のタイム差で乗り切れるかが最大の課題。清水の2人前でスタートしたロゾーはそれまでの暫定1位のタイムを1分以上上回る好タイムでゴール。清水は逆転が懸念されたものの約30秒遅れでゴールし、TTでも2位のタイムをマーク。
最終日前日、何とか58秒のタイム差を死守して、いよいよ明日最終ステージを迎える。最終ステージは最も厳しい山岳を含む135km。チーム一丸となって最後の決戦に挑む。
第8ステージ 午前:ロードレース結果
1位 マーシャル・ジェネ(グアドループ)
2位 オリビエ・ラゴ(デジセル・マルティニック)
3位 クリストフ・ベター(マディニナバイカーズ)
4位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) +03"
5位 パルミスト フィリップ(グアドループ) +19"
7位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) +21"
第8ステージ 午後:個人タイムトライアル結果
1位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)
2位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) +0'36"96
3位 トマス・テレタズ(ジャンダルマリ) +0'38"62
10位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー) +1'37"00
個人総合(第8ステージ終了後)
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
2位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) +58"
3位 ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス) +1'52"
4位 オリヴィエ・ラゴ(デジセル・マルティニック) +5'38"
5位 フランクリン・チャコン(SCセスマ) +7'38"
6位 ダニエル・コレファール(オランダ) +8'47"
7位 フィリップ・パルミアート(グアドループ) +9'03"
8位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー) +9'26"
ポイント総合
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) 118ポイント
2位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) 94ポイント
3位 フランクリン・チャコン(SCセスマ) 83ポイント
チーム総合
1位 ブリヂストン アンカー 71h33'51"
2位 マルティニック +11'02"
3位 オランダ +31'17
text&photo:Team Bridgestone ANCHOR
第8ステージは性質の違う2つのレースが設定され、午前はSaint EspritからRiviere Piloteまでの99kmロードレース、午後は15kmの個人タイムトライアルで争われた。
以下はチームブリヂストン・アンカーのレースレポート。
午前のハーフステージ99kmは、マイヨジョーヌを着用しての初めてのステージ。すでに4名と人数的にも厳しいチーム状況を考慮し、総合に関係の無い逃げをなるべく逃がし、集団を安定化させる作戦を取りマイヨジョーヌキープを狙う。
総合に全く影響の無い約10名を逃がし、総合を狙うメンバーを全て抑えてレース終盤へ。中盤から総攻撃にあうも、チームの献身的なアシストを受けて、最後の峠Vallatteまで持ち込む。
しかし、そこからマルティニックのエース、ロゾーの強力なアタックにより、総合上位のベネズエラのチャコン、ロゾー、清水、総合2位のミショーの4人に。山頂手前1kmで再びロゾーがアタックすると、ここまで山岳で絶対の強さを見せていたチャコンがついに脱落し、清水のみがロゾーについてゆく展開。
しかし、驚異的なロゾーのダウンヒルに、リスクを感じた清水は遅れをとり、ゴールでは21秒のタイムを奪われた。
午後の15km個人タイムトライアルでは、スペシャリストのロゾーにどれだけ最小限のタイム差で乗り切れるかが最大の課題。清水の2人前でスタートしたロゾーはそれまでの暫定1位のタイムを1分以上上回る好タイムでゴール。清水は逆転が懸念されたものの約30秒遅れでゴールし、TTでも2位のタイムをマーク。
最終日前日、何とか58秒のタイム差を死守して、いよいよ明日最終ステージを迎える。最終ステージは最も厳しい山岳を含む135km。チーム一丸となって最後の決戦に挑む。
第8ステージ 午前:ロードレース結果
1位 マーシャル・ジェネ(グアドループ)
2位 オリビエ・ラゴ(デジセル・マルティニック)
3位 クリストフ・ベター(マディニナバイカーズ)
4位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) +03"
5位 パルミスト フィリップ(グアドループ) +19"
7位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) +21"
第8ステージ 午後:個人タイムトライアル結果
1位 ウィリー・ロゾー(マルティニック)
2位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) +0'36"96
3位 トマス・テレタズ(ジャンダルマリ) +0'38"62
10位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー) +1'37"00
個人総合(第8ステージ終了後)
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
2位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) +58"
3位 ヨアン・ミショー(ブールガン・ブレス) +1'52"
4位 オリヴィエ・ラゴ(デジセル・マルティニック) +5'38"
5位 フランクリン・チャコン(SCセスマ) +7'38"
6位 ダニエル・コレファール(オランダ) +8'47"
7位 フィリップ・パルミアート(グアドループ) +9'03"
8位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー) +9'26"
ポイント総合
1位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) 118ポイント
2位 ウィリー・ロゾー(マルティニック) 94ポイント
3位 フランクリン・チャコン(SCセスマ) 83ポイント
チーム総合
1位 ブリヂストン アンカー 71h33'51"
2位 マルティニック +11'02"
3位 オランダ +31'17
text&photo:Team Bridgestone ANCHOR
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