2022/03/29(火) - 16:40
国内レースの開幕戦と言える、富士クリテリウムチャンピオンシップに集った各チームのバイクを連載形式で紹介していく。第1弾はシマノレーシングや宇都宮ブリッツェンを筆頭にした4チームを紹介します。
中井唯晶(シマノレーシング)のジャイアント TCR ADVANCED SL DISC
長年ジャイアントとパートナーシップを組むシマノレーシングのバイクは、オールラウンドモデル「TCR」の最上級グレードであるADVANCED SL DISC。「マットクリソコラカラー」が目を引くバイクには、もちろんシマノの新型デュラエースがフル装備で搭載されていた。
ただし54-40Tの表記があるフロントチェーンリングは市販品とは異なるもの。情報によれば54-40Tは製品生産に遅れが生じているため、その部分を穴埋めする暫定仕様だと思われる。ホイールは50mmハイトのWH-R9270-C50(チューブラー)で、タイヤはヴィットリアのCORSA。28mmと国内チームではひときわ太いタイヤを運用しているようだ。
写真は中井唯晶のバイクで、PROのVIBEシリーズで固められたコクピットにはSTIレバーがややハの字を切った状態でセットアップされている。サドルも同じくPROのステルスカーボンだ。
増田成幸(宇都宮ブリッツェン) メリダ SCULTURA
宇都宮ブリッツェンが駆るのはメリダ。東京五輪の記憶も新しい増田成幸は一貫して軽量モデルのSCULTURAを愛用しており、今回の富士クリテリウムでもホイールを平地仕様にセットアップした上で走った。なお新型SCULTURAはまだ本国から届いておらず、入荷次第機材更新が行われるという。
ブリッツェンはシマノサポートチームの一つであり、エースを務める増田には新型デュラエースが供給済み。ただしシマノレーシング同様の理由かチェーンリング(54-40T)のみ市販品と異なる製品が取り付けられていた。
増田はエアロ効率と軽快感を両立するために前後で異なるリムハイトのホイールを選ぶことが多く、今回もフロントはC60、リアはC50という組み合わせ。共にチューブラー仕様で、タイヤはブリッツェンが深く開発に携わったパナレーサーのAGILEST(25mm/チューブラー)だ。
そのほか、ハンドル周り(EC90SLステム+E100ハンドル)とシートポストはイーストンで統一。サドルはプロロゴで、増田は滑り止めグリップが装備されたCPCモデルをロード/タイムトライアル共に愛用している。
山本元喜(キナンレーシングチーム)ヨネックス CARBONEX HR
2022年、使用機材に大きな変化があったのがキナンレーシングチームだ。バイクはプロユース向けに剛性向上を叶えたヨネックスのCARBONEX HRで変わらないが、コンポーネントがカンパニョーロからシマノにチェンジしている。
元全日本チャンピオンである山本元喜のコンポーネントはR8070系アルテグラDi2で、4iiii(フォーアイ)のパワーメーターを組み込んだクランクセットはR9100系デュラエース。山本のドロップハンドル部分にはスプリンタースイッチも取り付けられていた。
昨年はプロトタイプと思われるブラックカラーのCARBONEX HRも併用されていたが、今年はコーポレートカラーであるブルーとグリーンのグラデーションカラーに統一される模様。組み合わせるホイールはフルクラムで変わらず、最高峰モデルのSPEED 40と同55T(チューブラー)。タイヤはIRCだ。そのほか、ハンドル&ステム、そしてシートポストはデダで、サドルとバーテープはフィジーク。コンピュータはブライトンのRider 420を使用している。
西尾憲人(那須ブラーゼン)デベル A01
昨年から那須ブラーゼンが駆るのが、フィリピン生まれの新興ロードバイクブランドであるDEVEL(デベル)のA01。東レの高品質カーボンを使用したというエアロフレームで、イエローのブラーゼンカラーが目を引く。
ブラーゼンはゴキソのサポートを受けており、全員がゴキソの特徴である高品質ハブを投入したホイールを履く。写真は西尾憲人のバイクであり、R8100系アルテグラ(機械式変速/リムブレーキ)で組み上げられていた。タイヤはパナレーサーのAGILEST。
