2021/06/23(水) - 10:09
タデイ・ポガチャル(スロベニア)のマイヨジョーヌ防衛を見据えるUAEチームエミレーツがツール・ド・フランス出場メンバーを発表した。コスタ、フォルモロ、ヒルシ、マイカと若手からベテランまで揃えたチーム編成となった。
直前のツアー・オブ・スロベニアで総合優勝したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)。仕上がりは上々だ photo:www.tourofslovenia.si
ツール・ド・フランス2連覇を目指すUAEチームエミレーツのメンバーは、タデイ・ポガチャル(スロベニア)、ミッケル・ビョーグ(デンマーク)、ルイ・コスタ(ポルトガル)、ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)、マルク・ヒルシ(スイス)、ラファル・マイカ(ポーランド)、ブランドン・マクナルティ(アメリカ)、ヴェガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)という8名。
「ディフェンディングチャンピオンとしてツールに戻ることができるのは光栄だ。多くの人にとって厳しい年となったけれど、3週間のエキサイティングなレースをみんなに届けることができるよう願っている」と言うのは連覇が懸かったポガチャル。今シーズンはチームのホームレースであるUAEツアーとティレーノ〜アドリアティコで総合優勝し、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで初の「モニュメント」制覇を達成。合宿期間を挟み臨んだ母国レースのツアー・オブ・スロベニアでも総合優勝を飾るなど準備は万全だ。「ここまではとても順調に過ごし、準備も整った。この状態でツールに向かうことが本当に楽しみだ。自分自身、そしてチームに自信を持っている。チャレンジが待ち遠しい」と加えている。
ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、UAEチームエミレーツ) photo:Unipublic
マルク・ヒルシ(スイス、UAEチームエミレーツ) (c)UAE Team Emirates
ラファル・マイカ(ポーランド、UAEチームエミレーツ) (c)CorVos
ポガチャルを山岳ステージで支えるのは、前イタリア王者フォルモロと新加入マイカ、そしてTT力にも秀でるツール初出場マクナルティ。元世界王者コスタと昨年ツールスーパー敢闘賞のヒルシはアシストとしても、チャンスが与えられればステージ優勝狙いとしても強力な存在で、平坦ステージではU23個人TT世界選手権で3度アルカンシエルを射止めたビョーグが隊列先頭に立つはずだ。
「我々の目標はタデイの連覇であり、彼のためのチーム編成を行った。若さと経験を兼ね備え、強力なクライマー陣、そして平坦でも隙のない布陣だ。当然他チームからのマークも厳しくなるが自信がある。大きな成果を掴むためキャパシティを持つチームだ」と、チームマネージャーのマチン・フェルナンデス氏は語っている。

ツール・ド・フランス2連覇を目指すUAEチームエミレーツのメンバーは、タデイ・ポガチャル(スロベニア)、ミッケル・ビョーグ(デンマーク)、ルイ・コスタ(ポルトガル)、ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)、マルク・ヒルシ(スイス)、ラファル・マイカ(ポーランド)、ブランドン・マクナルティ(アメリカ)、ヴェガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)という8名。
「ディフェンディングチャンピオンとしてツールに戻ることができるのは光栄だ。多くの人にとって厳しい年となったけれど、3週間のエキサイティングなレースをみんなに届けることができるよう願っている」と言うのは連覇が懸かったポガチャル。今シーズンはチームのホームレースであるUAEツアーとティレーノ〜アドリアティコで総合優勝し、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで初の「モニュメント」制覇を達成。合宿期間を挟み臨んだ母国レースのツアー・オブ・スロベニアでも総合優勝を飾るなど準備は万全だ。「ここまではとても順調に過ごし、準備も整った。この状態でツールに向かうことが本当に楽しみだ。自分自身、そしてチームに自信を持っている。チャレンジが待ち遠しい」と加えている。



ポガチャルを山岳ステージで支えるのは、前イタリア王者フォルモロと新加入マイカ、そしてTT力にも秀でるツール初出場マクナルティ。元世界王者コスタと昨年ツールスーパー敢闘賞のヒルシはアシストとしても、チャンスが与えられればステージ優勝狙いとしても強力な存在で、平坦ステージではU23個人TT世界選手権で3度アルカンシエルを射止めたビョーグが隊列先頭に立つはずだ。
「我々の目標はタデイの連覇であり、彼のためのチーム編成を行った。若さと経験を兼ね備え、強力なクライマー陣、そして平坦でも隙のない布陣だ。当然他チームからのマークも厳しくなるが自信がある。大きな成果を掴むためキャパシティを持つチームだ」と、チームマネージャーのマチン・フェルナンデス氏は語っている。
UAEチームエミレーツ ツール・ド・フランス2021出場メンバー
text:So Isobe
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