カステリ　ジロ・デ・イタリアのマリアローザや各ステージから着想を得た特別ジャージ

2021/05/12(水) - 15:15

ジロ・デ・イタリアの公式パートナーとしてマリアローザを供給するカステリより、栄光ある総合首位ジャージやポイント賞ジャージのレプリカをはじめ、今年のジロを象徴するステージをイメージするジャージが販売されている。

カステリ #GIRO104 RACE JERSEY（ROSA GIRO） (c)カステリ

カステリ #GIRO104 RACE JERSEY（CICLAMINO） (c)カステリ

現在開催中のグランツール初戦であるジロ・デ・イタリア。ジロの総合首位の選手はピンク色に染まったマリアローザという特別なジャージを着用することが認められ、その名誉を得るために選手たちは21日間の激闘に身を投じている。

そんな誉れ高いマリアローザを供給しているのがイタリアのハイパフォーマンスウェアブランドのカステリだ。大会の公式パートナーであるカステリは、マリアローザやマリアチクラミーノのレプリカを含むジロ・デ・イタリアコレクションを販売している。

カステリ #GIRO104 COMPETIZIONE W JERSEY（AZZURRO） (c)カステリ

カステリ #GIRO104 COMPETIZIONE W JERSEY（BIANCO） (c)カステリ

特別賞（マリアローザ、チクラミーノ、アズーロ、ビアンコ）に加え、マリアネラのベースとなったのは、RACE JERSEYとCOMPETIZIONE JERSEYの2種類。RACE JERSEYは空気抵抗を抑える素材を採用した本格的な一着だ。素材に加え、カットオフの袖口や裾の幅広グリッパーなどにより、ピッタリとしたフィット感を実現している。ジッパーのプラーがジロの優勝カップであるトロフェオ・センツァフィーネを模っていることもポイントだ。

対してCOMPETIZIONE JERSEYはストレッチ性と通気性を両立させたVelo Lightマイクロメッシュ生地をメインボディに、サイドパネルとアームはVelo Light3Dメッシュ素材とした一着。袖や裾のグリッパーはトラディショナルな作り。ナチュラルフィットとされているため、様々なサイクリストが着用できる仕立てだ。

カステリ #GIRO104 RACE JERSEY（NERO） (c)カステリ

カステリ HERITAGE MAGLIA NERA (c)カステリ

ジロ・デ・イタリアコレクションには、様々なテーマのオリジナルジャージも用意されている。特別賞と並んで用意されたマリアネラには、ヘリテージモデルも登場した。

先述したジャージは現代のレーサーたちが着用する高機能ファブリックが用いられていたが、ヘリテージモデルはマリアネラが用意されていた当時のウール素材を再現するように、メリノウールとポリエステルの混紡高機能素材が採用された。ウールの質感を感じつつ、運動した時のパフォーマンスを妨げにくい1着に仕上がっている。また、先述のジャージはガゼッタ紙のロゴがあしらわれていたが、このジャージはジロの黒ロゴであることも特徴だ。

カステリ MAGLIA ROSA 90 ANNI (c)カステリ

薄手のメリノウール生地としたアニバーサリーモデル (c)カステリ

2021年はマリアローザ誕生90周年ということもあり、その記念モデルも用意されている。登場時を彷彿とさせるシンプルなデザインと、ヘリテージ・マリアネラと同じようにメリノウール/ポリエステルの素材を用いることで、当時の雰囲気を演出していることがポイント。

また今年のジロコレクションには各ステージをイメージさせるジャージもラインアップされている。MONTALCINOは第11ステージのフィニッシュ地点の地名だ。ストラーデビアンケのような未舗装路が用意されたコースは今年の見どころの一つ。ジャージの色がビアンケ（白）ではないのは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノという赤ワインで有名な土地であり、そのワイナリー組合であるConsorzio del vino Brunelloとコラボしているため。濃厚な赤ワインを彷彿させるデザインに仕上がっている。

カステリ MONTALCINO JERSEY (c)カステリ

Consorzio del vino BrunelloとコラボしたMONTALCINO (c)カステリ

カステリ ZONCOLAN JERSEY (c)カステリ

カステリ CORTINA 6K JERSEY (c)カステリ

ZONCOLANは言うまでもなく、ジロ・デ・イタリアを象徴する峠の一つ。今年は第14ステージでモンテ・ゾンコランの頂上フィニッシュを迎え、マリア・ローザ争いを左右する場所と目されている。胸にあしらわれた「ZONCOLAN」の「O」が、ジロの象徴でもあり100回大会で登場した"Amore Infinito"の無限大マークとなっており、その横にトロフェオ・センツァフィーネがあしらわれていることが特徴。これぞジロ、というエッセンスが詰め込まれた1着だ。

CORTINAはサチーレを出発しコルティナ・ダンペッツィオにフィニッシュする第16ステージをイメージしたモデル。この日は距離212kmで、獲得標高差5,700mという想像を絶するほどのプロフィールであり、その過酷さを表しているという。そして、最終21ステージのMILANOは、この街を象徴するドゥオーモのシルエットと街の風景をあしらった一着だ。

カステリ MILANO TT JERSEY (c)カステリ

カステリ TROFEO ROSA JERSEY (c)カステリ

トロフェオ・センツァフィーネを大胆にあしらったTROFEO ROSA JERSEYは、白色をベースとし、トロフィーとマリアローザカラーを効果的に配置した落ち着いたデザインとなっている。背中には今年のコースマップも描かれている。

カステリのグローバルサイトにはジロ・デ・イタリアコレクションとしてまとめられているため、チェックして欲しい。リンクは→こちら。