2022/08/13(土) - 09:03
アークティックレース・オブ・ノルウェー2日目は今大会唯一の大集団スプリントで決着。ピュアスプリンターによるハイスピード勝負で、ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)がエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、トタルエネルジー)らを下した。
大会名にもなっているアークティック(北極圏)から離れていくように南下するアークティックレース・オブ・ノルウェー(UCI.Pro)。大会2日目はヘルゲラン地区では最古の街であるモーシェーンからブレンネイスンに向かう154.3kmで、レース中盤に2つの2級山岳が登場するもののその後はノルウェー海に向かう平坦路が続くため、大会唯一の本格スプリントステージとなっている。
多くの選手がアームウォーマーやレインジャケットを着て出走したこの日は、前日も逃げた山岳賞ジャージを着るスティーブン・バセット(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス)とアーロン・ファンパウク(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ)を含む5名が逃げグループを形成した。フィヨルドの入り組んだ地形を突き進む逃げに対し、バイクエクスチェンジ・ジェイコとコフィディスが2分以上のリードを許さないタイトなコントロールを見せた。
この日3つ設定された2級山岳の全てをファンパウクがトップ通過したものの、いずれも2番手でポイントを積み上げたバセットから山岳賞ジャージを奪い取ることはできなかった。そしてプロトンがフィニッシュまで残り10kmを示す表示を通過すると、最後まで1人粘ったファンパウクを飲み込んだ。
再びひと塊となったプロトンは直前の丘(距離1.6km/平均8.8%)の影響からかペースが上がらず、地元ノルウェーのスヴェンエリック・ビーストルム(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)などが散発的なアタックを見せる。しかしイスラエル・プレミアテックの隊列が集団先頭に出たことで展開は落ち着き、各チームがトレインを整えながらブレンネイスンの街に突入した。
残り2.2km地点でクリスティアン・ズバラーリ(イタリア、アルペシン・ドゥクーニンク)とこの日の優勝候補であるディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が接触し、ズバラーリら3名が落車するシーンも。しかしフルーネウェーヘンは路肩の芝生を経由しながらも何とか回避して集団復帰に成功する。
フラムルージュ(残り1km地点)からフィニッシュ手前500mまで主導権を握ったのはアンテルマルシェ。そこからアシストを使い果たした各チームのエーススプリンターたちが残り200mから踏み始め、単騎でスルスルとポジションを上げたフルーネウェーヘンが先頭に立った。
スリップストリームに入ったアモリ・カピオ(ベルギー、アルケア・サムシック)やエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、トタルエネルジー)を抑え、頭一つ抜きん出たスピードを発揮したフルーネウェーヘンが先着。ボアッソンの勝利を期待する多くのノルウェー人の前で、フルーネウェーヘンが人差し指を突き上げた。
「総合優勝も狙っているチームにはいつものリードアウトはいない。そんな中でも僕たちが素晴らしい走りを見せることができた。雨や風、小さな登りなどの多い決して簡単なステージではなかった。ツール・ド・フランスから引き続き脚の好調さは続いているようだ。僕たちは総合順位でも良い位置につけており、明日からの2日間が楽しみだよ」」と、ノルウェーでシーズン通算7勝目を飾ったフルーネウェーヘンは語った。
翌日は1級山岳スカルストゥッグ・サミット(距離5.4km/平均5%)にフィニッシュする今大会唯一の山岳ステージ。スプリンターが上位を占める総合順位が大きくシャッフルされることは間違いない。
大会名にもなっているアークティック(北極圏)から離れていくように南下するアークティックレース・オブ・ノルウェー(UCI.Pro)。大会2日目はヘルゲラン地区では最古の街であるモーシェーンからブレンネイスンに向かう154.3kmで、レース中盤に2つの2級山岳が登場するもののその後はノルウェー海に向かう平坦路が続くため、大会唯一の本格スプリントステージとなっている。
