2022/08/22(月) - 18:17
JBCFトラックシリーズ第2戦となる「東日本トラック」が、8月20日・21日の2日間に渡り、長野県松本市の美鈴湖自転車競技場で開催された。大会の模様をフォトレポートする。
7月末に和歌山競輪場で開催された「西日本トラック」に続くJBCFのトラックシリーズ第2戦として開催された「東日本トラック」。会場は標高1000mの高地トラックとして知られる長野県松本市の美鈴湖自転車競技場の333.33mバンクだ。
今回の大会には、約2週間後にインカレを控えた京都産業大学や明治大学などの大学生チームがオープン参加。さらに、7月に開催された「ジャパントラックカップ」などに出場したあと美鈴湖で合宿していた台湾R.O.C.チーム(台湾のナショナルチーム)もオープン参加し、世界レベルの走りを披露した。
初日は断続的に雨が降り続ける中、肌寒さも感じる美鈴湖自転車競技場だったが、2日目は一転して朝から青空と太陽が戻り、夏の暑さの中で各種目が行われた。
(文中、写真キャプションの台湾選手名は、公式リザルトの表記に基づきます)
スプリント予選200mフライングTTで9秒台
男子スプリントでは、予選の200mフライングタイムトライアルでカォン・シーファン(台湾R.O.C.)が、雨で濡れた路面をものともせず9秒台のタイムを叩き出した。この瞬間、会場にどよめきと拍手が起こった。
オープン参加の台湾R.O.C.チームの2名が決勝に進んだため(オープン参加は表彰対象外)、実質的な決勝戦となった3位決定戦は、岩井商会レーシングの同門対決を伊藤信が制した。
女子500mタイムトライアル
男子個人パーシュート
スクラッチ
10kmで行われた男子スクラッチは、終盤まで残った6名での勝負となり、谷内健太(京都産業大学・オープン参加)が1位、片岡遼真(明治大学・オープン参加)が2位。その後ろで橘田和樹(The CAMP*US)が、渡邉鈴(MISUZUKO TEST TEAM)を僅差で退けて3位となった。
6kmで行われた女子スクラッチは、レース後半に台湾R.O.C.の2名と橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)の3名が先行。橋本は3位となった。
女子個人パーシュート
男子1kmTT、男子マスターズ500mTT
チームパーシュート、チームスプリント
ケイリン
スプリント予選で9秒台を出したカォン・シーファン(台湾R.O.C. オープン参加)はケイリンでも圧倒。バックストレートで一気に加速すると後続を大きく引き離してフィニッシュして見せた。
女子では、台湾R.O.C.の2名の間に吉田知子(岩井商会レーシング)が食い込んで2位となった。
男子オムニアム 谷内健太と中里仁の争い
4種目の合計で争うオムニアムは、スクラッチとエリミネイションで1位となった谷内健太(京都産業大学・オープン参加)を、中里仁(Rapha Cycling Club)が追う展開。3種目を終えて総合3位につけていた中里は、ポイントレースの序盤からポイントを獲得して2位に浮上。しかし10ポイントのリードを持つ谷内もポイントを加算してさらにリードを広げ、ポイントが倍となるフィニッシュも1位となって中里との差を22ポイントまで広げて総合首位を決めた。
JBCFトラックシリーズは、11月5日・6日に最終戦となる「全日本トラックチャンピオンシップ」が開催される。
text&photo:Satoru Kato
7月末に和歌山競輪場で開催された「西日本トラック」に続くJBCFのトラックシリーズ第2戦として開催された「東日本トラック」。会場は標高1000mの高地トラックとして知られる長野県松本市の美鈴湖自転車競技場の333.33mバンクだ。
今回の大会には、約2週間後にインカレを控えた京都産業大学や明治大学などの大学生チームがオープン参加。さらに、7月に開催された「ジャパントラックカップ」などに出場したあと美鈴湖で合宿していた台湾R.O.C.チーム(台湾のナショナルチーム)もオープン参加し、世界レベルの走りを披露した。
初日は断続的に雨が降り続ける中、肌寒さも感じる美鈴湖自転車競技場だったが、2日目は一転して朝から青空と太陽が戻り、夏の暑さの中で各種目が行われた。
(文中、写真キャプションの台湾選手名は、公式リザルトの表記に基づきます)
スプリント予選200mフライングTTで9秒台
男子スプリントでは、予選の200mフライングタイムトライアルでカォン・シーファン(台湾R.O.C.)が、雨で濡れた路面をものともせず9秒台のタイムを叩き出した。この瞬間、会場にどよめきと拍手が起こった。
オープン参加の台湾R.O.C.チームの2名が決勝に進んだため(オープン参加は表彰対象外)、実質的な決勝戦となった3位決定戦は、岩井商会レーシングの同門対決を伊藤信が制した。
女子500mタイムトライアル
男子個人パーシュート
スクラッチ
10kmで行われた男子スクラッチは、終盤まで残った6名での勝負となり、谷内健太(京都産業大学・オープン参加)が1位、片岡遼真(明治大学・オープン参加)が2位。その後ろで橘田和樹(The CAMP*US)が、渡邉鈴(MISUZUKO TEST TEAM)を僅差で退けて3位となった。
6kmで行われた女子スクラッチは、レース後半に台湾R.O.C.の2名と橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)の3名が先行。橋本は3位となった。
女子個人パーシュート
男子1kmTT、男子マスターズ500mTT
チームパーシュート、チームスプリント
ケイリン
スプリント予選で9秒台を出したカォン・シーファン(台湾R.O.C. オープン参加)はケイリンでも圧倒。バックストレートで一気に加速すると後続を大きく引き離してフィニッシュして見せた。
女子では、台湾R.O.C.の2名の間に吉田知子(岩井商会レーシング)が食い込んで2位となった。
男子オムニアム 谷内健太と中里仁の争い
4種目の合計で争うオムニアムは、スクラッチとエリミネイションで1位となった谷内健太(京都産業大学・オープン参加)を、中里仁(Rapha Cycling Club)が追う展開。3種目を終えて総合3位につけていた中里は、ポイントレースの序盤からポイントを獲得して2位に浮上。しかし10ポイントのリードを持つ谷内もポイントを加算してさらにリードを広げ、ポイントが倍となるフィニッシュも1位となって中里との差を22ポイントまで広げて総合首位を決めた。
JBCFトラックシリーズは、11月5日・6日に最終戦となる「全日本トラックチャンピオンシップ」が開催される。
text&photo:Satoru Kato
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