2010/06/23(水) - 22:39
キャノンデール・ジャパンが今シーズン鹿屋体育大学自転車競技部へのフレーム供給を開始したことを発表した。以下、同社のプレスリリースより紹介する。
国立鹿屋体育大学自転車競技部へフレーム供給開始!
キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府大阪市西区)は、2010年より国立鹿屋体育大学自転車競技部へ自転車フレームの供給を開始しました。
弊社のスポーツマーケティングは、①リアルレーシングブランドの確立、②ロードバイクファンの憧れを喚起、③ブランド認知度向上、この3つを目的としております。そして、日本でも若く才能豊かな選手をサポートすることにより、最終的にはリクイガス・ドイモなどのプロツアーチームへの道を用意することをゴールとしております。弊社はこれまでMTB選手を中心にサポートを進めてきましたが、今般はじめてロードチームへのフレーム供給を開始しました。
国立鹿屋体育大学自転車競技部は、全日本学生自転車競技連盟(学連)主催レースや全日本選手権はもちろん、日本代表選手として海外のUCI(国際自転車競技連合)レースで優勝などの特筆すべき成績を挙げているチームです。2009年には全国優勝100回を達成しております。また、また全日本実業団自転車競技連盟(実業団)に登録して、国内トッププロ選手と全国をレース転戦するなど、もはや今までの大学部活動の活動枠を越えた存在として国内外に広く認められています。
弊社では同部の目的が弊社のゴールと共通する部分が多いと考えています。
・世界で戦える強い選手の育成が目的
多くの大学運動部は、インカレなどの学連主催大会で結果を出すことを主目的におきます。同部においては学連大会での活動はもちろんですが、大きな目標をその先の世界選手権やオリンピックなどの世界に求めていることが大きな特徴です。もちろん大学4年間でその結果を出すことがベストですが、卒業後であっても現役生との連絡を密にしながら世界での結果を求めることを期待しています。このことは多くの現役生や卒業生が世界選手権やアジア選手権などに、日本代表選手として出場していることが証明しています。
・TASS(トップアスリートサポートシステム)プロジェクトの存在
学内外の専門スタッフが選手のトレーニング、コンディショニングそしてレースでのサポートを行うもの。スタッフは科学トレーニング、医学的測定・分析・指導、栄養管理、コンディショニング、専門トレーニング指導を行う学内スタッフ。さらに国立スポーツ科学センターと連携した情報分析、学連広報と連携したメディア戦略、高レベルの専門的競技指導など第一線で活躍するチームOBらが学外スタッフとして選手サポートに参画しています。
・開かれた活動枠
学連主催大会のほかにも多くの大会に出場しています。特に国内トッププロが出場する実業団へ大学として年間を通じて登録・出場し切磋琢磨はもちろん、プロ選手やチームとの交流も深めています。環境の優れた鹿屋において、プロチームをはじめ本来ライバルである他大学とも積極的に合同合宿を行っています。優先すべきはまず選手個人の強化育成であって、これはチームの名声を最優先にしていないことの何よりの証です。
・一般入部選手の活躍
現在21名の選手のうち、16名までが推薦による入学ですが、5名は入学後に同部へ入部した選手です。彼ら一般入部選手が卒業生も含めてインカレ等で活躍してきたことは、決して一握りのエリートだけを採用して育成しているのではないということを証明するものです。
・支援体制の充実
鹿屋および鹿児島には同部を支援する地域密着の後援組織が存在します。そして特筆すべきは2002年に日本の学生スポーツ界で初めて広告入りウエア(スポンサー制度)を導入したことです。プロスポーツ、特に自転車レース界では当たり前のことですが、それを大学の自転車競技部が採用したことは当時大きな衝撃でした。大学生が自転車競技を行うにあたっては、機材購入や移動などで少なくない額の経費がかかります。それら負担を軽減し、より一層活動に集中できるこれらサポートは、同部にとって今やなくてはな
