2022/02/16(水) - 17:49
もうすっかり関東圏のクロッサーにお馴染みとなった第6回「稲城クロス」が、ついに、ようやく、1年半ぶりに帰ってきた。大会会場に溢れていたのは、開催を待ちわびていた人の笑顔。その模様をレポートします。
「ひさしぶり!」「開催されて良かったね!」。稲城クロス会場を歩いていると、あちこちからこんな挨拶が聞こえてきた。
通算7回目となる同大会は緊急事態宣言によって過去2回連続中止となったため、開催されるのは実に1年半ぶり。関東方面のシクロクロスレースは年明けから開催中止が続いていたこともあって、開催を心待ちにしていた方がとても多かった。
これまでシクロクロス東京や幕張クロスを主催してきたチャンピオンシステム・ジャパンの手によって、CROSS COFFEEからほど近い稲城市の多摩川河川敷を舞台に開催されている稲城クロス。第一回目から一貫する「トップ選手だけではなく、競技を支える一般カテゴリーの方にスポットライトが当たるように」というテーマのもと開催され、初心者デビューにもうってつけの優しいシクロクロスレースとして広く知られ、人気を集めてきた。
サイクリストが行き交う多摩川河川敷での開催とあって、通りがかりのロードバイク乗りはもちろん、自転車競技なんて全然興味ないファミリーも、ゲートボールをしにきたおじいさんたちもお散歩がてらコースサイドに大集合だ。一番の見どころである階段の辺りには人垣ができ、果敢な走りには大歓声が飛びかった。ちなみに、自転車を知らない人たちにレースを見てもらい、興味を持ってもらうのはシクロクロス東京とも共通する棈木さん(チャンピオンシステム・ジャパン代表)の思いによるもの。
ビギナーフレンドリーたるワケはカテゴリー分けだけじゃなく、真っ直ぐなホームストレートと、曲がりくねったコーナー、そして階段を組み合わせたコースレイアウトにもある。まだオフロード慣れしてなくとも安心して走れるし、それでいて上級者なら曲がりくねったコーナー区間は腕の見せ所。実際に今回が初めてのシクロクロス参戦という参加者も多く、シクロクロスムーブメントはまだまだ伸びていると言ってよさそう。
開催カテゴリーはキッズや、2レースが行われるC4、C3、M(マスターズ)2/M3、L(レディース)2/L3に加え、今回からはシクロクロス初参戦の方のために、階段を取り払ったコースを走る「超初心者」も新設。会場には朝から「自転車のまち稲城」を掲げる高橋勝浩市長も応援に駆けつけた。
棈木代表によれば来シーズンは10月と2月の2回開催に戻したいとのことで、更なる発展に期待したい!
大盛り上がりだった「CX最速店長&社長選手権」をプチレポ
さて、例年であれば最終レースとしてC2以上の選手たちをメインにした「オープンレース」が開催されていたが、今年はサイスポ誌の名物企画「最速店長選手権」のシクロクロス版レース「CX最速店長&社長選手権」が開催され、会場はこの日一番に沸き立った。
28名のエントラントには、弱虫ペダル作者の渡辺航先生や、J SPORTSの名(迷?)解説者として、ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしておなじみの栗村修さん、キャニオン・ジャパン代表の⽯⼭幸⾵さん、ロードでは最速だけどCXだとどうなんだ!?の⾼岡亮寛(Roppongi Express)さんといった豪華な面々。なお、棈木代表は「自分のためにレースを作ったのに」ギックリ腰でDNFでした(この日が誕生日だったのに...)。
レースはCROSS COFFEEでシクロクロスの講師も務める向⼭浩司(AKIRUNO-Cycling Academy Project)と野中秀樹(ホダカファクトリーレーシング)による激しい一騎打ちとなり、一度は劣勢に立たされた向⼭がド根性で逆転勝利を達成しました(拍手)。このあたりはサイクルスポーツWEBに掲載されるとのことなので、詳しくはそちらをご覧くださいな。
また、我らがシクロワイアードの走れすぎる?????編集長、綾野真をはじめ、サイクルスポーツの中島丈博氏、バイシクルクラブの⼭⼝博久氏も揃い、期せずして3メディアの編集長対決も(笑)。こちらはレース前に取材のしの字もせず、目を三角にして試走とウォーミングアップを繰り返していた我らが編集長殿が圧勝! こちらは優勝コメントがサイクルスポーツWEBに掲載されるとのことなので(なんでやねん!!!)、詳しくはそちらをご覧くださいな(上コピペ)。
