2022/10/30(日) - 10:18
山口県長門市を舞台に行われた三菱地所JCLロードレースツアー第11戦の山口ながとクリテリウム。中島康晴の現役ラストレースとなった本大会は、沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)が小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)を下し勝利した。
JCLポイントが付与されるツール・ド・おきなわを除けば、JCLロードレースツアーも残すところあと2戦。その第11戦となる山口ながとクリテリウムが10月29日(土)で開催され、白熱のスプリントバトルが繰り広げられた。
前年から変更されたコースは、長門市白潟地区の設定された1周1.5kmコースを35周する52.5kmだ。ポイントとなるのはスタート直後から500m強続く海岸線沿いの直線と、フィニッシュライン手前400m始まる短くも急勾配の登り。1周半のバレード走行の後、山口県選抜チームを含む10チーム/51名がスタートを切った。
レース序盤から逃げを目指しバトムンク・マラルエルデン(モンゴル、レバンテフジ静岡)らが積極的に動いたものの、これが現役最終レースとなった中島康晴を擁するキナンレーシングチームがタイトにコントロール。そのため前半戦では逃げが決まらず、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が22周目で見せたアタックによってようやくレースが動き出した。
阿部の仕掛けによりメイン集団の人数は減り、スプリンターのいないチーム右京相模原による引き戻しからベンジャミン・ダイボール(オーストラリア)が抜け出し逃げが成立する。これを積極的な走りが持ち味の西尾勇人(那須ブラーゼン)が追走したものの、ジャパンカップ3位の実力を誇るダイボールには追いつかなかった。
独走勝利の可能性が高まるなか、キナンによる懸命な追走が実り約10周回をかけてダイボールをキャッチする。最終周回で再びひと塊となった集団から小石祐馬がカウンターアタックを仕掛け、追従した阿部との差をアシストを使い切った中島が自ら差を詰める。するとフィニッシュ手前300mの頂上手前から加速した小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が先頭に躍り出た。
下りをクリアした小野寺はそのままロングスパートをかけるが、その背後に沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)のアシストである孫崎大樹がつく。そこから発射した沢田と小野寺が共にハンドルを投げ、写真判定の結果、沢田の勝利が告げられた。
10月1日のおおいたいこいの道クリテリウム以来となる勝利を挙げた沢田は「序盤は激しい展開となり、逃げが決まるまでは苦しかったです。コントロールに入ってから完全に(自分の)チームの展開だなと思っていました。最後はアシストの(孫崎)大樹さんと1度はぐれてしまったのですが、再び合流することができ、しっかりと良いスプリントができました」とレースを振り返った。
また現役ラストレースを6位で終えた中島は「勝ちたい思い一心で走りましたがライバルが強かった。同じくチームメイトも最強でした。この強いチームで最後のレースまでエースを任せてもらえたこと、応援してもらえたこと本当に幸せでした」とSNSに思いを綴っている。
翌日はJCL主催レースとしては最終戦となる第12戦秋吉台カルストロードレース。山口県美祢市の風光明媚な秋吉台を舞台としたアップダウンを含む1周29.5kmのコースで行われる。
JCLポイントが付与されるツール・ド・おきなわを除けば、JCLロードレースツアーも残すところあと2戦。その第11戦となる山口ながとクリテリウムが10月29日(土)で開催され、白熱のスプリントバトルが繰り広げられた。
前年から変更されたコースは、長門市白潟地区の設定された1周1.5kmコースを35周する52.5kmだ。ポイントとなるのはスタート直後から500m強続く海岸線沿いの直線と、フィニッシュライン手前400m始まる短くも急勾配の登り。1周半のバレード走行の後、山口県選抜チームを含む10チーム/51名がスタートを切った。
レース序盤から逃げを目指しバトムンク・マラルエルデン(モンゴル、レバンテフジ静岡)らが積極的に動いたものの、これが現役最終レースとなった中島康晴を擁するキナンレーシングチームがタイトにコントロール。そのため前半戦では逃げが決まらず、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が22周目で見せたアタックによってようやくレースが動き出した。
阿部の仕掛けによりメイン集団の人数は減り、スプリンターのいないチーム右京相模原による引き戻しからベンジャミン・ダイボール(オーストラリア)が抜け出し逃げが成立する。これを積極的な走りが持ち味の西尾勇人(那須ブラーゼン)が追走したものの、ジャパンカップ3位の実力を誇るダイボールには追いつかなかった。
独走勝利の可能性が高まるなか、キナンによる懸命な追走が実り約10周回をかけてダイボールをキャッチする。最終周回で再びひと塊となった集団から小石祐馬がカウンターアタックを仕掛け、追従した阿部との差をアシストを使い切った中島が自ら差を詰める。するとフィニッシュ手前300mの頂上手前から加速した小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が先頭に躍り出た。
下りをクリアした小野寺はそのままロングスパートをかけるが、その背後に沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)のアシストである孫崎大樹がつく。そこから発射した沢田と小野寺が共にハンドルを投げ、写真判定の結果、沢田の勝利が告げられた。
10月1日のおおいたいこいの道クリテリウム以来となる勝利を挙げた沢田は「序盤は激しい展開となり、逃げが決まるまでは苦しかったです。コントロールに入ってから完全に(自分の)チームの展開だなと思っていました。最後はアシストの(孫崎)大樹さんと1度はぐれてしまったのですが、再び合流することができ、しっかりと良いスプリントができました」とレースを振り返った。
また現役ラストレースを6位で終えた中島は「勝ちたい思い一心で走りましたがライバルが強かった。同じくチームメイトも最強でした。この強いチームで最後のレースまでエースを任せてもらえたこと、応援してもらえたこと本当に幸せでした」とSNSに思いを綴っている。
翌日はJCL主催レースとしては最終戦となる第12戦秋吉台カルストロードレース。山口県美祢市の風光明媚な秋吉台を舞台としたアップダウンを含む1周29.5kmのコースで行われる。
10月29日:JCL第11戦山口ながとクリテリウム結果
1位 | 沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム) | 1:10:21 |
2位 | 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) | 0:01 |
3位 | 孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム) | |
4位 | ベンジャミ・プラデス(スペイン、チーム右京相模原) | 0:02 |
5位 | 阿曽圭佑(ヴィクトワール広島) | |
6位 | 中島康晴(キナンレーシングチーム) |
スプリント賞
11周目 | バトムンク・マラルエルデン(モンゴル、レバンテフジ静岡) |
18周目 | 孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム) |
25周目 | ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京相模原) |
text:Sotaro.Arakawa
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