2022/04/09(土) - 18:44
様々な新製品を目で見て、手に取りチェックできたサイクルモード。東京ビッグサイトに集った数多のブランドから、今回はピナレロや12年ぶり登場のラファ、ダイアテックなど3社のブースを紹介します。
ピナレロ(カワシマサイクルサプライ):やっぱり注目のDOGMA F&フィジークのADAPTIVEにショートノーズサドル登場
サイクルモードで毎年、一、二を争う大きなブースを構えるのがピナレロジャパン(カワシマサイクルサプライ)。今年はもちろんフルモデルチェンジを果たし、既にプロレースで大きな活躍を収めているDOGMA Fのニューカラーを花形に据えて新会場のサイクルモードでも注目を集めていた。
ピナレロを筆頭に、カンパニョーロやフルクラム、フィジーク、エリート、デダ、ピレリといったイタリアのハイエンドブランドを多数扱うカワシマサイクルサプライだけに、ブランドごとに分けたブースも巨大なものに。その中にはまだ本国でも未発表のアイテムもいくつか存在していたのでした。例えば...。
毎回人気を誇るシューズフィッティング(ものすごい試し履きシューズの量&種類!)の影に隠れ、フィジークブースでしれっと本邦初公開されていたのが「Vento Ferox Carbon」。耐久性に優れる織り生地アッパーを備えた上級オフロードシューズで、薄紫と蛍光イエローのアッパーデザインもイイ感じ。また、ロードカテゴリーでは長らく新作発表の無かったR3グレードの後継モデルである「DECOS」がフルラインナップで展示され注目を集めていた。
また、サドルカテゴリーでは、3Dプリンターから生み出されるパッド「ADAPTIVE(アダプティブ)」がショートノーズサドルの「ARGO」へと波及。こちらも一切事前情報なしの中突如公開されたものであり、従来ANTARESのみだったADAPTIVEの選択肢が大きく広がることは必至。「VENTO ARGO R1 ADAPTIVE」の税込価格は45,800円とANTARESのR1と同じ設定だ。
ダイアテック:アブスのヘルメット&ブルーノの実用E-BIKEに注目大
ジロやアソス、マックオフ、ブルーノ、そしてムーツにレザインといった、高性能かつハイセンスなブランドを扱うのが京都に本拠地を構えるダイアテック。斑尾のグラベルパークを監修するなどオフロードにも強い同社だけに、今年もウッディーなカントリー色濃いブースでその世界観をアピールしていた。
定番ブランドはもちろんのこと、大きく注目を集めていたのがアブスだ。これまではロックブランドとして知られていたが、近年登場した高性能ロードヘルメットは、特にマチュー・ファンデルプールやアレハンドロ・バルベルデたちの活躍によって認知度も高まっている模様。ブースには安全性や通気性能を示すカットサンプルも用意されて来場者の目を集めていた。
また、今ダイアテックが最も(?)力を入れているのがブルーノのミニベロE-BIKEである「e-tool」。昨年8月にデビューするや否や好評を得ているといい、このサイクルモードにはカスタマイズが施されたe-toolがずらり勢揃いしていた。
例えば、キャンプ&釣り道具を積んだアウトドア遊び仕様だったり、チャイルドシートを装備した「パパとママの味方」仕様だったり。シマノのE-BIKEユニットと、50kg以上も詰める超頑丈なリアキャリアが叶える遊び方は無限大で、見ているだけで「自分ならどんなカスタマイズをするだろう?」と想像してしまうほどのユーティリティが魅力的。
ラファ:5種類の先行発表アイテム登場。オススメは軽量トレイルパンツ
イギリス発のハイパフォーマンスアパレルブランド、ラファは実に12年ぶりのサイクルモード出展を果たした。新商品はもちろんのこと、これから発売予定のプロダクトを世界に先駆けて特別展示したり、実際のラファユーザーをモデル&ブーススタッフに据えた演出、さらにはフォトグラファーの辻啓氏を招いたトークショーなど、今年の会場の中でも格別な存在感を放っていた。
公開に先駆けて先行展示されたのは、新しいポケット配置を取り入れたProTeam Gravel Jerseyや、人気のProTeam Shoesのレースアップ(紐靴)バージョン、最高峰のハイパフォーマンスジャージに取って代わるProTeam Criterium Jerseyなど5品目。中でもラファジャパンの矢野代表のおすすめは、トレイルライド用の軽量パンツ「Trail Fast & Light Pants」だという。
「これ、実際に一度サンプルを使ってみましたが、すごく良かったんです。何が良いって、とにかく軽いから動きの邪魔にならないし、何より輪行する時にポケットからサッと取り出せるんですよ」と太鼓判。矢野さんがハマっている「行きは自走+帰りは電車」というライドスタイルにも完璧にマッチする製品だという。「やっぱりレーサーパンツのまま電車に乗るのはちょっと人目が気になりますし、ブルベ界では重ね着が推奨されているようですからね。世の中のサイクリストは全員一つはこのトレイルパンツを持つことをおすすめしたいですね(笑)」と話してくれた。
