2022/04/18(月) - 18:16
スポーツバイクショップスズキのライドイベントに参加されていた皆さんの愛車をピックアップしてご紹介。カラーコーディネートをバッチリ決めたご夫婦やこだわりのスチールバイクオーナーまで、様々なバイクが登場します。
増田絵里さんと蒔田和男さん クォータ KOUGAR/キャノンデール SUPER SIX EVO
こちらのご夫婦、実は奥様の絵里さんがスズパスタッフで旦那さんの自転車も増田さんのアドバイスの結果なのだとか。現状残念ながら男社会のサイクリング界において、「機材は夫が選んでいるので」というのは愛車自慢取材でも良く聞くフレーズなのですが、なんとこのお二人は逆!ということで非常に新鮮なヒアリングタイムとなりました。
和男さんの愛車はキャノンデールのオールラウンドレーサーであるSUPER SIX EVO。こちらは2台目のバイクだそうですが、買い換えたきっかけは1台目のバイクが乗りづらかったからなのだとか。「最初のバイクは、数字的には間違っていないサイズだったのですが実際乗ってみると快適に乗れなくて。それでスズパさんに相談したら、体の柔軟性の問題なのではないかと妻にアドバイスをもらい、ワンサイズ下げて、ハンドルを上げたポジションにしてみると非常に乗りやすくて」と和男さん。
美しいパープルカラーのフレームに合わせるように、バーテープやボトルケージ、さらにはバルブキャップまでオイルスリックカラーのモデルをチョイス。ライダーとのフィッティングだけでなく、カラーコーディネートまでバッチリの一台だ。
一方の絵里さんの愛車はクォータのエアロロードであるKOUGAR。なんと7年以上にわたって愛用中の息の長い相棒なのだとか。トップチューブにはクラックをカーボンドライジャパンで補修した跡もあり、その長い付き合いが窺いしれる。
ブラケットやバーテープ、サドルやペダルなどをホワイトに、シートチューブ側のボトルケージをグリーンにして、フレームのカラースキームをばっちり生かすコーディネートでおしゃれにまとまった1台でした。
井上義和さん ウィリエール Zaffiro
ウィリエールのスチールバイクという、かなりレアなバイクにお乗りだったのがこちらの井上さん。老舗ブランドであるけれども、どちらかといえばアスタナやトタルに供給するレーシングブランドのイメージが強いため、スチールバイクというのは逆に新鮮。
十数年以上前に自転車を趣味としつつも子育てなどで離れていたという井上さん。3年ほど前に自転車の世界にカムバックしたのだとか。復帰後の1台目はキャノンデールのアルミバイクだったが、新たな相棒として選んだのがこのバイク。
「やっぱりクロモリが懐かしくて。パナソニックとか、ハンドメイドビルダーも考えたんですが、ウィリエールもスチールをやっているんだと知ったのがきっかけですね。同じバイクに乗っている人は見たことないです」と井上さん。
クイルステムやハンドル、シートピラーは日東で揃えるこだわりのアセンブル。一方で乗り心地を重視したチューブレスタイヤをチョイスするなどモダンとクラシックが良い塩梅で融合した、ネオクラシックな一台に仕上げられていました。
宇佐見純一さん ピナレロ PRINCE FX
この日一番長い距離となる班に参加されていた宇佐見さん。少し前に参加したクリテリウムで見事優勝されたということも納得の脚力の持ち主です。そんな宇佐見さんの愛車はピナレロのレーシングバイクであるPRINCE FX。
オレンジのグラデーションが印象的なカラーリングの一台で、オーソドックスな柄も綺麗に組み上げられた一台。アルテグラをメインコンポーネントとしつつ、パイオニアのカバーをオレンジにするなどおしゃれ心も忘れない。
「今日のためにリアは30Tのスプロケを入れてきたんです。結果的に正解でした(笑)」と語る宇佐見さん。なんと前回は平坦中心と言われてきたら白石峠(※)を登る羽目になり、今回は教訓を生かすことができたのだとか。
(※埼玉では有名なヒルクライムコース 距離6.3km、獲得標高530mと、もちろん平坦とは呼べない)
ちなみに今回も獲得標高は900mを越え、さらに最大10%を超える区間もあったとのこと。スズパワーライド、上級コースはかなりの脚自慢でも満足できる会になっているようですよ。
山崎寧子さん スペシャライズド RUBY
真っ赤なスペシャライズドの女性用バイク、RUBYにまたがっていらっしゃった山崎さん。今回はスーパースウィートに参加され、人生最長距離を更新されたのだとか。「初めて56kmも走れました。鈴木店長がいろいろと丁寧に教えてくださって、楽しかったです。ほかの皆さんも親切で、また参加したいですね!」ととっても満足されていた様子。
