2021/08/25(水) - 08:19
高速な展開から形成された31名もの大きな逃げ集団の中から終盤の2級山岳でアタック。マイケル・ストーラー(オーストラリア、チームDSM)がブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージで2勝目を飾り、同じく逃げたオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が総合首位を奪った。
8月24日(火)第10ステージ
ロケタス・デ・マル〜リンコン・デ・ラ・ビクトリア 189km
ブエルタ第10ステージはバカンスシーズン終盤のコスタ・デル・ソルを走る。
アンダルシア州の海岸線をロケタス・デ・マルからリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで一直線に西へ。189kmコースの大半は平坦だが、残り40kmを切ってからコースは内陸に向かい、ボーナスタイム(3秒、2秒、1秒)が設定された2級山岳プエルト・デ・アルマチャル(全長10.9km・平均4.9%)を残り16km地点でクリアする。
白壁が美しいアルマチャルの街を横目に進む標高612mの2級山岳プエルト・デ・アルマチャルは、頂上手前5kmの平均勾配が8.3%で、とてもピュアスプリンターが集団内でクリアできる難易度ではない。かと言って本格的な総合争いが勃発する難易度でもない。
そうなれば逃げ屋の出番。総合ジャンプアップを狙う選手たちも加わった逃げ形成までのアタック合戦は熾烈を極めた。
追い風も手伝って最初の1時間を49.3km/hで駆け抜けてもなお逃げは決まらず、リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)も加わったアタック&カウンターアタックは延々と続く。やがてメイン集団は割れ、前の集団から切り離される形で31名が先行開始。スタートからおよそ80kmにわたって続いたアタックは、総合で9分10秒遅れのオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)や総合9分39秒遅れのギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)を含む逃げで決着した。
逃げ集団を形成した31名
ジョフリー・ブシャール(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
リリアン・カルメジャーヌ(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
クレモン・シャンプッサン(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
フロリス・デティエ(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
アレクサンデル・アランブル(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
チェザーレ・ベネデッティ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)
マキシミリアン・シャフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
ヨナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
フレン・アメスケタ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)総合9分39秒遅れ
ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)
マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)
ローソン・クラドック(アメリカ、EFエデュケーション・NIPPO)
イェンス・クークレール(ベルギー、EFエデュケーション・NIPPO)
マグナス・コルト(デンマーク、EFエデュケーション・NIPPO)
シャビエル・アスパレン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)
オリヴィエ・ルガック(フランス、グルパマFDJ)
ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)
ディラン・ファンバーレ(オランダ、イネオス・グレナディアーズ)
オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)総合9分10秒遅れ
フロリアン・フェルメールス(ベルギー、ロット・スーダル)
ニック・シュルツ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
ダミアン・ホーゾン(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
テイメン・アレンスマン(オランダ、チームDSM)
マイケル・ストーラー(オーストラリア、チームDSM)
マーティン・トゥスフェルト(オランダ、チームDSM)
ルイ・オリヴェイラ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)
マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)
ようやく決まった逃げを、ユンボ・ヴィスマは焦ることなく追いかけた。他にもバーレーン・ヴィクトリアスやモビスター、イスラエル・スタートアップネイション、クベカ・ネクストハッシュ、ブルゴスBHが逃げ集団に選手を送り込まなかった(送り込めなかった)が、集団牽引の役割を総合リーダーチームに一任。残り50km地点でタイム差が10分まで広がったため、逃げるエイキングが暫定マイヨロホの座に、マルタンが総合2位の座に。逃げ切りはもちろん、総合ジャンプアップの可能性がグンと上がる。
