2022/09/22(木) - 12:02
ユンボ・ヴィスマがワウト・ファンアールト(ベルギー)との契約を延長したことを明らかにした。期間は2026年までの4年間。9度ツール・ド・フランスのステージ優勝を挙げた超オールラウンダーは合計8年間オランダチームに所属することとなった。
「この契約に満足しているよ。このチームに満足していて、ここであれば最高のパフォーマンスを発揮できることは既に示してきたし、チームの設備のおかげでもある。チームが再び契約を交渉したいと思ったのは驚いたけれど、双方にとって素晴らしい結果となり、すぐに合意に至ったんだ」ワウト・ファンアールト(ベルギー)は、チームリリースの中で契約延長に至った理由をこのように話している。
ファンアールトがユンボ入りしたのは、2018-2019のシクロクロスシーズンが終わった2019年3月1日。その年のツール・ド・フランスではいきなりステージ2勝を挙げたものの、第13ステージの個人TT中に落車しキャリアが危ぶまれる怪我を負ったものの、そこかV字回復。類稀な身体能力を発揮してツール区間9勝をマーク、今年はマイヨヴェールを獲得するなどエースとして戦績を重ねつつ、平坦から山岳まで場面を選ばずチームの重要アシストとしても重宝されてきた。
「過去4年間はお互いを高めあうことができたし、長期契約だからといってそこには何も不安がない。チームのスローガンの一つ、「日に日に向上させていく」は伊達じゃない。パフォーマンスやチームの設備など全てのことを改善し続けている。だから今後4年間このチームに所属し続けることはも何も心配がないんだ。そしてこの契約は、僕に新しいモチベーションを与えてくれるものでもある」とファンアールトは言う。
「僕はいつも新しいチャレンジを求め、まだ成し遂げなければならないことがたくさん持っている。チームが僕に与えるチャンスが少なすぎるという批判を時々聞くけれど、個人的には逆だと思う。僕は既に自分が成長していることに先んじてたくさんのチャンスをもらっている。もし他のチームであればグランツールでただ一人のエースになれただろうけれど、今よりも僕のレベルは低かっただろう。
ユンボ・ヴィスマでは最高のチームメイトに囲まれ、可能な限り最高の準備ができる。僕はもちろん、彼らと一緒に活躍することで僕自身のプレッシャーの大部分を解消できているんだ。さらに今後数年間、チームメンバーとして在籍できることを嬉しく思う。理想的であり、このチームに僕の居場所を見つけ出すことができて良かったと思う」とチームを称えると共にコメントを締め括っている。
text:So Isobe
「この契約に満足しているよ。このチームに満足していて、ここであれば最高のパフォーマンスを発揮できることは既に示してきたし、チームの設備のおかげでもある。チームが再び契約を交渉したいと思ったのは驚いたけれど、双方にとって素晴らしい結果となり、すぐに合意に至ったんだ」ワウト・ファンアールト(ベルギー)は、チームリリースの中で契約延長に至った理由をこのように話している。
ファンアールトがユンボ入りしたのは、2018-2019のシクロクロスシーズンが終わった2019年3月1日。その年のツール・ド・フランスではいきなりステージ2勝を挙げたものの、第13ステージの個人TT中に落車しキャリアが危ぶまれる怪我を負ったものの、そこかV字回復。類稀な身体能力を発揮してツール区間9勝をマーク、今年はマイヨヴェールを獲得するなどエースとして戦績を重ねつつ、平坦から山岳まで場面を選ばずチームの重要アシストとしても重宝されてきた。
「過去4年間はお互いを高めあうことができたし、長期契約だからといってそこには何も不安がない。チームのスローガンの一つ、「日に日に向上させていく」は伊達じゃない。パフォーマンスやチームの設備など全てのことを改善し続けている。だから今後4年間このチームに所属し続けることはも何も心配がないんだ。そしてこの契約は、僕に新しいモチベーションを与えてくれるものでもある」とファンアールトは言う。
「僕はいつも新しいチャレンジを求め、まだ成し遂げなければならないことがたくさん持っている。チームが僕に与えるチャンスが少なすぎるという批判を時々聞くけれど、個人的には逆だと思う。僕は既に自分が成長していることに先んじてたくさんのチャンスをもらっている。もし他のチームであればグランツールでただ一人のエースになれただろうけれど、今よりも僕のレベルは低かっただろう。
ユンボ・ヴィスマでは最高のチームメイトに囲まれ、可能な限り最高の準備ができる。僕はもちろん、彼らと一緒に活躍することで僕自身のプレッシャーの大部分を解消できているんだ。さらに今後数年間、チームメンバーとして在籍できることを嬉しく思う。理想的であり、このチームに僕の居場所を見つけ出すことができて良かったと思う」とチームを称えると共にコメントを締め括っている。
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