2022/02/24(木) - 18:11
東京矢野口のCROSS COFFEEに集まったバイクとオーナーを突撃取材!の(ひとまず)最終回。弱虫ペダルでハマったご夫婦、AETHOSを颯爽と乗りこなす女性、累積走行距離24万km?!のブルベライダーなど、ちょっと目を引く方々にご登場頂きます。
山田高雄・由香里さんご夫妻 キャノンデール SUPER SIX EVO & スペシャライズド Tarmac SL5
キャノンデールとスペシャライズドというアメリカンブランドで揃えた山田ご夫妻。自転車を始めたきっかけをお尋ねすると、なんと高雄さんが弱虫ペダルのミュージカルを偶然テレビで見たことがきっかけなのだとか。舞台から漫画と順調にハマり、ロードバイクに乗ってみたくなったのだという。
「でも、買う前にやっぱり一度ロードバイクに乗ってみたくて、修善寺のサイクルスポーツセンターでレンタルしてみたんです。そしたら完全に欲しくなって、すぐにお店を探して買いました」と高雄さん。ちなみにハマりっぷりは本物で、昨年行われたエリア周遊型イベントのサイクルボールを全地域制覇されたり、車で淡路島まで自転車を持っていってサイクリングしたりと、アクティブに自転車を楽しまれている様子。
今のバイクはお二人とも2台目で、機材にもそれぞれのこだわりが詰まっているという。高雄さんのSUPER SIX EVOは以前から憧れていたモデルなのだとか。「最初がCAADだったので、いつかはSUPER SIXに乗ってみたくて。一度試乗会で試してみたら惚れ込んじゃって、そこからはリムかディスクかで悩みました」という。最終的にリムブレーキモデルを選んだのは、車の中に積み込むことや普段は家で縦置きされていることもあり、エア噛みのリスクを敬遠してのことだという。
由香里さんの愛車はレモンイエローが眩しいスペシャライズドのTARMAC SL5だ。綺麗な色ですね、と話しかけると「でも実は赤が好きなんです」と言う意外なお答え。「好きな赤を映えさせるための黄色なんです。それで、バーテープとボトルは赤。この組み合わせが気に入っています」と言う。ホイールは名作の呼び声高いレーシングゼロカーボンで、いかにも走り重視な組み合わせでございました。
中山洋平さん スコット ADDICT RC SUPER SONIC EDITION
Vol.1で紹介した保戸塚さん(CAADX)のご友人である中山洋平さん。スコットが東京オリンピックを走るために生み出した特別カラー「SUPER SONICエディション」のADDICT RCがとてもカッコ良かったのでご登場をオファー!
「友人から譲ってもらった機械式変速/ブレーキのコンポーネントを活かしつつ、エアロを重視したディスクブレーキロードを乗りたかったんです。それが可能なフレームが少なくほぼ一択でしたが、やっぱり決め手はカラーリングでした。チーム(MIVRO)のボスである岩島啓太さんも乗っているカラーだったので、良いなと思って...」とバイクチョイスの理由を話してくれた中山さん。リムブレーキ用のSTIレバーを使いつつ、グロータックの「EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパー」を使ってディスク化させたことが大きな特徴だ。
「ADDICT RCはとても素直なフィーリングで掛かりも良く、走りも軽いですね。妻には購入を事後報告したので大変でしたが今では満足してます(笑)。ブレーキは指二本で長い下りも安心して走れます。とても気に入っていますよ」と言う中山さん。こだわりが詰まったバイクはMIVROの「レースのような練習会」でも活躍しているそうで、今後はどんなレースでも良いから表彰台に上げ、ハクをつけてあげたい、とも。
ちなみに、トップチューブに貼り付けられた黒猫シールは奥様とお子さんが貼ってくれたという幸運のお守り。落車しないように、という素敵な想いが込められているという。
古瀬裕子さん スペシャライズド AETHOS
パステルカラーのスペシャライズドの超軽量モデル、AETHOSにまたがりクロスコーヒーに現れた古瀬さん。ヒルクライム帰りですか?とお声がけしたら、「全然(笑)、カフェを巡っていて、2軒目です!」とまったりライドの途中だった様子。