そのままタイム差が12分を超えるころ、2級山岳プエルト・デ・アルマチャルでの登坂勝負に持ち込みたくない逃げメンバーが早めに切り崩しにかかり、デティエ、アランブル、エラダ、トレンティンが先行した。この4名が引き戻されると、登りでオリヴェイラやエリッソンドがカウンターを仕掛けたが逃げきれない。続いて動いたストーラーが、シャンプッサンとファンセヴェナントを振り切って独走を開始した。
単独で2級山岳プエルト・デ・アルマチャルを登り切ったストーラーの後ろでは、13秒遅れでシャンプッサンが続き、そのすぐ後ろに暫定マイヨロホ争いを繰り広げるエイキングとマルタンを含む追走グループ。ステージ優勝争いを繰り広げる先頭の12分30秒後方では、マイヨロホを着るプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が自ら強力なアタックを仕掛けた。
マイヨロホを守るためではなくライバルたちにタイム差をつけるためのサプライズアタック。総合リーダーのアタックによってメイン集団は崩壊し、エンリク・マス(スペイン、モビスター)、ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、モビスター)、ジャック・ヘイグ(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス)、セップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ)の4名だけが15秒遅れの追走グループを形成する。イネオス・グレナディアーズ勢は登りでログリッチから30秒程度のタイムを失った。
先頭ストーラーは追走グループに追いつかれることなくリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで逃げ切った。ファンセヴェナント、シャンプッサン、ファンバーレ、そしてマルタンを引き離すことに成功したエイキングらに22秒差をつけたストーラーが今大会ステージ2勝目。エイキング暫定総合首位でメイン集団のフィニッシュを待つことに。
登りでライバルたちをふるい落としたログリッチだったが、フィニッシュに向かう下り区間で落車してしまう。右コーナーで後輪を滑らせたログリッチは右手で受け身を取りながらガードレール手前でストップ。幸いすぐに再スタートすることができたものの、後続のライバルたちに追いつかれてしまった。
ログリッチは、下り区間でマス、ロペス、ヘイグ、クスに合流したアレクサンドル・ウラソフ(ロシア、アスタナ・プレミアテック)とフェリックス・グロスシャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ)らとともにフィニッシュ。ベルナルから37秒のタイムを奪うとともに、エイキングにマイヨロホを譲り渡した。
「ステージ1勝目よりも信じられない気持ちが大きい」と、ステージ2勝目を飾ったストーラーは語る。「今日は逃げ形成までが壮絶な戦いだった。まずは逃げに乗ることができて良かったし、最後の登りに入ってからも調子は良かった。勝つためにはアタックするしかないことも知っていた。この地域らしいドライでも滑りやすい路面に気をつけながら下りを攻めて逃げ切ったんだ。ステージ1勝するだけでも夢のようなのに、10日間て2勝するなんて本当に信じられない」。
そしてエイキングは第3ステージから2日間レースをリードしたレイン・タラマエ(エストニア)に続くアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ2人目のマイヨロホ着用者に。26歳のエイキングはFDJ時代の2016年ブエルタに初出場して総合77位。今シーズンはアークティックレース・オブ・ノルウェー総合2位、クラシカ・サンセバスティアン7位と、シーズン後半にかけて成績を残すクライマー系選手だ。
「チームにとっては2枚目の、そして自分にとってスペシャルなジャージだ。スタートの時点で総合9分遅れだったので、奇跡でも起きない限りマイヨロホ獲得なんて不可能だと思っていた。ツールを総合トップ10(総合8位)で終えていたギヨーム・マルタンが強いのは分かっていたので、彼を徹底的にマークしたんだ」と語るエイキングは、マルタンから58秒、ログリッチから2分17秒のリードを得ている。翌日のバルデペーニャス・デ・ハエン激坂フィニッシュをこなすことができれば、少なくとも週末までマイヨロホを着続けることになるだろう。
総合3位にダウンしたものの、大会2週目に入っても好調をキープしていることを印象付けたログリッチは「リスクを負わなければ勝てない。今日は下りを攻め過ぎた結果、落車した。道路がスリッピーだったんだ。もちろん落車しなければもっと良かったけど、結果的には問題ない」とコメント。第10ステージを終えてなおユンボ・ヴィスマとモビスター、イネオス・グレナディアーズが2人ずつ総合トップ10に選手を送り込んでいる。
8月24日(火)第10ステージ
ロケタス・デ・マル〜リンコン・デ・ラ・ビクトリア 189km
ブエルタ第10ステージはバカンスシーズン終盤のコスタ・デル・ソルを走る。
アンダルシア州の海岸線をロケタス・デ・マルからリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで一直線に西へ。189kmコースの大半は平坦だが、残り40kmを切ってからコースは内陸に向かい、ボーナスタイム(3秒、2秒、1秒)が設定された2級山岳プエルト・デ・アルマチャル(全長10.9km・平均4.9%)を残り16km地点でクリアする。