中井唯晶(シマノレーシング)のジャイアント TCR ADVANCED SL DISC
長年ジャイアントとパートナーシップを組むシマノレーシングのバイクは、オールラウンドモデル「TCR」の最上級グレードであるADVANCED SL DISC。「マットクリソコラカラー」が目を引くバイクには、もちろんシマノの新型デュラエースがフル装備で搭載されていた。
ただし54-40Tの表記があるフロントチェーンリングは市販品とは異なるもの。情報によれば54-40Tは製品生産に遅れが生じているため、その部分を穴埋めする暫定仕様だと思われる。ホイールは50mmハイトのWH-R9270-C50(チューブラー)で、タイヤはヴィットリアのCORSA。28mmと国内チームではひときわ太いタイヤを運用しているようだ。
写真は中井唯晶のバイクで、PROのVIBEシリーズで固められたコクピットにはSTIレバーがややハの字を切った状態でセットアップされている。サドルも同じくPROのステルスカーボンだ。
増田成幸(宇都宮ブリッツェン) メリダ SCULTURA
宇都宮ブリッツェンが駆るのはメリダ。東京五輪の記憶も新しい増田成幸は一貫して軽量モデルのSCULTURAを愛用しており、今回の富士クリテリウムでもホイールを平地仕様にセットアップした上で走った。なお新型SCULTURAはまだ本国から届いておらず、入荷次第機材更新が行われるという。
ブリッツェンはシマノサポートチームの一つであり、エースを務める増田には新型デュラエースが供給済み。ただしシマノレーシング同様の理由かチェーンリング(54-40T)のみ市販品と異なる製品が取り付けられていた。
増田はエアロ効率と軽快感を両立するために前後で異なるリムハイトのホイールを選ぶことが多く、今回もフロントはC60、リアはC50という組み合わせ。共にチューブラー仕様で、タイヤはブリッツェンが深く開発に携わったパナレーサーのAGILEST(25mm/チューブラー)だ。
そのほか、ハンドル周り(EC90SLステム+E100ハンドル)とシートポストはイーストンで統一。サドルはプロロゴで、増田は滑り止めグリップが装備されたCPCモデルをロード/タイムトライアル共に愛用している。
山本元喜(キナンレーシングチーム)ヨネックス CARBONEX HR
2022年、使用機材に大きな変化があったのがキナンレーシングチームだ。バイクはプロユース向けに剛性向上を叶えたヨネックスのCARBONEX HRで変わらないが、コンポーネントがカンパニョーロからシマノにチェンジしている。
元全日本チャンピオンである山本元喜のコンポーネントはR8070系アルテグラDi2で、4iiii(フォーアイ)のパワーメーターを組み込んだクランクセットはR9100系デュラエース。山本のドロップハンドル部分にはスプリンタースイッチも取り付けられていた。
昨年はプロトタイプと思われるブラックカラーのCARBONEX HRも併用されていたが、今年はコーポレートカラーであるブルーとグリーンのグラデーションカラーに統一される模様。組み合わせるホイールはフルクラムで変わらず、最高峰モデルのSPEED 40と同55T(チューブラー)。タイヤはIRCだ。そのほか、ハンドル&ステム、そしてシートポストはデダで、サドルとバーテープはフィジーク。コンピュータはブライトンのRider 420を使用している。
西尾憲人(那須ブラーゼン)デベル A01
昨年から那須ブラーゼンが駆るのが、フィリピン生まれの新興ロードバイクブランドであるDEVEL(デベル)のA01。東レの高品質カーボンを使用したというエアロフレームで、イエローのブラーゼンカラーが目を引く。
ブラーゼンはゴキソのサポートを受けており、全員がゴキソの特徴である高品質ハブを投入したホイールを履く。写真は西尾憲人のバイクであり、R8100系アルテグラ(機械式変速/リムブレーキ)で組み上げられていた。タイヤはパナレーサーのAGILEST。
Amazon.co.jp
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×23C] レース A エボ4 F723-RCA-B4 ブラック/ブラック (ロードバイク/ロードレース ツーリング ロングライド用)
パナレーサー(Panaracer)
¥4,982