2021/07/27(火) - 17:19
雨によって難易度の上がった伊豆MTBコースでスイス勢が躍進した。圧倒的な走りを披露したヨランダ・ネフが金メダルを獲得し、シーナ・フライとリンダ・インダーガンドが銀・銅を確保。今井美穂は完走に届かなかった。
ただでさえテクニカルな伊豆MTBコースは午前中の雨によって難易度を増した。落車やパンクが起きるレースの序盤から先頭を奪い、圧倒的なテクニックを武器にヨランダ・ネフ(スイス)がフィニッシュまで逃げ切った。
現世界チャンピオン、ポリーヌ・フェランプレヴォ(フランス)は序盤こそネフと先頭グループを組んだものの、「桜ドロップ」の登り返しで落車し大きく後退。シーナ・フライとリンダ・インダーガンドのスイスコンビに捉えられ、その後ペースを上げることができず。今季UCIワールドカップ全勝優勝で乗り込んだロアナ・ルコント(フランス)もこの日は輝きを失っていた。
MTB大国スイスが東京オリンピック女子MTBレースで表彰台を独占。4位には追い上げ続けた今大会最年少19歳のカータ・ヴァス(ハンガリー)が入り、優勝候補のうちフェランプレヴォは10位、ケイト・コートニー(アメリカ)は15位に。今井美穂(日本)はパンクに見舞われるなど自分のペースに持ち込めず、完走できなかった(最終順位は37位)。
ただでさえテクニカルな伊豆MTBコースは午前中の雨によって難易度を増した。落車やパンクが起きるレースの序盤から先頭を奪い、圧倒的なテクニックを武器にヨランダ・ネフ(スイス)がフィニッシュまで逃げ切った。
現世界チャンピオン、ポリーヌ・フェランプレヴォ(フランス)は序盤こそネフと先頭グループを組んだものの、「桜ドロップ」の登り返しで落車し大きく後退。シーナ・フライとリンダ・インダーガンドのスイスコンビに捉えられ、その後ペースを上げることができず。今季UCIワールドカップ全勝優勝で乗り込んだロアナ・ルコント(フランス)もこの日は輝きを失っていた。
MTB大国スイスが東京オリンピック女子MTBレースで表彰台を独占。4位には追い上げ続けた今大会最年少19歳のカータ・ヴァス(ハンガリー)が入り、優勝候補のうちフェランプレヴォは10位、ケイト・コートニー(アメリカ)は15位に。今井美穂(日本)はパンクに見舞われるなど自分のペースに持ち込めず、完走できなかった(最終順位は37位)。
東京2020オリンピック 女子MTBクロスカントリー・オリンピック 結果
text:So Isobe
photo:Nobuhiko Tanabe
photo:Nobuhiko Tanabe
Amazon.co.jp