白壁が美しいアルマチャルの街を横目に進む標高612mの2級山岳プエルト・デ・アルマチャルは、頂上手前5kmの平均勾配が8.3%で、とてもピュアスプリンターが集団内でクリアできる難易度ではない。かと言って本格的な総合争いが勃発する難易度でもない。
そうなれば逃げ屋の出番。総合ジャンプアップを狙う選手たちも加わった逃げ形成までのアタック合戦は熾烈を極めた。
追い風も手伝って最初の1時間を49.3km/hで駆け抜けてもなお逃げは決まらず、リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)も加わったアタック&カウンターアタックは延々と続く。やがてメイン集団は割れ、前の集団から切り離される形で31名が先行開始。スタートからおよそ80kmにわたって続いたアタックは、総合で9分10秒遅れのオドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)や総合9分39秒遅れのギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)を含む逃げで決着した。
逃げ集団を形成した31名
ジョフリー・ブシャール(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
リリアン・カルメジャーヌ(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
クレモン・シャンプッサン(フランス、アージェードゥーゼール・シトロエン)
フロリス・デティエ(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
アレクサンデル・アランブル(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
チェザーレ・ベネデッティ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)
マキシミリアン・シャフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
ヨナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
フレン・アメスケタ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)総合9分39秒遅れ
ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)
マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)
アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)
ローソン・クラドック(アメリカ、EFエデュケーション・NIPPO)
イェンス・クークレール(ベルギー、EFエデュケーション・NIPPO)
マグナス・コルト(デンマーク、EFエデュケーション・NIPPO)
シャビエル・アスパレン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)
オリヴィエ・ルガック(フランス、グルパマFDJ)
ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)
ディラン・ファンバーレ(オランダ、イネオス・グレナディアーズ)
オドクリスティアン・エイキング(ノルウェー、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)総合9分10秒遅れ
フロリアン・フェルメールス(ベルギー、ロット・スーダル)
ニック・シュルツ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
ダミアン・ホーゾン(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
テイメン・アレンスマン(オランダ、チームDSM)
マイケル・ストーラー(オーストラリア、チームDSM)
マーティン・トゥスフェルト(オランダ、チームDSM)
ルイ・オリヴェイラ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ)
マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)
ようやく決まった逃げを、ユンボ・ヴィスマは焦ることなく追いかけた。他にもバーレーン・ヴィクトリアスやモビスター、イスラエル・スタートアップネイション、クベカ・ネクストハッシュ、ブルゴスBHが逃げ集団に選手を送り込まなかった(送り込めなかった)が、集団牽引の役割を総合リーダーチームに一任。残り50km地点でタイム差が10分まで広がったため、逃げるエイキングが暫定マイヨロホの座に、マルタンが総合2位の座に。逃げ切りはもちろん、総合ジャンプアップの可能性がグンと上がる。
そのままタイム差が12分を超えるころ、2級山岳プエルト・デ・アルマチャルでの登坂勝負に持ち込みたくない逃げメンバーが早めに切り崩しにかかり、デティエ、アランブル、エラダ、トレンティンが先行した。この4名が引き戻されると、登りでオリヴェイラやエリッソンドがカウンターを仕掛けたが逃げきれない。続いて動いたストーラーが、シャンプッサンとファンセヴェナントを振り切って独走を開始した。
単独で2級山岳プエルト・デ・アルマチャルを登り切ったストーラーの後ろでは、13秒遅れでシャンプッサンが続き、そのすぐ後ろに暫定マイヨロホ争いを繰り広げるエイキングとマルタンを含む追走グループ。ステージ優勝争いを繰り広げる先頭の12分30秒後方では、マイヨロホを着るプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が自ら強力なアタックを仕掛けた。
