2022/10/04(火) - 09:37
イル・ロンバルディア前哨戦の1つであるコッパ・ベルノッキがイタリア・ロンバルディア州にて開催。集団スプリントをダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、クイックステップ・アルファヴィニル)が制し、チームに2年連続優勝をもたらした。
UCIワールドツアー最終戦かつモニュメントのイル・ロンバルディア(10月9日)に向け、欧州ではその前哨戦が続々と開催されている。同じイタリア・ロンバルディア州では第103回目を迎えた歴史深いコッパ・ベルノッキ(UCI1.Pro)が行われた。
190.7kmコースの内訳は、レニャーノをスタートし、その北にあるピッコロ・ステルヴィオ(距離1.5km/平均6.5%)を含む周回コースを7周。その後レニャーノのフィニッシュまで戻る道のりは平坦路。フィニッシュ予想は集団スプリントだ。
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)やマッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)など豪華スプリンター勢が集結。イル・ロンバルディアに向かうジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル)や、暫くレースを離れていた中根英登(EFエデュケーション・イージーポスト)も復帰5戦目として出場した。
アクチュアルスタート直後からアラン・ジュソーム(フランス、トタルエネルジー)らUCIプロチーム勢が積極的に動き、4名の逃げグループを形成した。一方のプロトンではクイックステップ・アルファヴィニルやバイクエクスチェンジ・ジェイコが中心にコントロールを担い、その差は最大7分まで拡大した。
しかし周回コースに突入し、残り距離が減っていくに従いタイム差も縮小。アラフィリップやマルク・ヒルシ(スイス、UAEチームエミレーツ)による断続的なアタックがプロトンのペースを上げ、逃げを飲み込んだ7名がレース先頭へ。遅れてプロトンが合流を果たし、勝負は大方の予想通り集団スプリントに持ち込まれた。
アタックで脚を使ったアラフィリップが集団先頭で牽引した後、残り1kmを切りUAEチームエミレーツが一気にペースアップを行う。幅の広い最終ストレートで残り200mからトレンティンがスプリントを開始したものの伸び悩み、代わって先頭に出たダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、クイックステップ・アルファヴィニル)が、追い上げるコービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック)を退け勝利した。
「世界選手権ではコンディションが整わなかったこともあり、この勝利が必要だった。とても嬉しいよ。今日は周回を重ねるごとにスピードが上がっていく苦しいレースだった。登りでは遅れそうになったが、チームメイトが助けてくれた。母国で勝つことができて本当に嬉しいよ」とバッレリーニは語っている。
これによりクイックステップは昨年勝利したレムコ・エヴェネプール(ベルギー)に続く2連覇を達成。また中根はDNFだったものの、23歳の若手スプリンターであるジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)のトップ10入りに貢献している。
UCIワールドツアー最終戦かつモニュメントのイル・ロンバルディア(10月9日)に向け、欧州ではその前哨戦が続々と開催されている。同じイタリア・ロンバルディア州では第103回目を迎えた歴史深いコッパ・ベルノッキ(UCI1.Pro)が行われた。
190.7kmコースの内訳は、レニャーノをスタートし、その北にあるピッコロ・ステルヴィオ(距離1.5km/平均6.5%)を含む周回コースを7周。その後レニャーノのフィニッシュまで戻る道のりは平坦路。フィニッシュ予想は集団スプリントだ。
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)やマッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)など豪華スプリンター勢が集結。イル・ロンバルディアに向かうジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップ・アルファヴィニル)や、暫くレースを離れていた中根英登(EFエデュケーション・イージーポスト)も復帰5戦目として出場した。
アクチュアルスタート直後からアラン・ジュソーム(フランス、トタルエネルジー)らUCIプロチーム勢が積極的に動き、4名の逃げグループを形成した。一方のプロトンではクイックステップ・アルファヴィニルやバイクエクスチェンジ・ジェイコが中心にコントロールを担い、その差は最大7分まで拡大した。
しかし周回コースに突入し、残り距離が減っていくに従いタイム差も縮小。アラフィリップやマルク・ヒルシ(スイス、UAEチームエミレーツ)による断続的なアタックがプロトンのペースを上げ、逃げを飲み込んだ7名がレース先頭へ。遅れてプロトンが合流を果たし、勝負は大方の予想通り集団スプリントに持ち込まれた。
アタックで脚を使ったアラフィリップが集団先頭で牽引した後、残り1kmを切りUAEチームエミレーツが一気にペースアップを行う。幅の広い最終ストレートで残り200mからトレンティンがスプリントを開始したものの伸び悩み、代わって先頭に出たダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、クイックステップ・アルファヴィニル)が、追い上げるコービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック)を退け勝利した。
「世界選手権ではコンディションが整わなかったこともあり、この勝利が必要だった。とても嬉しいよ。今日は周回を重ねるごとにスピードが上がっていく苦しいレースだった。登りでは遅れそうになったが、チームメイトが助けてくれた。母国で勝つことができて本当に嬉しいよ」とバッレリーニは語っている。
これによりクイックステップは昨年勝利したレムコ・エヴェネプール(ベルギー)に続く2連覇を達成。また中根はDNFだったものの、23歳の若手スプリンターであるジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)のトップ10入りに貢献している。
コッパ・ベルノッキ2022結果
1位 | ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、クイックステップ・アルファヴィニル) | 4:18:01 |
2位 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) | |
3位 | ステファノ・オルダーニ(イタリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
4位 | マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ) | |
5位 | イバン・ガルシア(スペイン、モビスター) | |
6位 | ロバート・スタナード(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
7位 | クリスティアン・スカローニ(イタリア、アスタナカザフスタン) | |
8位 | ダヴィデ・バイス(イタリア、エオーロ・コメタ) | |
9位 | アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア、AG2Rシトロエン) | |
10位 | ジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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