普段は箱根や西伊豆などを走られているそうで、今日も気の合う友達と二人で気ままに走られているとのこと。なんとロードは3台お持ちだそうで、このAETHOSは2台目のバイクなんだとか。
「速く走りたいわけじゃないけど、良いバイクが欲しくて、2年くらい悩んでいたらショップの店長さんにオススメされて。コンセプトが自分に合ってるなと思ったんですよ」と選んだきっかけを教えていただきました。実際に乗ってみた感想は「確かに軽いんですけど、まあ楽しんで走る分には大きくは変わらないですね(笑)でも、ディスクブレーキは下りが楽で、手も痛くなりづらいのはすごく良かったですよ」とのこと。
アパレルがこだわりポイントとのことで、イチオシブランドはラファなのだとか。この日はラファのジャージとスポーツフルのジャケットにベロシオのタイツの組み合わせ。足元はラファのエクスプロア パワーウィーブシューズで決められていました。
山本崇敬さんと伊藤みなみさん メリダ SCULTURA 100とLiv AVAIL
「まだロードバイクに乗り始めてひと月くらいなんです」とはにかみながら答えてくれたのがこちらの山本崇敬さんと伊藤みなみさん。現在婚約中という幸せいっぱいのお二人がロードバイクに興味を持ったのは、弱虫ペダルがきっかけだったのだとか。
そこからロードレースに興味が出て、Jスポーツを契約。ツールやジロを観戦していると、自分のバイクが欲しくなってきたのだとか。「それで、最初はとりあえずレンタルしてみようということで、いろんなレンタサイクルで走ってみたんですが、やはり自分の自転車が欲しいなと思って、二人で揃えました」とのこと。
2人がそれぞれ愛車を選んだ理由としては「色が気に入ったのもありますし、やっぱり新城さんが乗っているのも大きかったですね」と山本さん。一方の伊藤さんは「ジャイアントストア仙台で、一度レンタルバイクに乗った時に、すごくしっくり来たんです。それでこれだ!と思って」と語っていただいた。
今日はヘルメットを見にクロスコーヒーに来たのだというお二人。今後はビンディングペダルにも挑戦していきたいと、一歩一歩ステップアップされている様子。どこか行ってみたいコースはあります?とお尋ねすると、「一度つくばりんりんロードを走ってみたいです!」とのこと。ぜひ桜の時期に走ってみてください!気持ちいいですよ!
佐藤信介さん ピナレロ DOGMA F8
クロスコーヒーのトニオ店長が「あの人スゴイんですよ」と教えてくれたのがこちらの佐藤さん。何がすごいかというと、走行距離がハンパなかったんです。「土日に200kmずつ、平日に20kmずつ。週に500kmを10年くらい続けてるので、大体24万kmくらい走ってる計算になりますね」とこともなげに語る佐藤さん。
24万kmといえば地球6周である。一体何者なのか、と驚いていると「実はこういうもので」といただいた名刺にはなんとオダックス千葉の副代表の肩書が。つまりブルべを主催している組織の幹部ということで、完全に納得できました(笑)
そんな佐藤さんの愛車はピナレロの名機、DOGMA F8。「5台ほどロードがあるのですが、このバイクは走りも軽いので、登りが多いコースで活躍してくれますね。今年はピークスにも出ようと思うのですが、それは絶対このバイクで出る予定ですね」と佐藤さん。
もちろんパーツにもこだわりがたくさん詰まっている。チェーンにはチタンの鎧に加え、モルテンスピードワックスを施工するなど、フリクションロスの低減にも余念がない。さらにブルべライダーのこだわりポイントであるライトについては、バッテリー交換可能なオーライトのタクティカルライトを採用しているなど、オリジナリティのある構成だ。
お話を聞いた場所:CROSS COFFEE
言わずと知れたチャンピオンシステムが運営する人気カフェ。「尾根幹」の入り口であるJR南武線矢野口駅すぐという最高の立地で、オープンから僅かな期間でサイクリストの憩いの場となった場所だ。美味しい食事やカフェメニューが用意されるのはもちろん、チャンピオンシステムの全ラインナップや、人気のヘルメットブランドK-PLUSの試着が可能。セミナーやイベントも随時開催中で、オリジナルジャージやキャップ、補給食やスペアチューブなども発売している。
東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1F(docomoショップ隣)