コロナ禍をきっかけに、1年半ほど前に自転車を始められたという山崎さん。お店に行ったときにちょうどサイズがピッタリなこのバイクと出会い、自転車生活をスタートさせたのだとか。
フレームカラーの赤に合わせて、各所にはレッドパーツがふんだんに取り入れられている。ボトルやボトルケージはもちろん、ブラケットには赤いカバーが上から被せられているほど。
「景色の綺麗なところをもっと走りたいですね、できれば平坦がずっと続くような場所が良いです(笑)」と山崎さん。これからも真っ赤な愛車と共に幸多き自転車ライフを楽しめるといいですね。
酒井さん アンカー RL6DW
スーパースウィートに参加していた酒井さんの愛車は地元埼玉のブリヂストンが手掛けるアンカー RL6DW。カーボンバイクの乗り味をアルミで再現したという女性向けロングライドモデルである。「身長が低いのでどうしてもフレームを選ぶのに制限があって、アンカーは小さいサイズがあって、サイズによって剛性が落ちていないと聞いて選びました」とのこと。
選べる31色の単色フレームカラーから見る角度によって色が変化する「マジョーラ・アンドロメダカラー」をチョイス。バーテープはフレームカラーに合わせて、マジョーラカラーのスパカズのバーテープを合わせて、統一感があるカスタムに。
サドルはスペシャライズドの女性用サドル POWER MIMIC EXPERTが取り付けられていた。「スズパワーで『100km乗るとお尻が痛くなる』と相談したらこれを勧められました」と酒井さん。スズパワーのサドル試乗サービスを利用して、実際の使い心地を試すことも出来たこともあり、不安なく購入に至ったのだとか。
コンポーネントはレースやトレーニングでも使いやすい105コンポーネントが搭載されていた。ホイールも走りの軽さと扱いやすさが高い次元でバランスされたマヴィックのKSYRIUM ELITE UST。こちらは旦那さんが新しいカンパニョーロのホイールを購入し、お下がりで奥さんのところにやってきたのだとか。UST仕様のホイールということもあり、タイヤはチューブレスをチョイス。優れた耐パンク性と耐久性を備え、レースからサイクリングまで幅広く使用できるシュワルベのオールラウンドチューブレスタイヤ"ONE"が装着されていた。
大きめのサドルバックの中身について尋ねてみると、「ソロライドの時は自分で何とかしなきゃいけないので、パンク修理できるようなものが入っています!」と酒井さん。「やっぱり、女性だけで集まってライドをすることはなかなかできないので、女子ライドをしたいですね!」と今後の楽しみを話してくれました。
相内さん デローザ NEO PRIMATO
スポーツバイクファクトリースズキの平日ライドと日曜ライドによく参加しているという相内さん。お店もライドも常連である相内さんの愛車は2010年にふじみ野店の店内で出逢ったというデローザのクロモリロードの"NEO PRIMATO"である。
コンポーネントはシルバーカラーのカンパニョーロ ATHENAが搭載されていた。「クラシックなクロモリフレームにはやっぱりシルバーのカンパニョーロが良いんです」と相内さん。しかも、シルバーカラーのATHENAのウルトラトルク仕様は2010年にのみ製造されていたという珍しいクランクなのだという。
クロモリフレームと相性抜群なブルックスの革サドル"SWIFT CHROME"もこだわりポイント。「革サドルの方が自身のお尻にあった形に馴染んでいくので、ずっと愛用しています」とのことで、このサドルにしてからライド中のお尻の痛みも解消したという体験談を話してくれた。
もちろん、といっては何ですがホイールも手組。ハブはカンパニョーロだが、リムは摩耗によって都度交換しているため、フロントはアラヤ、リアはアンブロッシオという組み合わせに。また、フロントスポークにはエアロスポークを採用し、エアロ効果を高めた仕様になっている。
ホイールを組んだり、オーバーホールもご自身でやってしまうという相内さんはなんと、バイクに取り付けられているチューブラータイヤ用のサドルバッグとフレームバッグ、さらに、バッグとフレームが擦れて傷が付かないようにアルミステーまでも自作しているというこだわり。
デローザのシューズカバーやカステリのジャケットやビブタイツを着用するなど、バイク以外もイタリアンブランドで統一するトータルコーディネートもベテランらしいこだわり。「今後も自転車ライフを楽しみたい!」と笑顔で答えてくれました。
