2021/08/16(月) - 14:21
「この後も積極的に勝利を狙っていきたい」と言うのはツールの雪辱を晴らしたヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)。僅かに及ばなかったヤコブセンや3位のマシューズ、勝負に絡めなかったデマールや落車したメーウスたちコメントを紹介します。
ステージ1位&ポイント賞 ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
素晴らしい結果だ。昨日、チームのグループチャットで”グランツールの最初のスプリントステージを、僕たちが全て勝っている”と話題になったんだ。僕自身はそれについては極力考えないようにしていたものの、それがチーム全体のモチベーションに繋がったことは事実だよ。この勝利は僕だけではなく、あくまでもチームで掴んだものだ。
レース終盤、チーム全員が僕の周りに集まっていてくれた。そのおかげで勝てたし、これこそが僕たちの勝ち方だ。だから今夜はみんなで喜び合えるだろうし、グランツール開幕を迎えう最高のレースとなった。
ブエルタ最大の目標であるステージ優勝を、最初のスプリントステージで達成することができた。でもレースはまだ始まったばかりだし、チームには平坦以外のステージで勝てる強い選手が揃っている。だからこの後も積極的に勝利を狙っていきたい。
スプリントとクラシックレースがこのチームのDNAに刻まれた特色だと思っている。チームは優秀な選手たちを揃え、今後もスプリントを中心に狙っていくだろう。(セカンドディヴィジョンの)プロチームであってもこういった最高レベルのスプリントで勝てるのだと証明ができている。
ステージ2位 ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
とても残念だ。残り200mから前を追い抜く力を使ったせいで、完璧なスプリントにならなかった。一瞬スピードを緩めなければならなかった。だがこの舞台でトップ3に入る結果に文句はない。何より明日以降、勝利を狙える自信がついたよ。
ステージ3位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
平坦ステージが多くないブエルタにもかかわらず、多くのピュアスプリンターたちが集結した。だからトップ3、あるいはトップ5に入ることが目標だった。ピュアスプリンターたちの脚が削られるような厳しいステージになると予想していたが、心拍数が100bpm前後までしか上がらないとても楽なステージだった。こんな典型的なスプリントで表彰台に上がれたことは嬉しいし、何よりも今日はリードアウトがとても良い仕事をしてくれた。今日は強力なトレインを組むチームのいない、ごちゃまぜの展開が僕らに味方してくれた。
ステージ5位 アレクサンデル・アランブル(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
マイヨロホを獲得するチャンスすら考えながら今日のレースに臨んだ。そのため中間スプリントとラストのモチベーションは高かった。完璧な働きをしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。中間スプリントを2位で通過し、2秒のボーナスタイムを獲得したのでトップ3以内のフィニッシュを狙っていた。だがスプリントのスピードが速く、力を尽くした結果が5位だった。しかしこの順位には満足しているよ。
ステージ7位 マーティン・ラース(エストニア、ボーラ・ハンスグローエ)
不幸にもスプリンターのジョルディ・メーウスを含む3人が落車に巻き込まれてしまった。だから僕が単独でスプリントに挑んだのだが、最後の2kmをチームメイトによるアシストのいない状態で走るのは大変だった。そのため他のチームの選手を見つけて後ろについたのだが、良い成績を得るには後ろ過ぎた。
ステージ8位 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
僕たちに適したステージではなかったのにもかかわらず、トップ10以内でブエルタをスタートすることができて嬉しい。(8位は)僕を導いてくれた長いトレインのおかげだし、特にケヴィン・ファンメルゼンとウェスリー・クレダーが僕を完璧な位置へ運んでくれた。だが、残り400mからスプリントを開始するというミスを犯してしまった。それでも調子の良さは感じられたし、チャンスはまだたくさんある。次の機会に向けて頑張るよ。
ステージ14位 アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
残り2kmと800mの2回、他のチームの選手に周りを囲まれてしまった。危うくジャコポ(グアルニエーリ)と接触して落車するところだった。少し奇妙なスプリントだったね。
マイヨロホ プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
何の問題もなくステージを終えることができて”幸運だった”と言えるだろう。このようなステージではダメージを負わないよう常に注意しなければならない。これで明日の(山頂フィニッシュ)ステージに集中できる。どんな登りか知らないが、明日も今日のような緊張感のあるラストになる可能性もある。明日の登りが僕に適しているかどうかは、すぐにでも明らかになるだろう。
残り4.2km地点で落車したジョルディ・メーウス(ベルギー、ハンスグローエ)
運が悪かった。ここブルゴスでのスプリントに向けて僕たちのモチベーションはとても高かった。だが目の前で選手が落車し、避けられず巻き込まれてしまった。いまのところ身体に異常はなく、最悪な事態にならなくて安心したよ。
