2021/11/12(金) - 09:43
高品質な製品をこだわりのあるユーザーに届けるという想いを持つケミカルブランドのヴィプロス。多彩なラインアップから今回紹介するのは、フレームのコーティング剤"クリーンイノベーター"と"グラン"という2種類だ。
自転車の清掃はドライブトレインの油汚れ落とし、フレームの汚れ落としと幾つかの作業があり、セルフメンテナンスの最終段階にフレームの磨き上げがある。チェーン周りとそのついでにフレームをクリーンアップすることは頻度が高めの作業のため習慣化しているサイクリストも少なくないだろう。
一方で、磨き上げは数ヶ月の一度の作業となりルーティーンとしにくい。それでも愛車をピカピカの状態に保つことで自転車に愛着がさらにわき、コーティング剤でフレームを保護しておくことで、汚れが付着しにくくなったり、汚れてしまっても落としやすくなったりとメリットも大きい。
愛車に手間を掛けてあげたい心持ちと、作業はできるだけ簡素にという相反する気持ちが同居している方も少なくないだろう。ヴィプロスのラインアップでは洗浄を含むコーティング剤としてクリーンイノベーターが用意されており、洗浄と磨き上げを別工程で行いたい方向けのコーティング剤としてグランが展開されている。
クリーンイノベーターはヴィプロスが立ち上げられた当初から用意されている定番プロダクト。洗浄剤とコーティング剤が一体となっている製品は市場に幾つか用意されているが、クリーンイノベーターはケミカル臭が可能な限り少ない物を望むニーズに応えて生み出されていることが特徴だ。
キズの原因となる砂や泥などの汚れを落とした後にスプレーを吹きかけ、拭き上げるだけで油汚れや軽い水垢などを洗浄しながらコーティングが完了するため、作業が非常に手軽。仕上げに乾拭きを行うことで一層綺麗に仕上げられる。
フレームにコーティングされた被膜は撥水性など基本的な性能に加え、耐紫外線性も備えているため、フレームのペイントを守ることも可能。かつてヴィプロスがサポートしていたNIPPOヴィーニファンティーニのチームバイクがマットオレンジの塗装であった時に、クリーンイノベーターで磨き上げたものとそうでないものではシーズン終了後の退色具合が異なったという。
灯油系の溶剤は含まれていないため、長期間使用し続けても塗装や樹脂には悪影響は出ない。また、カルナバなどのワックス類も含まれておらず、マット系仕上げにも使えるとのことだ。もちろんマットに使う際は目立たない部分でテストして、納得してから全体の作業をしたほうが良いだろう。
クリーンイノベーターはアメリカ連邦政府規格であるP-P-560 TYPE-Iや、アメリカ国防総省が定めた軍用規格MIL-P-5425に適合したミリタリースペックのプロダクトでもある。これは過酷な環境下でも機能を発揮することの表れであり、耐久性などに期待できそうだ。
また皮膜硬度はJIS規格のK 5600-5-4にて2Hという認証を得ている。2Hの被膜は6ヶ月保持すると言われるが、使用状況によって変動するため、ヴィプロスとしてはコーティングの持続期間は2ヶ月としているという。
ラインアップは50mlのミニ缶と240mlのロング+マイクロファイバークロスセットの2種類。価格は50mlが1,100円(税込)で240ml版が2,420円(税込)。
クリーンイノベーターから洗浄成分を減量し、コーティング成分を増量したものがグランだ。ヴィプロスがグランで目指したものは手軽な作業ながら、定着させるために別工程が必要な本格的なコーティングと同じような効果を得られる製品。
グランはフレームが濡れた状態のまま施工できる、付属する2種類のマイクロファイバーで塗り伸ばしと磨き上げが行えるという手軽さが魅力だ。シャワーで汚れを落とした後に時間をおかず、コーティング作業に移れるのは魅力だろう。
コーティング成分に重きが置かれたグランは、クリーンイノベーターよりも定着性に優れており、耐久性が高まっている。その分フレームの洗浄はクリーンイノベーターよりもしっかりと行わないといけないが、数ヶ月に一度の本格的な洗浄とあわせて行うのであれば手間は多くない。
もちろんグランは光沢度や滑走性、撥水性に優れており、愛車をピカピカに仕上げたい時に活躍してくれる。フレームやパーツへの攻撃性も非常に低いためデリケートな樹脂やゴムパーツ、メッキやアルマイトにも使うことができるという。
販売は300mlのスプレータイプで2種類のマイクロファイバーが付属する。価格は3,300円(税込)。
ヴィプロス クリーンイノベーター
サイズ:50ml、240ml(マイクロファイバー付き)
価格:1,100円(50ml)、2,420円(240ml、いずれも税込)