レポート:編集部スタッフ一同
「ひさしぶり!」「開催されて良かったね!」。稲城クロス会場を歩いていると、あちこちからこんな挨拶が聞こえてきた。
通算7回目となる同大会は緊急事態宣言によって過去2回連続中止となったため、開催されるのは実に1年半ぶり。関東方面のシクロクロスレースは年明けから開催中止が続いていたこともあって、開催を心待ちにしていた方がとても多かった。
これまでシクロクロス東京や幕張クロスを主催してきたチャンピオンシステム・ジャパンの手によって、CROSS COFFEEからほど近い稲城市の多摩川河川敷を舞台に開催されている稲城クロス。第一回目から一貫する「トップ選手だけではなく、競技を支える一般カテゴリーの方にスポットライトが当たるように」というテーマのもと開催され、初心者デビューにもうってつけの優しいシクロクロスレースとして広く知られ、人気を集めてきた。
サイクリストが行き交う多摩川河川敷での開催とあって、通りがかりのロードバイク乗りはもちろん、自転車競技なんて全然興味ないファミリーも、ゲートボールをしにきたおじいさんたちもお散歩がてらコースサイドに大集合だ。一番の見どころである階段の辺りには人垣ができ、果敢な走りには大歓声が飛びかった。ちなみに、自転車を知らない人たちにレースを見てもらい、興味を持ってもらうのはシクロクロス東京とも共通する棈木さん(チャンピオンシステム・ジャパン代表)の思いによるもの。
ビギナーフレンドリーたるワケはカテゴリー分けだけじゃなく、真っ直ぐなホームストレートと、曲がりくねったコーナー、そして階段を組み合わせたコースレイアウトにもある。まだオフロード慣れしてなくとも安心して走れるし、それでいて上級者なら曲がりくねったコーナー区間は腕の見せ所。実際に今回が初めてのシクロクロス参戦という参加者も多く、シクロクロスムーブメントはまだまだ伸びていると言ってよさそう。
開催カテゴリーはキッズや、2レースが行われるC4、C3、M(マスターズ)2/M3、L(レディース)2/L3に加え、今回からはシクロクロス初参戦の方のために、階段を取り払ったコースを走る「超初心者」も新設。会場には朝から「自転車のまち稲城」を掲げる高橋勝浩市長も応援に駆けつけた。
棈木代表によれば来シーズンは10月と2月の2回開催に戻したいとのことで、更なる発展に期待したい!
大盛り上がりだった「CX最速店長&社長選手権」をプチレポ
さて、例年であれば最終レースとしてC2以上の選手たちをメインにした「オープンレース」が開催されていたが、今年はサイスポ誌の名物企画「最速店長選手権」のシクロクロス版レース「CX最速店長&社長選手権」が開催され、会場はこの日一番に沸き立った。
28名のエントラントには、弱虫ペダル作者の渡辺航先生や、J SPORTSの名(迷?)解説者として、ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしておなじみの栗村修さん、キャニオン・ジャパン代表の⽯⼭幸⾵さん、ロードでは最速だけどCXだとどうなんだ!?の⾼岡亮寛(Roppongi Express)さんといった豪華な面々。なお、棈木代表は「自分のためにレースを作ったのに」ギックリ腰でDNFでした(この日が誕生日だったのに...)。
レースはCROSS COFFEEでシクロクロスの講師も務める向⼭浩司(AKIRUNO-Cycling Academy Project)と野中秀樹(ホダカファクトリーレーシング)による激しい一騎打ちとなり、一度は劣勢に立たされた向⼭がド根性で逆転勝利を達成しました(拍手)。このあたりはサイクルスポーツWEBに掲載されるとのことなので、詳しくはそちらをご覧くださいな。
また、我らがシクロワイアードの走れすぎる?????編集長、綾野真をはじめ、サイクルスポーツの中島丈博氏、バイシクルクラブの⼭⼝博久氏も揃い、期せずして3メディアの編集長対決も(笑)。こちらはレース前に取材のしの字もせず、目を三角にして試走とウォーミングアップを繰り返していた我らが編集長殿が圧勝! こちらは優勝コメントがサイクルスポーツWEBに掲載されるとのことなので(なんでやねん!!!)、詳しくはそちらをご覧くださいな(上コピペ)。
レポート:編集部スタッフ一同
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