TEL.042-401-6126
オープン時間:7:00〜17:00
定休日:なし
HP:http://cross.coffee/
山田高雄・由香里さんご夫妻 キャノンデール SUPER SIX EVO & スペシャライズド Tarmac SL5
キャノンデールとスペシャライズドというアメリカンブランドで揃えた山田ご夫妻。自転車を始めたきっかけをお尋ねすると、なんと高雄さんが弱虫ペダルのミュージカルを偶然テレビで見たことがきっかけなのだとか。舞台から漫画と順調にハマり、ロードバイクに乗ってみたくなったのだという。
「でも、買う前にやっぱり一度ロードバイクに乗ってみたくて、修善寺のサイクルスポーツセンターでレンタルしてみたんです。そしたら完全に欲しくなって、すぐにお店を探して買いました」と高雄さん。ちなみにハマりっぷりは本物で、昨年行われたエリア周遊型イベントのサイクルボールを全地域制覇されたり、車で淡路島まで自転車を持っていってサイクリングしたりと、アクティブに自転車を楽しまれている様子。
今のバイクはお二人とも2台目で、機材にもそれぞれのこだわりが詰まっているという。高雄さんのSUPER SIX EVOは以前から憧れていたモデルなのだとか。「最初がCAADだったので、いつかはSUPER SIXに乗ってみたくて。一度試乗会で試してみたら惚れ込んじゃって、そこからはリムかディスクかで悩みました」という。最終的にリムブレーキモデルを選んだのは、車の中に積み込むことや普段は家で縦置きされていることもあり、エア噛みのリスクを敬遠してのことだという。
由香里さんの愛車はレモンイエローが眩しいスペシャライズドのTARMAC SL5だ。綺麗な色ですね、と話しかけると「でも実は赤が好きなんです」と言う意外なお答え。「好きな赤を映えさせるための黄色なんです。それで、バーテープとボトルは赤。この組み合わせが気に入っています」と言う。ホイールは名作の呼び声高いレーシングゼロカーボンで、いかにも走り重視な組み合わせでございました。
中山洋平さん スコット ADDICT RC SUPER SONIC EDITION
Vol.1で紹介した保戸塚さん(CAADX)のご友人である中山洋平さん。スコットが東京オリンピックを走るために生み出した特別カラー「SUPER SONICエディション」のADDICT RCがとてもカッコ良かったのでご登場をオファー!
「友人から譲ってもらった機械式変速/ブレーキのコンポーネントを活かしつつ、エアロを重視したディスクブレーキロードを乗りたかったんです。それが可能なフレームが少なくほぼ一択でしたが、やっぱり決め手はカラーリングでした。チーム(MIVRO)のボスである岩島啓太さんも乗っているカラーだったので、良いなと思って...」とバイクチョイスの理由を話してくれた中山さん。リムブレーキ用のSTIレバーを使いつつ、グロータックの「EQUAL機械式ディスクブレーキキャリパー」を使ってディスク化させたことが大きな特徴だ。
「ADDICT RCはとても素直なフィーリングで掛かりも良く、走りも軽いですね。妻には購入を事後報告したので大変でしたが今では満足してます(笑)。ブレーキは指二本で長い下りも安心して走れます。とても気に入っていますよ」と言う中山さん。こだわりが詰まったバイクはMIVROの「レースのような練習会」でも活躍しているそうで、今後はどんなレースでも良いから表彰台に上げ、ハクをつけてあげたい、とも。
ちなみに、トップチューブに貼り付けられた黒猫シールは奥様とお子さんが貼ってくれたという幸運のお守り。落車しないように、という素敵な想いが込められているという。
古瀬裕子さん スペシャライズド AETHOS
パステルカラーのスペシャライズドの超軽量モデル、AETHOSにまたがりクロスコーヒーに現れた古瀬さん。ヒルクライム帰りですか?とお声がけしたら、「全然(笑)、カフェを巡っていて、2軒目です!」とまったりライドの途中だった様子。
普段は箱根や西伊豆などを走られているそうで、今日も気の合う友達と二人で気ままに走られているとのこと。なんとロードは3台お持ちだそうで、このAETHOSは2台目のバイクなんだとか。