ピナレロ(カワシマサイクルサプライ):やっぱり注目のDOGMA F&フィジークのADAPTIVEにショートノーズサドル登場
サイクルモードで毎年、一、二を争う大きなブースを構えるのがピナレロジャパン(カワシマサイクルサプライ)。今年はもちろんフルモデルチェンジを果たし、既にプロレースで大きな活躍を収めているDOGMA Fのニューカラーを花形に据えて新会場のサイクルモードでも注目を集めていた。
ピナレロを筆頭に、カンパニョーロやフルクラム、フィジーク、エリート、デダ、ピレリといったイタリアのハイエンドブランドを多数扱うカワシマサイクルサプライだけに、ブランドごとに分けたブースも巨大なものに。その中にはまだ本国でも未発表のアイテムもいくつか存在していたのでした。例えば...。
毎回人気を誇るシューズフィッティング(ものすごい試し履きシューズの量&種類!)の影に隠れ、フィジークブースでしれっと本邦初公開されていたのが「Vento Ferox Carbon」。耐久性に優れる織り生地アッパーを備えた上級オフロードシューズで、薄紫と蛍光イエローのアッパーデザインもイイ感じ。また、ロードカテゴリーでは長らく新作発表の無かったR3グレードの後継モデルである「DECOS」がフルラインナップで展示され注目を集めていた。
また、サドルカテゴリーでは、3Dプリンターから生み出されるパッド「ADAPTIVE(アダプティブ)」がショートノーズサドルの「ARGO」へと波及。こちらも一切事前情報なしの中突如公開されたものであり、従来ANTARESのみだったADAPTIVEの選択肢が大きく広がることは必至。「VENTO ARGO R1 ADAPTIVE」の税込価格は45,800円とANTARESのR1と同じ設定だ。
ダイアテック:アブスのヘルメット&ブルーノの実用E-BIKEに注目大
ジロやアソス、マックオフ、ブルーノ、そしてムーツにレザインといった、高性能かつハイセンスなブランドを扱うのが京都に本拠地を構えるダイアテック。斑尾のグラベルパークを監修するなどオフロードにも強い同社だけに、今年もウッディーなカントリー色濃いブースでその世界観をアピールしていた。
定番ブランドはもちろんのこと、大きく注目を集めていたのがアブスだ。これまではロックブランドとして知られていたが、近年登場した高性能ロードヘルメットは、特にマチュー・ファンデルプールやアレハンドロ・バルベルデたちの活躍によって認知度も高まっている模様。ブースには安全性や通気性能を示すカットサンプルも用意されて来場者の目を集めていた。
また、今ダイアテックが最も(?)力を入れているのがブルーノのミニベロE-BIKEである「e-tool」。昨年8月にデビューするや否や好評を得ているといい、このサイクルモードにはカスタマイズが施されたe-toolがずらり勢揃いしていた。
例えば、キャンプ&釣り道具を積んだアウトドア遊び仕様だったり、チャイルドシートを装備した「パパとママの味方」仕様だったり。シマノのE-BIKEユニットと、50kg以上も詰める超頑丈なリアキャリアが叶える遊び方は無限大で、見ているだけで「自分ならどんなカスタマイズをするだろう?」と想像してしまうほどのユーティリティが魅力的。
ラファ:5種類の先行発表アイテム登場。オススメは軽量トレイルパンツ
イギリス発のハイパフォーマンスアパレルブランド、ラファは実に12年ぶりのサイクルモード出展を果たした。新商品はもちろんのこと、これから発売予定のプロダクトを世界に先駆けて特別展示したり、実際のラファユーザーをモデル&ブーススタッフに据えた演出、さらにはフォトグラファーの辻啓氏を招いたトークショーなど、今年の会場の中でも格別な存在感を放っていた。
公開に先駆けて先行展示されたのは、新しいポケット配置を取り入れたProTeam Gravel Jerseyや、人気のProTeam Shoesのレースアップ(紐靴)バージョン、最高峰のハイパフォーマンスジャージに取って代わるProTeam Criterium Jerseyなど5品目。中でもラファジャパンの矢野代表のおすすめは、トレイルライド用の軽量パンツ「Trail Fast & Light Pants」だという。
「これ、実際に一度サンプルを使ってみましたが、すごく良かったんです。何が良いって、とにかく軽いから動きの邪魔にならないし、何より輪行する時にポケットからサッと取り出せるんですよ」と太鼓判。矢野さんがハマっている「行きは自走+帰りは電車」というライドスタイルにも完璧にマッチする製品だという。「やっぱりレーサーパンツのまま電車に乗るのはちょっと人目が気になりますし、ブルベ界では重ね着が推奨されているようですからね。世の中のサイクリストは全員一つはこのトレイルパンツを持つことをおすすめしたいですね(笑)」と話してくれた。
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