マイヨロホを守るためではなくライバルたちにタイム差をつけるためのサプライズアタック。総合リーダーのアタックによってメイン集団は崩壊し、エンリク・マス(スペイン、モビスター)、ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、モビスター)、ジャック・ヘイグ(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス)、セップ・クス(アメリカ、ユンボ・ヴィスマ)の4名だけが15秒遅れの追走グループを形成する。イネオス・グレナディアーズ勢は登りでログリッチから30秒程度のタイムを失った。
先頭ストーラーは追走グループに追いつかれることなくリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで逃げ切った。ファンセヴェナント、シャンプッサン、ファンバーレ、そしてマルタンを引き離すことに成功したエイキングらに22秒差をつけたストーラーが今大会ステージ2勝目。エイキング暫定総合首位でメイン集団のフィニッシュを待つことに。
登りでライバルたちをふるい落としたログリッチだったが、フィニッシュに向かう下り区間で落車してしまう。右コーナーで後輪を滑らせたログリッチは右手で受け身を取りながらガードレール手前でストップ。幸いすぐに再スタートすることができたものの、後続のライバルたちに追いつかれてしまった。
ログリッチは、下り区間でマス、ロペス、ヘイグ、クスに合流したアレクサンドル・ウラソフ(ロシア、アスタナ・プレミアテック)とフェリックス・グロスシャートナー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ)らとともにフィニッシュ。ベルナルから37秒のタイムを奪うとともに、エイキングにマイヨロホを譲り渡した。
「ステージ1勝目よりも信じられない気持ちが大きい」と、ステージ2勝目を飾ったストーラーは語る。「今日は逃げ形成までが壮絶な戦いだった。まずは逃げに乗ることができて良かったし、最後の登りに入ってからも調子は良かった。勝つためにはアタックするしかないことも知っていた。この地域らしいドライでも滑りやすい路面に気をつけながら下りを攻めて逃げ切ったんだ。ステージ1勝するだけでも夢のようなのに、10日間て2勝するなんて本当に信じられない」。
そしてエイキングは第3ステージから2日間レースをリードしたレイン・タラマエ(エストニア)に続くアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ2人目のマイヨロホ着用者に。26歳のエイキングはFDJ時代の2016年ブエルタに初出場して総合77位。今シーズンはアークティックレース・オブ・ノルウェー総合2位、クラシカ・サンセバスティアン7位と、シーズン後半にかけて成績を残すクライマー系選手だ。
「チームにとっては2枚目の、そして自分にとってスペシャルなジャージだ。スタートの時点で総合9分遅れだったので、奇跡でも起きない限りマイヨロホ獲得なんて不可能だと思っていた。ツールを総合トップ10(総合8位)で終えていたギヨーム・マルタンが強いのは分かっていたので、彼を徹底的にマークしたんだ」と語るエイキングは、マルタンから58秒、ログリッチから2分17秒のリードを得ている。翌日のバルデペーニャス・デ・ハエン激坂フィニッシュをこなすことができれば、少なくとも週末までマイヨロホを着続けることになるだろう。
総合3位にダウンしたものの、大会2週目に入っても好調をキープしていることを印象付けたログリッチは「リスクを負わなければ勝てない。今日は下りを攻め過ぎた結果、落車した。道路がスリッピーだったんだ。もちろん落車しなければもっと良かったけど、結果的には問題ない」とコメント。第10ステージを終えてなおユンボ・ヴィスマとモビスター、イネオス・グレナディアーズが2人ずつ総合トップ10に選手を送り込んでいる。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2021第10ステージ結果
マイヨロホ 個人総合成績
マイヨプントス(ポイント賞ジャージ)
1位 | ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ) | 180pts |
2位 | ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス) | 164pts |
3位 | アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ) | 74pts |
マイヨモンターニャ(山岳賞ジャージ)
1位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | 28pts |
2位 | ロマン・バルデ(フランス、チームDSM) | 22pts |
3位 | マイケル・ストーラー(オーストラリア、チームDSM) | 17pts |
マイヨブランコ(ヤングライダー賞ジャージ)
1位 | エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) | 38:42:32 |
2位 | アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、アスタナ・プレミアテック) | 0:01:26 |
3位 | ジーノ・マーダー(スイス、バーレーン・ヴィクトリアス) | 0:02:08 |
チーム総合成績
1位 | イネオス・グレナディアーズ | 115:49:03 |
2位 | UAEチームエミレーツ | 0:11:31 |
3位 | モビスター | 0:15:47 |
text:Kei Tsuji
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