ヴィプロス グラン
サイズ:300ml
価格:3,300円(税込)
自転車の清掃はドライブトレインの油汚れ落とし、フレームの汚れ落としと幾つかの作業があり、セルフメンテナンスの最終段階にフレームの磨き上げがある。チェーン周りとそのついでにフレームをクリーンアップすることは頻度が高めの作業のため習慣化しているサイクリストも少なくないだろう。
一方で、磨き上げは数ヶ月の一度の作業となりルーティーンとしにくい。それでも愛車をピカピカの状態に保つことで自転車に愛着がさらにわき、コーティング剤でフレームを保護しておくことで、汚れが付着しにくくなったり、汚れてしまっても落としやすくなったりとメリットも大きい。
愛車に手間を掛けてあげたい心持ちと、作業はできるだけ簡素にという相反する気持ちが同居している方も少なくないだろう。ヴィプロスのラインアップでは洗浄を含むコーティング剤としてクリーンイノベーターが用意されており、洗浄と磨き上げを別工程で行いたい方向けのコーティング剤としてグランが展開されている。
クリーンイノベーターはヴィプロスが立ち上げられた当初から用意されている定番プロダクト。洗浄剤とコーティング剤が一体となっている製品は市場に幾つか用意されているが、クリーンイノベーターはケミカル臭が可能な限り少ない物を望むニーズに応えて生み出されていることが特徴だ。
キズの原因となる砂や泥などの汚れを落とした後にスプレーを吹きかけ、拭き上げるだけで油汚れや軽い水垢などを洗浄しながらコーティングが完了するため、作業が非常に手軽。仕上げに乾拭きを行うことで一層綺麗に仕上げられる。
フレームにコーティングされた被膜は撥水性など基本的な性能に加え、耐紫外線性も備えているため、フレームのペイントを守ることも可能。かつてヴィプロスがサポートしていたNIPPOヴィーニファンティーニのチームバイクがマットオレンジの塗装であった時に、クリーンイノベーターで磨き上げたものとそうでないものではシーズン終了後の退色具合が異なったという。
灯油系の溶剤は含まれていないため、長期間使用し続けても塗装や樹脂には悪影響は出ない。また、カルナバなどのワックス類も含まれておらず、マット系仕上げにも使えるとのことだ。もちろんマットに使う際は目立たない部分でテストして、納得してから全体の作業をしたほうが良いだろう。
クリーンイノベーターはアメリカ連邦政府規格であるP-P-560 TYPE-Iや、アメリカ国防総省が定めた軍用規格MIL-P-5425に適合したミリタリースペックのプロダクトでもある。これは過酷な環境下でも機能を発揮することの表れであり、耐久性などに期待できそうだ。
また皮膜硬度はJIS規格のK 5600-5-4にて2Hという認証を得ている。2Hの被膜は6ヶ月保持すると言われるが、使用状況によって変動するため、ヴィプロスとしてはコーティングの持続期間は2ヶ月としているという。
ラインアップは50mlのミニ缶と240mlのロング+マイクロファイバークロスセットの2種類。価格は50mlが1,100円(税込)で240ml版が2,420円(税込)。
クリーンイノベーターから洗浄成分を減量し、コーティング成分を増量したものがグランだ。ヴィプロスがグランで目指したものは手軽な作業ながら、定着させるために別工程が必要な本格的なコーティングと同じような効果を得られる製品。
グランはフレームが濡れた状態のまま施工できる、付属する2種類のマイクロファイバーで塗り伸ばしと磨き上げが行えるという手軽さが魅力だ。シャワーで汚れを落とした後に時間をおかず、コーティング作業に移れるのは魅力だろう。
コーティング成分に重きが置かれたグランは、クリーンイノベーターよりも定着性に優れており、耐久性が高まっている。その分フレームの洗浄はクリーンイノベーターよりもしっかりと行わないといけないが、数ヶ月に一度の本格的な洗浄とあわせて行うのであれば手間は多くない。
もちろんグランは光沢度や滑走性、撥水性に優れており、愛車をピカピカに仕上げたい時に活躍してくれる。フレームやパーツへの攻撃性も非常に低いためデリケートな樹脂やゴムパーツ、メッキやアルマイトにも使うことができるという。
販売は300mlのスプレータイプで2種類のマイクロファイバーが付属する。価格は3,300円(税込)。
ヴィプロス クリーンイノベーター
サイズ:50ml、240ml(マイクロファイバー付き)
価格:1,100円(50ml)、2,420円(240ml、いずれも税込)
ヴィプロス グラン
サイズ:300ml
価格:3,300円(税込)
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