2022/10/18(火) - 09:09
豪雨による土砂崩れで、急遽第8ステージのコースで行われたツール・ド・ランカウイ7日目。追走集団から飛び出し先頭グループに合流したシュールト・バックス(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)が、小集団スプリントを制しプロ2勝目を挙げた。
8日間の日程で開催中のツール・ド・ランカウイも第7ステージを迎えた。この日は1級山岳ラヤ山を登り詰めるクイーンステージになる予定だったが、前日から降り続いた大雨の影響でラヤ山のコース4ヶ所で土砂崩れが発生。レース主催者は急遽、翌第8ステージのコースを利用して行う決断を下した。
そのコースはマレーシア・ランカウイ島を一周する107.1km。ほぼ平坦基調のレイアウトは、終盤に3級山岳(距離1km/平均6.3%)を含む8.5kmのコースを2周する。前日から一転、晴天のなか行われたレースは、29歳でプロデビューを果たしたアドリア・モレノ(スペイン、ブルゴスBH)とウィリー・スミット(南アフリカ、チャイナグローリー・コンチネンタルチーム)ら3名が逃げ集団を形成した。
リーダーチームのモビスターがメイン集団のコントロールする形で進行する中、残り30km地点でジャンニ・モスコン(イタリア、アスタナカザフスタン)やヨン・イサギレ(スペイン、コフィディス)、マックス・カンター(ドイツ、モビスター)など強力な17名が集団を作り、2分43秒先にいる逃げ集団を追走。モレノとスミットの2人になった逃げ集団に、唯一シュールト・バックス(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)が合流を果たした。
先頭3名は追走集団に10秒、総合首位のイバン・ソーサ(コロンビア、モビスター)を含むメイン集団に1分10秒差で残り1kmを通過して逃げ切りを確定。三つ巴のスプリントを、来季UAEチームエミレーツへの移籍昇格が決まっているバックスが制した。
「大会の最初こそ暑さに苦しめられたものの、今日は良い日になると分かっていた。良いタイミングで飛び出すことができたおかげで逃げ集団に合流することができたんだ。本当に嬉しいよ」と、今年9月のコッパ・アゴストーニ(UCI.1)に続くプロ2勝目を挙げたバックスは喜んでいる。
リーダージャージはソーサがキープし、追走集団(トップから10秒差)でフィニッシュしたトースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム)が総合3位にジャンプアップしている。最終日の翌第8ステージはレース終盤の周回コースを1周増やした(計3周)総距離115kmで行われる予定だ。
8日間の日程で開催中のツール・ド・ランカウイも第7ステージを迎えた。この日は1級山岳ラヤ山を登り詰めるクイーンステージになる予定だったが、前日から降り続いた大雨の影響でラヤ山のコース4ヶ所で土砂崩れが発生。レース主催者は急遽、翌第8ステージのコースを利用して行う決断を下した。
そのコースはマレーシア・ランカウイ島を一周する107.1km。ほぼ平坦基調のレイアウトは、終盤に3級山岳(距離1km/平均6.3%)を含む8.5kmのコースを2周する。前日から一転、晴天のなか行われたレースは、29歳でプロデビューを果たしたアドリア・モレノ(スペイン、ブルゴスBH)とウィリー・スミット(南アフリカ、チャイナグローリー・コンチネンタルチーム)ら3名が逃げ集団を形成した。
リーダーチームのモビスターがメイン集団のコントロールする形で進行する中、残り30km地点でジャンニ・モスコン(イタリア、アスタナカザフスタン)やヨン・イサギレ(スペイン、コフィディス)、マックス・カンター(ドイツ、モビスター)など強力な17名が集団を作り、2分43秒先にいる逃げ集団を追走。モレノとスミットの2人になった逃げ集団に、唯一シュールト・バックス(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)が合流を果たした。
先頭3名は追走集団に10秒、総合首位のイバン・ソーサ(コロンビア、モビスター)を含むメイン集団に1分10秒差で残り1kmを通過して逃げ切りを確定。三つ巴のスプリントを、来季UAEチームエミレーツへの移籍昇格が決まっているバックスが制した。
「大会の最初こそ暑さに苦しめられたものの、今日は良い日になると分かっていた。良いタイミングで飛び出すことができたおかげで逃げ集団に合流することができたんだ。本当に嬉しいよ」と、今年9月のコッパ・アゴストーニ(UCI.1)に続くプロ2勝目を挙げたバックスは喜んでいる。
リーダージャージはソーサがキープし、追走集団(トップから10秒差)でフィニッシュしたトースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム)が総合3位にジャンプアップしている。最終日の翌第8ステージはレース終盤の周回コースを1周増やした(計3周)総距離115kmで行われる予定だ。
ツール・ド・ランカウイ2022第7ステージ結果
1位 | シュールト・バックス(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)が | 2:20:52 |
2位 | ウィリー・スミット(南アフリカ、チャイナグローリー・コンチネンタルチーム) | |
3位 | アドリア・モレノ(スペイン、ブルゴスBH) | |
4位 | ダヴィド・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク) | 0:10 |
5位 | ジャンニ・モスコン(イタリア、アスタナカザフスタン) |
個人総合成績
1位 | イバン・ソーサ(コロンビア、モビスター) | 23:28:05 |
2位 | ヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0:23 |
3位 | トースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム) | +1:47 |
4位 | ジョージ・ベネット(ニュージーランド、UAEチームエミレーツ) | +1:50 |
5位 | エイネルアウグスト・ルビオ(コロンビア、モビスター) | +2:02 |
その他の特別賞
山岳賞 | ムハマド・ザリフ(マレーシア、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム) |
ポイント賞 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム) |
チーム総合成績 | モビスター |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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