増田絵里さんと蒔田和男さん クォータ KOUGAR/キャノンデール SUPER SIX EVO
こちらのご夫婦、実は奥様の絵里さんがスズパスタッフで旦那さんの自転車も増田さんのアドバイスの結果なのだとか。現状残念ながら男社会のサイクリング界において、「機材は夫が選んでいるので」というのは愛車自慢取材でも良く聞くフレーズなのですが、なんとこのお二人は逆!ということで非常に新鮮なヒアリングタイムとなりました。
和男さんの愛車はキャノンデールのオールラウンドレーサーであるSUPER SIX EVO。こちらは2台目のバイクだそうですが、買い換えたきっかけは1台目のバイクが乗りづらかったからなのだとか。「最初のバイクは、数字的には間違っていないサイズだったのですが実際乗ってみると快適に乗れなくて。それでスズパさんに相談したら、体の柔軟性の問題なのではないかと妻にアドバイスをもらい、ワンサイズ下げて、ハンドルを上げたポジションにしてみると非常に乗りやすくて」と和男さん。
美しいパープルカラーのフレームに合わせるように、バーテープやボトルケージ、さらにはバルブキャップまでオイルスリックカラーのモデルをチョイス。ライダーとのフィッティングだけでなく、カラーコーディネートまでバッチリの一台だ。
一方の絵里さんの愛車はクォータのエアロロードであるKOUGAR。なんと7年以上にわたって愛用中の息の長い相棒なのだとか。トップチューブにはクラックをカーボンドライジャパンで補修した跡もあり、その長い付き合いが窺いしれる。
ブラケットやバーテープ、サドルやペダルなどをホワイトに、シートチューブ側のボトルケージをグリーンにして、フレームのカラースキームをばっちり生かすコーディネートでおしゃれにまとまった1台でした。
井上義和さん ウィリエール Zaffiro
ウィリエールのスチールバイクという、かなりレアなバイクにお乗りだったのがこちらの井上さん。老舗ブランドであるけれども、どちらかといえばアスタナやトタルに供給するレーシングブランドのイメージが強いため、スチールバイクというのは逆に新鮮。
十数年以上前に自転車を趣味としつつも子育てなどで離れていたという井上さん。3年ほど前に自転車の世界にカムバックしたのだとか。復帰後の1台目はキャノンデールのアルミバイクだったが、新たな相棒として選んだのがこのバイク。
「やっぱりクロモリが懐かしくて。パナソニックとか、ハンドメイドビルダーも考えたんですが、ウィリエールもスチールをやっているんだと知ったのがきっかけですね。同じバイクに乗っている人は見たことないです」と井上さん。
クイルステムやハンドル、シートピラーは日東で揃えるこだわりのアセンブル。一方で乗り心地を重視したチューブレスタイヤをチョイスするなどモダンとクラシックが良い塩梅で融合した、ネオクラシックな一台に仕上げられていました。
宇佐見純一さん ピナレロ PRINCE FX
この日一番長い距離となる班に参加されていた宇佐見さん。少し前に参加したクリテリウムで見事優勝されたということも納得の脚力の持ち主です。そんな宇佐見さんの愛車はピナレロのレーシングバイクであるPRINCE FX。
オレンジのグラデーションが印象的なカラーリングの一台で、オーソドックスな柄も綺麗に組み上げられた一台。アルテグラをメインコンポーネントとしつつ、パイオニアのカバーをオレンジにするなどおしゃれ心も忘れない。
「今日のためにリアは30Tのスプロケを入れてきたんです。結果的に正解でした(笑)」と語る宇佐見さん。なんと前回は平坦中心と言われてきたら白石峠(※)を登る羽目になり、今回は教訓を生かすことができたのだとか。
(※埼玉では有名なヒルクライムコース 距離6.3km、獲得標高530mと、もちろん平坦とは呼べない)
ちなみに今回も獲得標高は900mを越え、さらに最大10%を超える区間もあったとのこと。スズパワーライド、上級コースはかなりの脚自慢でも満足できる会になっているようですよ。
山崎寧子さん スペシャライズド RUBY
真っ赤なスペシャライズドの女性用バイク、RUBYにまたがっていらっしゃった山崎さん。今回はスーパースウィートに参加され、人生最長距離を更新されたのだとか。「初めて56kmも走れました。鈴木店長がいろいろと丁寧に教えてくださって、楽しかったです。ほかの皆さんも親切で、また参加したいですね!」ととっても満足されていた様子。