多くの選手がアームウォーマーやレインジャケットを着て出走したこの日は、前日も逃げた山岳賞ジャージを着るスティーブン・バセット(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス)とアーロン・ファンパウク(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ)を含む5名が逃げグループを形成した。フィヨルドの入り組んだ地形を突き進む逃げに対し、バイクエクスチェンジ・ジェイコとコフィディスが2分以上のリードを許さないタイトなコントロールを見せた。
この日3つ設定された2級山岳の全てをファンパウクがトップ通過したものの、いずれも2番手でポイントを積み上げたバセットから山岳賞ジャージを奪い取ることはできなかった。そしてプロトンがフィニッシュまで残り10kmを示す表示を通過すると、最後まで1人粘ったファンパウクを飲み込んだ。
再びひと塊となったプロトンは直前の丘(距離1.6km/平均8.8%)の影響からかペースが上がらず、地元ノルウェーのスヴェンエリック・ビーストルム(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)などが散発的なアタックを見せる。しかしイスラエル・プレミアテックの隊列が集団先頭に出たことで展開は落ち着き、各チームがトレインを整えながらブレンネイスンの街に突入した。
残り2.2km地点でクリスティアン・ズバラーリ(イタリア、アルペシン・ドゥクーニンク)とこの日の優勝候補であるディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が接触し、ズバラーリら3名が落車するシーンも。しかしフルーネウェーヘンは路肩の芝生を経由しながらも何とか回避して集団復帰に成功する。
フラムルージュ(残り1km地点)からフィニッシュ手前500mまで主導権を握ったのはアンテルマルシェ。そこからアシストを使い果たした各チームのエーススプリンターたちが残り200mから踏み始め、単騎でスルスルとポジションを上げたフルーネウェーヘンが先頭に立った。
スリップストリームに入ったアモリ・カピオ(ベルギー、アルケア・サムシック)やエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、トタルエネルジー)を抑え、頭一つ抜きん出たスピードを発揮したフルーネウェーヘンが先着。ボアッソンの勝利を期待する多くのノルウェー人の前で、フルーネウェーヘンが人差し指を突き上げた。
「総合優勝も狙っているチームにはいつものリードアウトはいない。そんな中でも僕たちが素晴らしい走りを見せることができた。雨や風、小さな登りなどの多い決して簡単なステージではなかった。ツール・ド・フランスから引き続き脚の好調さは続いているようだ。僕たちは総合順位でも良い位置につけており、明日からの2日間が楽しみだよ」」と、ノルウェーでシーズン通算7勝目を飾ったフルーネウェーヘンは語った。
翌日は1級山岳スカルストゥッグ・サミット(距離5.4km/平均5%)にフィニッシュする今大会唯一の山岳ステージ。スプリンターが上位を占める総合順位が大きくシャッフルされることは間違いない。
アークティックレース・オブ・ノルウェー2022第2ステージ結果
1位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) | 3:41:17 |
2位 | アモリ・カピオ(ベルギー、アルケア・サムシック) | |
3位 | エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、トタルエネルジー) | |
4位 | ブレイク・クイック(オーストラリア、トリニティレーシング) | |
5位 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、チャイナグローリー・コンチネンタルチーム) |
個人総合成績
1位 | アクセル・ザングル(フランス、コフィディス) | 8:31:14 |
2位 | マチュー・ビュルゴドー(フランス、トタルエネルジー) | 0:05 |
3位 | アモリ・カピオ(ベルギー、アルケア・サムシック) | 0:07 |
4位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナカザフスタン) | |
5位 | エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、トタルエネルジー) | 0:09 |
その他の特別賞
ポイント賞 | アモリ・カピオ(ベルギー、アルケア・サムシック) |
山岳賞 | スティーブン・バセット(アメリカ、ヒューマンパワードヘルス) |
ヤングライダー賞 | アクセル・ザングル(フランス、コフィディス) |
チーム総合成績 | コフィディス |
text:Sotaro.Arakawa
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