らないものになっています。
弊社は今般、同部の活動方針・内容に共感し、学生の競技力向上を支援することを目的に、機材面で一番大きなウェイトを占めるフレームを供給することとなりました。
すでに本年5月より供給を開始しており、早速結果を出しています。
学生の3大大会の一つ、6月6日の全日本学生選手権個人ロードで内間康平選手(4年)が優勝、野口正則選手(2年)が準優勝と最高の結果を出しました。ほかでは5月の全日本学生選手権クリテリウム大会(滋賀県草津市)で優勝、そして同月UCIレースのツール・ド・熊野では国内外のプロチームとともに走り、内間選手が個人総合山岳賞第2位という成績です。
学連主催レースはもちろん、実業団レースやあるいは日本代表として参戦する海外レースなどでの彼らの活躍が期待されます。応援よろしくお願いいたします。
国立鹿屋体育大学自転車競技部 プロフィール
所在地 鹿児島県鹿屋市
監督 黒川剛 選手21名、学生スタッフ4名 創部1995年
主な戦歴
2010年
2月 神宮外苑クリテリウム 男女優勝
2月 ガールズケイリン 優勝
4月 ツアー・オブ・タイランド(UCI、日本代表)第5ステージ優勝&リーダージャージ着用
4月 アジア選手権 エリートマディソン&ジュニアポイント ともに銅メダル
5月 全日本学生選手権クリテリウム大会 男女優勝(男子は4連覇)
5月 ツール・ド・熊野(UCI) 個人総合山岳賞第2位
6月 全日本学生選手権個人ロード 優勝、準優勝
2009年
8月 世界選手権ジュニア女子500mTT 5位
8月 アジア選手権 エリートマディソン 銀メダル
8月 全日本大学対抗トラック 500mTT、スプリント、チームスプリント それぞれ優勝
同大会にて、全国優勝100勝目を記録
9月 ツール・ド・北海道(UCI)U23個人総合優勝(5連覇)
10月 全日本選手権トラック 2冠
10月 国民体育大会 団体追抜 優勝(奈良県・2名)
国立鹿屋体育大学自転車競技部へフレーム供給開始!
キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府大阪市西区)は、2010年より国立鹿屋体育大学自転車競技部へ自転車フレームの供給を開始しました。
弊社のスポーツマーケティングは、①リアルレーシングブランドの確立、②ロードバイクファンの憧れを喚起、③ブランド認知度向上、この3つを目的としております。そして、日本でも若く才能豊かな選手をサポートすることにより、最終的にはリクイガス・ドイモなどのプロツアーチームへの道を用意することをゴールとしております。弊社はこれまでMTB選手を中心にサポートを進めてきましたが、今般はじめてロードチームへのフレーム供給を開始しました。
国立鹿屋体育大学自転車競技部は、全日本学生自転車競技連盟(学連)主催レースや全日本選手権はもちろん、日本代表選手として海外のUCI(国際自転車競技連合)レースで優勝などの特筆すべき成績を挙げているチームです。2009年には全国優勝100回を達成しております。また、また全日本実業団自転車競技連盟(実業団)に登録して、国内トッププロ選手と全国をレース転戦するなど、もはや今までの大学部活動の活動枠を越えた存在として国内外に広く認められています。
弊社では同部の目的が弊社のゴールと共通する部分が多いと考えています。
・世界で戦える強い選手の育成が目的
多くの大学運動部は、インカレなどの学連主催大会で結果を出すことを主目的におきます。同部においては学連大会での活動はもちろんですが、大きな目標をその先の世界選手権やオリンピックなどの世界に求めていることが大きな特徴です。もちろん大学4年間でその結果を出すことがベストですが、卒業後であっても現役生との連絡を密にしながら世界での結果を求めることを期待しています。このことは多くの現役生や卒業生が世界選手権やアジア選手権などに、日本代表選手として出場していることが証明しています。
