2021/09/22(水) - 17:00
今回はチームDSMのバイクをピックアップ。今シーズンよりスコットへと機材を変更し、メインバイクとしてはADDICT RCを、TTバイクとしてはPLASMA PREMIUMを使用する。
チームDSMのスコット ADDICT RC photo:Makoto AYANO
チーム全員がPROのサドルを使用する photo:Makoto AYANO
新型DURA-ACEホイールにRT-MT900を組み合わせる photo:Makoto AYANO
昨年までサンウェブとして活動していたチームDSM。今シーズンはメインスポンサーのみならず、チームのメイン機材も一新。サーヴェロから、スコットへとバイクをチェンジし、イメージを一新することに成功している。
今ツールでは、序盤の落車に巻き込まれる選手も多く、影の薄かったDSMだが、先般行われたブエルタではステージ3勝を飾るなど調子を上げてきている。チームがツールでメインバイクとして用いたのは、エアロオールラウンダーへと進化したADDICT RCだ。
レッドアルマイトのスルーアクスルが目を引く photo:Makoto AYANO
プロトタイプと思われるサドルの姿も photo:Makoto AYANO
スプリンタースイッチを使用する。バーテープはリザードスキンズ photo:Makoto AYANO
スコットにはエアロロードであるFOILも用意されているが、全選手がオールラウンダーであるADDICTを選択。それだけ、新ADDICTのエアロ性能がFOILに迫っており、その上で重量はライドフィールにおいても優れているということなのだろう。
シマノのサポートチームでもあるチームDSMは、コンポーネントおよびホイールもシマノで統一。クランクももちろんFC-R9100-Pを採用。ハンドルやシートポストはシンクロスのADDICT専用品を使用するが、サドルはPROで揃え、シューズもシマノ S-PHYREとされている。
チームDSMのPLASMA PREMIUM photo:Makoto AYANO
リムブレーキ仕様ながら前方投影面積を最小限に抑える設計だ photo:Makoto AYANO
後輪はエアロコーチを使用する photo:Makoto AYANO
ホイールに関しては、DURA-ACEのC40かC60を使用。中にはR9200シリーズのプロトタイプを使用する姿も見られた。スルーアクスルは市販品と異なるレッドアルマイトのもので、こちらは昨年のサポートチームであるミッチェルトン・スコットも使用していたものと同じものだと思われる。選手供給用の証でもあるのだろうか。
TTバイクのPLAZMAはリムブレーキモデル。前輪はPROの3スポークモデルを使用しているが、後輪はエアロコーチのディスクホイールを使用。ピットではPROのディスクホイールの姿も見られた。タイヤはヴィットリアで、ロードレースではCORSAを、TTバイクではCORSA SPEEDを採用していた。
TTバイクのポジションを合わせるメカニック photo:Makoto AYANO
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
![チームDSMのスコット ADDICT RC](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf7e-55.jpg)
![チーム全員がPROのサドルを使用する](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf4e-4.jpg)
![新型DURA-ACEホイールにRT-MT900を組み合わせる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf7e-57.jpg)
昨年までサンウェブとして活動していたチームDSM。今シーズンはメインスポンサーのみならず、チームのメイン機材も一新。サーヴェロから、スコットへとバイクをチェンジし、イメージを一新することに成功している。
今ツールでは、序盤の落車に巻き込まれる選手も多く、影の薄かったDSMだが、先般行われたブエルタではステージ3勝を飾るなど調子を上げてきている。チームがツールでメインバイクとして用いたのは、エアロオールラウンダーへと進化したADDICT RCだ。
![レッドアルマイトのスルーアクスルが目を引く](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf10e-78.jpg)
![プロトタイプと思われるサドルの姿も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf7e-47.jpg)
![スプリンタースイッチを使用する。バーテープはリザードスキンズ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf7e-45.jpg)
スコットにはエアロロードであるFOILも用意されているが、全選手がオールラウンダーであるADDICTを選択。それだけ、新ADDICTのエアロ性能がFOILに迫っており、その上で重量はライドフィールにおいても優れているということなのだろう。
シマノのサポートチームでもあるチームDSMは、コンポーネントおよびホイールもシマノで統一。クランクももちろんFC-R9100-Pを採用。ハンドルやシートポストはシンクロスのADDICT専用品を使用するが、サドルはPROで揃え、シューズもシマノ S-PHYREとされている。
![チームDSMのPLASMA PREMIUM](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf5e-52-2.jpg)
![リムブレーキ仕様ながら前方投影面積を最小限に抑える設計だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf5e-210-2.jpg)
![後輪はエアロコーチを使用する](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf5e-213.jpg)
ホイールに関しては、DURA-ACEのC40かC60を使用。中にはR9200シリーズのプロトタイプを使用する姿も見られた。スルーアクスルは市販品と異なるレッドアルマイトのもので、こちらは昨年のサポートチームであるミッチェルトン・スコットも使用していたものと同じものだと思われる。選手供給用の証でもあるのだろうか。
TTバイクのPLAZMAはリムブレーキモデル。前輪はPROの3スポークモデルを使用しているが、後輪はエアロコーチのディスクホイールを使用。ピットではPROのディスクホイールの姿も見られた。タイヤはヴィットリアで、ロードレースではCORSAを、TTバイクではCORSA SPEEDを採用していた。
![TTバイクのポジションを合わせるメカニック](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/09/13/ayano2021tdf5e-58.jpg)
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
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