text:Sotaro.Arakawa
ステージ1位&ポイント賞 ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
素晴らしい結果だ。昨日、チームのグループチャットで”グランツールの最初のスプリントステージを、僕たちが全て勝っている”と話題になったんだ。僕自身はそれについては極力考えないようにしていたものの、それがチーム全体のモチベーションに繋がったことは事実だよ。この勝利は僕だけではなく、あくまでもチームで掴んだものだ。
レース終盤、チーム全員が僕の周りに集まっていてくれた。そのおかげで勝てたし、これこそが僕たちの勝ち方だ。だから今夜はみんなで喜び合えるだろうし、グランツール開幕を迎えう最高のレースとなった。
ブエルタ最大の目標であるステージ優勝を、最初のスプリントステージで達成することができた。でもレースはまだ始まったばかりだし、チームには平坦以外のステージで勝てる強い選手が揃っている。だからこの後も積極的に勝利を狙っていきたい。
スプリントとクラシックレースがこのチームのDNAに刻まれた特色だと思っている。チームは優秀な選手たちを揃え、今後もスプリントを中心に狙っていくだろう。(セカンドディヴィジョンの)プロチームであってもこういった最高レベルのスプリントで勝てるのだと証明ができている。
ステージ2位 ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
とても残念だ。残り200mから前を追い抜く力を使ったせいで、完璧なスプリントにならなかった。一瞬スピードを緩めなければならなかった。だがこの舞台でトップ3に入る結果に文句はない。何より明日以降、勝利を狙える自信がついたよ。
ステージ3位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)
平坦ステージが多くないブエルタにもかかわらず、多くのピュアスプリンターたちが集結した。だからトップ3、あるいはトップ5に入ることが目標だった。ピュアスプリンターたちの脚が削られるような厳しいステージになると予想していたが、心拍数が100bpm前後までしか上がらないとても楽なステージだった。こんな典型的なスプリントで表彰台に上がれたことは嬉しいし、何よりも今日はリードアウトがとても良い仕事をしてくれた。今日は強力なトレインを組むチームのいない、ごちゃまぜの展開が僕らに味方してくれた。
ステージ5位 アレクサンデル・アランブル(スペイン、アスタナ・プレミアテック)
マイヨロホを獲得するチャンスすら考えながら今日のレースに臨んだ。そのため中間スプリントとラストのモチベーションは高かった。完璧な働きをしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。中間スプリントを2位で通過し、2秒のボーナスタイムを獲得したのでトップ3以内のフィニッシュを狙っていた。だがスプリントのスピードが速く、力を尽くした結果が5位だった。しかしこの順位には満足しているよ。
ステージ7位 マーティン・ラース(エストニア、ボーラ・ハンスグローエ)
不幸にもスプリンターのジョルディ・メーウスを含む3人が落車に巻き込まれてしまった。だから僕が単独でスプリントに挑んだのだが、最後の2kmをチームメイトによるアシストのいない状態で走るのは大変だった。そのため他のチームの選手を見つけて後ろについたのだが、良い成績を得るには後ろ過ぎた。
ステージ8位 リッカルド・ミナーリ(イタリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
僕たちに適したステージではなかったのにもかかわらず、トップ10以内でブエルタをスタートすることができて嬉しい。(8位は)僕を導いてくれた長いトレインのおかげだし、特にケヴィン・ファンメルゼンとウェスリー・クレダーが僕を完璧な位置へ運んでくれた。だが、残り400mからスプリントを開始するというミスを犯してしまった。それでも調子の良さは感じられたし、チャンスはまだたくさんある。次の機会に向けて頑張るよ。
ステージ14位 アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
残り2kmと800mの2回、他のチームの選手に周りを囲まれてしまった。危うくジャコポ(グアルニエーリ)と接触して落車するところだった。少し奇妙なスプリントだったね。
マイヨロホ プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
何の問題もなくステージを終えることができて”幸運だった”と言えるだろう。このようなステージではダメージを負わないよう常に注意しなければならない。これで明日の(山頂フィニッシュ)ステージに集中できる。どんな登りか知らないが、明日も今日のような緊張感のあるラストになる可能性もある。明日の登りが僕に適しているかどうかは、すぐにでも明らかになるだろう。
残り4.2km地点で落車したジョルディ・メーウス(ベルギー、ハンスグローエ)
運が悪かった。ここブルゴスでのスプリントに向けて僕たちのモチベーションはとても高かった。だが目の前で選手が落車し、避けられず巻き込まれてしまった。いまのところ身体に異常はなく、最悪な事態にならなくて安心したよ。
text:Sotaro.Arakawa
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