チーム右京相模原はプレスリリースにて2022年体制を発表。石橋学、本多晴飛、上野颯斗の3名が新たに加入することを明らかにした。来季も引き続きジャパンサイクルリーグ(JCL)に出場し、UCIアジアツアーへの出場を目指す。



2020年は新たにスタートしたJCLに参戦したチーム右京相模原2020年は新たにスタートしたJCLに参戦したチーム右京相模原 photo:Satoru Kato
今年から本拠地の神奈川県相模原市を名称に加え、「チーム右京相模原(Team UKYO SAGAMIHARA)」としたチームは、2022年シーズンに所属する10名の選手を発表した。新加入3名を含む日本人選手7名と、今年から継続する外国人選手3名で構成される。メンバーは以下表の通り。
チーム右京相模原 2022年体制
名前(年齢) 国籍
小石祐馬(28) 日本
吉岡直哉(29) 日本
武山晃輔(23) 日本
宇賀隆貴(22) 日本
レイモンド・クレダー(32) オランダ
ネイサン・アール(33) オーストラリア
ベンジャミン・ダイボール(32) オーストラリア
石橋学(29・新加入) 日本
本多晴飛(21・新加入) 日本
上野颯斗(20・新加入) 日本
Jプロツアーで積極的な走りを見せた石橋学(シエルブルー鹿屋)Jプロツアーで積極的な走りを見せた石橋学(シエルブルー鹿屋) photo:Satoru Kato
石橋は2015年のジロ・デ・イタリア出場をはじめとした豊富な海外レース経験を持ち、国内レースでも厳しいレースで上位に絡む活躍を見せてきた。今シーズンからJプロツアーに参戦したシエルブルー鹿屋でチームの牽引役を務めてきたが、来年は活動拠点をまったく新しい環境に移すことになる。

JCLで新人賞のホワイトジャージ争いをした本多晴飛JCLで新人賞のホワイトジャージ争いをした本多晴飛 photo:Satoru Kato
本多晴飛はVC福岡から移籍。今シーズンはJCLで積極的なレース展開を見せ、U23賞のホワイトジャージを、来季からチームメイトとなる宇賀隆貴と最終戦まで争った。まだ21歳の若手有望株は、新天地で更なる飛躍を見せるか。

二つのUCIレースに出場し、インカレでも上位に入った上野颯斗(京都産業大学)二つのUCIレースに出場し、インカレでも上位に入った上野颯斗(京都産業大学) photo:Satoru Kato
上野颯斗(はやと)は、京都産業大学在学中の20歳。今年はツアー・オブ・ジャパンとおおいたアーバンクラシックの二つのUCIレースに出場したほか、インカレロード7位、全日本選手権ロードU23で7位の結果を残した。UCIチームでのステップアップを目指す。



片山右京代表コメント
「この2年間は新型コロナウイルスの影響で海外選手の来日と海外レース の参戦が叶いませんでしたが来期は本来のチームの活動に戻れればと願 っています。オリンピックレガシーのためにもチームはJCLやUCIレース で頑張っていきます。皆様からの応援をお願いいたします」

桑原GMコメント
2021年シーズンは優勝まであと一歩というところで満足いく成績は残せ られませんでしたが、来期は国内リーグのJCLとUCIレースで優勝を目指 して頑張ります! ファンの皆様、スポンサー企業の皆様に期待して頂けるように頑張って いきます。

(コメントはプレスリリースより)


text:Satoru Kato
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