・TASS(トップアスリートサポートシステム)プロジェクトの存在
学内外の専門スタッフが選手のトレーニング、コンディショニングそしてレースでのサポートを行うもの。スタッフは科学トレーニング、医学的測定・分析・指導、栄養管理、コンディショニング、専門トレーニング指導を行う学内スタッフ。さらに国立スポーツ科学センターと連携した情報分析、学連広報と連携したメディア戦略、高レベルの専門的競技指導など第一線で活躍するチームOBらが学外スタッフとして選手サポートに参画しています。
・開かれた活動枠
学連主催大会のほかにも多くの大会に出場しています。特に国内トッププロが出場する実業団へ大学として年間を通じて登録・出場し切磋琢磨はもちろん、プロ選手やチームとの交流も深めています。環境の優れた鹿屋において、プロチームをはじめ本来ライバルである他大学とも積極的に合同合宿を行っています。優先すべきはまず選手個人の強化育成であって、これはチームの名声を最優先にしていないことの何よりの証です。
・一般入部選手の活躍
現在21名の選手のうち、16名までが推薦による入学ですが、5名は入学後に同部へ入部した選手です。彼ら一般入部選手が卒業生も含めてインカレ等で活躍してきたことは、決して一握りのエリートだけを採用して育成しているのではないということを証明するものです。
・支援体制の充実
鹿屋および鹿児島には同部を支援する地域密着の後援組織が存在します。そして特筆すべきは2002年に日本の学生スポーツ界で初めて広告入りウエア(スポンサー制度)を導入したことです。プロスポーツ、特に自転車レース界では当たり前のことですが、それを大学の自転車競技部が採用したことは当時大きな衝撃でした。大学生が自転車競技を行うにあたっては、機材購入や移動などで少なくない額の経費がかかります。それら負担を軽減し、より一層活動に集中できるこれらサポートは、同部にとって今やなくてはな
らないものになっています。
弊社は今般、同部の活動方針・内容に共感し、学生の競技力向上を支援することを目的に、機材面で一番大きなウェイトを占めるフレームを供給することとなりました。
すでに本年5月より供給を開始しており、早速結果を出しています。
学生の3大大会の一つ、6月6日の全日本学生選手権個人ロードで内間康平選手(4年)が優勝、野口正則選手(2年)が準優勝と最高の結果を出しました。ほかでは5月の全日本学生選手権クリテリウム大会(滋賀県草津市)で優勝、そして同月UCIレースのツール・ド・熊野では国内外のプロチームとともに走り、内間選手が個人総合山岳賞第2位という成績です。
学連主催レースはもちろん、実業団レースやあるいは日本代表として参戦する海外レースなどでの彼らの活躍が期待されます。応援よろしくお願いいたします。
国立鹿屋体育大学自転車競技部 プロフィール
所在地 鹿児島県鹿屋市
監督 黒川剛 選手21名、学生スタッフ4名 創部1995年
主な戦歴
2010年
2月 神宮外苑クリテリウム 男女優勝
2月 ガールズケイリン 優勝
4月 ツアー・オブ・タイランド(UCI、日本代表)第5ステージ優勝&リーダージャージ着用
4月 アジア選手権 エリートマディソン&ジュニアポイント ともに銅メダル
5月 全日本学生選手権クリテリウム大会 男女優勝(男子は4連覇)
5月 ツール・ド・熊野(UCI) 個人総合山岳賞第2位
6月 全日本学生選手権個人ロード 優勝、準優勝
2009年
8月 世界選手権ジュニア女子500mTT 5位
8月 アジア選手権 エリートマディソン 銀メダル
8月 全日本大学対抗トラック 500mTT、スプリント、チームスプリント それぞれ優勝
同大会にて、全国優勝100勝目を記録
9月 ツール・ド・北海道(UCI)U23個人総合優勝(5連覇)
10月 全日本選手権トラック 2冠
10月 国民体育大会 団体追抜 優勝(奈良県・2名)