コロナ禍をきっかけに、1年半ほど前に自転車を始められたという山崎さん。お店に行ったときにちょうどサイズがピッタリなこのバイクと出会い、自転車生活をスタートさせたのだとか。
フレームカラーの赤に合わせて、各所にはレッドパーツがふんだんに取り入れられている。ボトルやボトルケージはもちろん、ブラケットには赤いカバーが上から被せられているほど。
「景色の綺麗なところをもっと走りたいですね、できれば平坦がずっと続くような場所が良いです(笑)」と山崎さん。これからも真っ赤な愛車と共に幸多き自転車ライフを楽しめるといいですね。
酒井さん アンカー RL6DW
スーパースウィートに参加していた酒井さんの愛車は地元埼玉のブリヂストンが手掛けるアンカー RL6DW。カーボンバイクの乗り味をアルミで再現したという女性向けロングライドモデルである。「身長が低いのでどうしてもフレームを選ぶのに制限があって、アンカーは小さいサイズがあって、サイズによって剛性が落ちていないと聞いて選びました」とのこと。
選べる31色の単色フレームカラーから見る角度によって色が変化する「マジョーラ・アンドロメダカラー」をチョイス。バーテープはフレームカラーに合わせて、マジョーラカラーのスパカズのバーテープを合わせて、統一感があるカスタムに。
サドルはスペシャライズドの女性用サドル POWER MIMIC EXPERTが取り付けられていた。「スズパワーで『100km乗るとお尻が痛くなる』と相談したらこれを勧められました」と酒井さん。スズパワーのサドル試乗サービスを利用して、実際の使い心地を試すことも出来たこともあり、不安なく購入に至ったのだとか。
コンポーネントはレースやトレーニングでも使いやすい105コンポーネントが搭載されていた。ホイールも走りの軽さと扱いやすさが高い次元でバランスされたマヴィックのKSYRIUM ELITE UST。こちらは旦那さんが新しいカンパニョーロのホイールを購入し、お下がりで奥さんのところにやってきたのだとか。UST仕様のホイールということもあり、タイヤはチューブレスをチョイス。優れた耐パンク性と耐久性を備え、レースからサイクリングまで幅広く使用できるシュワルベのオールラウンドチューブレスタイヤ"ONE"が装着されていた。
大きめのサドルバックの中身について尋ねてみると、「ソロライドの時は自分で何とかしなきゃいけないので、パンク修理できるようなものが入っています!」と酒井さん。「やっぱり、女性だけで集まってライドをすることはなかなかできないので、女子ライドをしたいですね!」と今後の楽しみを話してくれました。
相内さん デローザ NEO PRIMATO
スポーツバイクファクトリースズキの平日ライドと日曜ライドによく参加しているという相内さん。お店もライドも常連である相内さんの愛車は2010年にふじみ野店の店内で出逢ったというデローザのクロモリロードの"NEO PRIMATO"である。
コンポーネントはシルバーカラーのカンパニョーロ ATHENAが搭載されていた。「クラシックなクロモリフレームにはやっぱりシルバーのカンパニョーロが良いんです」と相内さん。しかも、シルバーカラーのATHENAのウルトラトルク仕様は2010年にのみ製造されていたという珍しいクランクなのだという。
クロモリフレームと相性抜群なブルックスの革サドル"SWIFT CHROME"もこだわりポイント。「革サドルの方が自身のお尻にあった形に馴染んでいくので、ずっと愛用しています」とのことで、このサドルにしてからライド中のお尻の痛みも解消したという体験談を話してくれた。
もちろん、といっては何ですがホイールも手組。ハブはカンパニョーロだが、リムは摩耗によって都度交換しているため、フロントはアラヤ、リアはアンブロッシオという組み合わせに。また、フロントスポークにはエアロスポークを採用し、エアロ効果を高めた仕様になっている。
ホイールを組んだり、オーバーホールもご自身でやってしまうという相内さんはなんと、バイクに取り付けられているチューブラータイヤ用のサドルバッグとフレームバッグ、さらに、バッグとフレームが擦れて傷が付かないようにアルミステーまでも自作しているというこだわり。
デローザのシューズカバーやカステリのジャケットやビブタイツを着用するなど、バイク以外もイタリアンブランドで統一するトータルコーディネートもベテランらしいこだわり。「今後も自転車ライフを楽しみたい!」と笑顔で答えてくれました。
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