フルクラム RACING ZERO　アルミホイールの決定版がチューブレス仕様にアップデート

レーシングアルミホイールとして高い評価を受けるフルクラムのRACING ZERO。名作ホイールのリムが2WAY-FITというチューブレス/クリンチャー兼用へとアップデートされた。

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フルクラム RACING ZERO 2-way fit (c)カワシマサイクルサプライ
2007年に登場して以来レース用アルミホイールとして数多くのサイクリストから愛されてきたフルクラムのRACING ZERO。アルミリムとアルミスポークで構成された名作を中心とし、ディスクブレーキモデルやカーボンリムモデルなどRACING ZEROの名前を冠した新作が用意され続けてきた。

そんなRACING ZEROの原点であるリムブレーキバージョンが進化を遂げる。これまでRACING ZEROはクリンチャーモデルとしてラインアップされてきたモデルだが、今作から2WAY-FIT、つまりチューブレスとクリンチャーに対応するリムへとアップデートが行われた。

内幅17mmとされ、25mmタイヤとの相性が良いという2WAY-FITリム (c)カワシマサイクルサプライ
低転がり抵抗や快適性、耐パンク性能に優れており、各ブランドから新製品が続々と出ているチューブレスタイヤを、RACING ZEROの定評のある高い剛性や反応性などと一緒に味わうことが可能となった。RACING ZEROのリムベッドにはニップルホールが空けられていないため、チューブレステープからのエア漏れなどの心配も少ないだろう。

6082-T6アルミを素材とするリムの内幅は17mmとされており、23～38mm（700C）のタイヤに適合するプロファイル。25mm幅のタイヤとの相性が良いとのことだ。外幅は22.5mm。リムハイトは前が27mmで後ろが30mmと前後で異なる仕様とされている。

カーボンボディとアルミフランジを採用するフロントホイール (c)カワシマサイクルサプライリアフランジは非常にワイドな作りとされている (c)カワシマサイクルサプライ


スポークはもちろんアルミ製のエアロブレードで、Two to Oneスポーキングで組み上げられていることも特徴。前輪はカーボン製のハブボディ/アルミオーバーサイズフランジ、後輪はアルミハブボディ/アルミオーバーサイズフランジのハブが採用されており、USBというセラミックボールのベアリングが搭載されている。重量は1,490gで、価格は151,800円（税込）。

アルミホイールの決定版であるRACING ZEROが2WAY-FITにアップデートされた (c)カワシマサイクルサプライ

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フルクラム RACING ZERO 2-way fit
タイヤタイプ：2WAY-FIT
タイヤサイズ：28"
ブレーキタイプ：リムブレーキ
ASTMカテゴリー：1
リムマテリアル：アルミニウム 6082-T6
リムハイト：フロント27mm / リア30ｍｍ
リム幅：22.5mm
リム内幅：ETRTO 17C
適合タイヤ幅：23～38mm（700C）
スポーク：アルミニウム、エアロプロファイル、ストレート・プル F/16 R/21 Two-to one
ニップル：アルミ
フロントハブ：カーボン製、アルミオーバーサイズ・フランジ
リアハブ：アルミ製、アルミオーバーサイズ・フランジ
ベアリング：USBセラミック・ベアリング
その他：プラズマ HG-FWボディー、アルミ製アクスル
重量：1,490g
重量制限：120Kg（ライダー、バイク、アクセサリーの総重量）
価格：151,800円（税込）