2022/08/05(金) - 11:26
クイックステップ・アルファヴィニルが、ベルギー屈指のスプリンターとして伸ばすティム・メルリール(現アルペシン・ドゥクーニンク)ら3名の獲得を発表。メルリールは「小さい頃の夢が叶った」と話している。
来季「スーダル・クイックステップ」として活動するウルフパックが獲得を発表したのは、ティム・メルリール(現アルペシン・ドゥクーニンク)とヤン・ヒルト(チェコ、現アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)、そしてカスパー・ピーダスン(デンマーク、現チームDSM)という3名。
ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで区間1勝ずつ挙げているメルリールの加入は、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)を放出するチームにとってスプリント戦線の若返りを担う大きな要素。今後はファビオ・ヤコブセン(オランダ)とのダブルエース体制を構築することになるはずだ。
もともとシクロクロスのトップ選手であり、クレラン時代はワウト・ファンアールトの、コレンドン(現アルペシン・ドゥクーニンク)加入後はマチュー・ファンデルプールのチームメイト。2019年にベルギーロード王者となってからはファンデルプールと共に本格的にロードレースに転向し、持ち前の加速力を武器に勝利を量産してきた。
2019年に続き、今年2度目のベルギータイトルを手にしたメルリールは「伝統的にスプリンターが活躍するチームの一員となれて嬉しい。小さい頃に3,4回チームの記者会見やプレゼンテーションを見に行ったことがあるのでちょっとした夢が叶ったよ」と、チームと結んだ3年契約を喜ぶ。
「トム・ボーネンがベルギーチャンピオンのクイックステップジャージを着て走っているのを覚えているし、同じことができて嬉しく思う。TTチャンピオンはレムコなので、チームの中にチャンピオン2人が揃うのは特別だ。新チームへの加入はアドバイスや新しいテクニック、新しい機材など、常に新しい何かを取り入れるチャンス。親友のベルト・ファンレルベルフと一緒に走れるのも嬉しいし、彼がリードアウト役になってくれるといいなと思っている。当面の目標は常に僕が勝ちたいと思っていたヘント〜ウェヴェルヘム。来シーズン最初の大きな目標になると思う」とメルリールは加えている。
また、登坂力を兼ね備えた逃げ屋として名を馳せ、今年のジロ・デ・イタリア第16ステージ(クイーンステージ)で逃げ切ったヒルトの加入もチームとって大きな増強に。同郷デンマークのミケル・モルコフを手本に、リードアウトトレインとして腕を磨くピーダスンは、今年限りで引退するイーリョ・ケイセ(ベルギー)の代役となるはずだ。
text:So Isobe
来季「スーダル・クイックステップ」として活動するウルフパックが獲得を発表したのは、ティム・メルリール(現アルペシン・ドゥクーニンク)とヤン・ヒルト(チェコ、現アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)、そしてカスパー・ピーダスン(デンマーク、現チームDSM)という3名。
ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで区間1勝ずつ挙げているメルリールの加入は、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)を放出するチームにとってスプリント戦線の若返りを担う大きな要素。今後はファビオ・ヤコブセン(オランダ)とのダブルエース体制を構築することになるはずだ。
もともとシクロクロスのトップ選手であり、クレラン時代はワウト・ファンアールトの、コレンドン(現アルペシン・ドゥクーニンク)加入後はマチュー・ファンデルプールのチームメイト。2019年にベルギーロード王者となってからはファンデルプールと共に本格的にロードレースに転向し、持ち前の加速力を武器に勝利を量産してきた。
2019年に続き、今年2度目のベルギータイトルを手にしたメルリールは「伝統的にスプリンターが活躍するチームの一員となれて嬉しい。小さい頃に3,4回チームの記者会見やプレゼンテーションを見に行ったことがあるのでちょっとした夢が叶ったよ」と、チームと結んだ3年契約を喜ぶ。
「トム・ボーネンがベルギーチャンピオンのクイックステップジャージを着て走っているのを覚えているし、同じことができて嬉しく思う。TTチャンピオンはレムコなので、チームの中にチャンピオン2人が揃うのは特別だ。新チームへの加入はアドバイスや新しいテクニック、新しい機材など、常に新しい何かを取り入れるチャンス。親友のベルト・ファンレルベルフと一緒に走れるのも嬉しいし、彼がリードアウト役になってくれるといいなと思っている。当面の目標は常に僕が勝ちたいと思っていたヘント〜ウェヴェルヘム。来シーズン最初の大きな目標になると思う」とメルリールは加えている。
また、登坂力を兼ね備えた逃げ屋として名を馳せ、今年のジロ・デ・イタリア第16ステージ(クイーンステージ)で逃げ切ったヒルトの加入もチームとって大きな増強に。同郷デンマークのミケル・モルコフを手本に、リードアウトトレインとして腕を磨くピーダスンは、今年限りで引退するイーリョ・ケイセ(ベルギー)の代役となるはずだ。
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