「速く走りたいわけじゃないけど、良いバイクが欲しくて、2年くらい悩んでいたらショップの店長さんにオススメされて。コンセプトが自分に合ってるなと思ったんですよ」と選んだきっかけを教えていただきました。実際に乗ってみた感想は「確かに軽いんですけど、まあ楽しんで走る分には大きくは変わらないですね(笑)でも、ディスクブレーキは下りが楽で、手も痛くなりづらいのはすごく良かったですよ」とのこと。
アパレルがこだわりポイントとのことで、イチオシブランドはラファなのだとか。この日はラファのジャージとスポーツフルのジャケットにベロシオのタイツの組み合わせ。足元はラファのエクスプロア パワーウィーブシューズで決められていました。
山本崇敬さんと伊藤みなみさん メリダ SCULTURA 100とLiv AVAIL
「まだロードバイクに乗り始めてひと月くらいなんです」とはにかみながら答えてくれたのがこちらの山本崇敬さんと伊藤みなみさん。現在婚約中という幸せいっぱいのお二人がロードバイクに興味を持ったのは、弱虫ペダルがきっかけだったのだとか。
そこからロードレースに興味が出て、Jスポーツを契約。ツールやジロを観戦していると、自分のバイクが欲しくなってきたのだとか。「それで、最初はとりあえずレンタルしてみようということで、いろんなレンタサイクルで走ってみたんですが、やはり自分の自転車が欲しいなと思って、二人で揃えました」とのこと。
2人がそれぞれ愛車を選んだ理由としては「色が気に入ったのもありますし、やっぱり新城さんが乗っているのも大きかったですね」と山本さん。一方の伊藤さんは「ジャイアントストア仙台で、一度レンタルバイクに乗った時に、すごくしっくり来たんです。それでこれだ!と思って」と語っていただいた。
今日はヘルメットを見にクロスコーヒーに来たのだというお二人。今後はビンディングペダルにも挑戦していきたいと、一歩一歩ステップアップされている様子。どこか行ってみたいコースはあります?とお尋ねすると、「一度つくばりんりんロードを走ってみたいです!」とのこと。ぜひ桜の時期に走ってみてください!気持ちいいですよ!
佐藤信介さん ピナレロ DOGMA F8
クロスコーヒーのトニオ店長が「あの人スゴイんですよ」と教えてくれたのがこちらの佐藤さん。何がすごいかというと、走行距離がハンパなかったんです。「土日に200kmずつ、平日に20kmずつ。週に500kmを10年くらい続けてるので、大体24万kmくらい走ってる計算になりますね」とこともなげに語る佐藤さん。
24万kmといえば地球6周である。一体何者なのか、と驚いていると「実はこういうもので」といただいた名刺にはなんとオダックス千葉の副代表の肩書が。つまりブルべを主催している組織の幹部ということで、完全に納得できました(笑)
そんな佐藤さんの愛車はピナレロの名機、DOGMA F8。「5台ほどロードがあるのですが、このバイクは走りも軽いので、登りが多いコースで活躍してくれますね。今年はピークスにも出ようと思うのですが、それは絶対このバイクで出る予定ですね」と佐藤さん。
もちろんパーツにもこだわりがたくさん詰まっている。チェーンにはチタンの鎧に加え、モルテンスピードワックスを施工するなど、フリクションロスの低減にも余念がない。さらにブルべライダーのこだわりポイントであるライトについては、バッテリー交換可能なオーライトのタクティカルライトを採用しているなど、オリジナリティのある構成だ。
お話を聞いた場所:CROSS COFFEE
言わずと知れたチャンピオンシステムが運営する人気カフェ。「尾根幹」の入り口であるJR南武線矢野口駅すぐという最高の立地で、オープンから僅かな期間でサイクリストの憩いの場となった場所だ。美味しい食事やカフェメニューが用意されるのはもちろん、チャンピオンシステムの全ラインナップや、人気のヘルメットブランドK-PLUSの試着が可能。セミナーやイベントも随時開催中で、オリジナルジャージやキャップ、補給食やスペアチューブなども発売している。
東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1F(docomoショップ隣)
TEL.042-401-6126
オープン時間:7:00〜17:00
定休日:なし
HP:http://cross.coffee/
Amazon.co.jp