2021/06/27(日) - 15:40
ツール開幕初日で相次いだ2度の大規模落車。クリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)やマルク・ソレル(スペイン、モビスター)も負傷する中、マルク・ソレル(スペイン、モビスター)を含む4名が初日リタイアを喫する事態となった。
この日フィニッシュラインまでたどり着けなかったのは3名。骨折はなかったが右手首を負傷したヤシャ・ズッタリン(ドイツ、チームDSM)と、肋骨骨折や頭部に怪我を負ったシリル・ルモワンヌ(フランス、B&Bホテルズ KTM)、そしてイグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、グルパマFDJ)は頭を打ち一時的に意識を失ったものの、現在の状態は良好で病院で経過観察を行うことになった。
また落車後完走したマルク・ソレル(スペイン、モビスター)も、レース後の検査によって両腕(左:尺骨頭、右:橈骨頭)の骨折が発覚しレースを去ることとなった。
プロトンの半数以上が巻き込まれた2度の大規模落車。その中には2年前の大怪我から復帰したクリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)も含まれており、「幸い骨折はなかったものの、左脚に腫れと胸に痣ができた。まずはゆっくりと休み、明日の朝に様子を見て医療チームとともに(レース続行の可否を)判断したい。たくさんの応援メッセージをありがとう」と現状を伝えている。
ステージ優勝とタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)のアシストを期待されるマルク・ヒルシ(スイス)は肩を脱臼し、第2ステージの出走については当日の朝に判断するとチームドクターが公式リリースで発表してる。
その他にもカスパー・ピーダスン(デンマーク、チームDSM)、ベン・オコーナー(オーストラリア、AG2Rシトロエン)、マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)、アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー、バイクエクスチェンジ)、クレモン・ルッソ(フランス、アルケア・サムシック)、ダニエル・マクレー(イギリス、チーム アルケア・サムシック)、レト・ホレンシュタイン(スイス、イスラエル・スタートアップネイション)などが負傷。みなレース後にX線検査を受け、出走についての続報が待たれる。
自身は落車を免れたがチームメイト数名が巻き込まれたヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、トレック・セガフレード)はインタビューに対し、「われわれ選手は沿道の観客に注意を払わなければならないが、ファンもまた選手に注意を向けてほしい。選手へのリスペクトが必要だ。プロトンは高速で走る列車のようなもので、集中して観戦しないととても危険ということを忘れてはならない」とファンに対し、注意喚起を呼びかけた。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
この日フィニッシュラインまでたどり着けなかったのは3名。骨折はなかったが右手首を負傷したヤシャ・ズッタリン(ドイツ、チームDSM)と、肋骨骨折や頭部に怪我を負ったシリル・ルモワンヌ(フランス、B&Bホテルズ KTM)、そしてイグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、グルパマFDJ)は頭を打ち一時的に意識を失ったものの、現在の状態は良好で病院で経過観察を行うことになった。
また落車後完走したマルク・ソレル(スペイン、モビスター)も、レース後の検査によって両腕(左:尺骨頭、右:橈骨頭)の骨折が発覚しレースを去ることとなった。
プロトンの半数以上が巻き込まれた2度の大規模落車。その中には2年前の大怪我から復帰したクリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)も含まれており、「幸い骨折はなかったものの、左脚に腫れと胸に痣ができた。まずはゆっくりと休み、明日の朝に様子を見て医療チームとともに(レース続行の可否を)判断したい。たくさんの応援メッセージをありがとう」と現状を伝えている。
ステージ優勝とタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)のアシストを期待されるマルク・ヒルシ(スイス)は肩を脱臼し、第2ステージの出走については当日の朝に判断するとチームドクターが公式リリースで発表してる。
その他にもカスパー・ピーダスン(デンマーク、チームDSM)、ベン・オコーナー(オーストラリア、AG2Rシトロエン)、マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)、アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー、バイクエクスチェンジ)、クレモン・ルッソ(フランス、アルケア・サムシック)、ダニエル・マクレー(イギリス、チーム アルケア・サムシック)、レト・ホレンシュタイン(スイス、イスラエル・スタートアップネイション)などが負傷。みなレース後にX線検査を受け、出走についての続報が待たれる。
自身は落車を免れたがチームメイト数名が巻き込まれたヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、トレック・セガフレード)はインタビューに対し、「われわれ選手は沿道の観客に注意を払わなければならないが、ファンもまた選手に注意を向けてほしい。選手へのリスペクトが必要だ。プロトンは高速で走る列車のようなもので、集中して観戦しないととても危険ということを忘れてはならない」とファンに対し、注意喚起を呼びかけた。
text:Sotaro.Arakawa
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