2021/02/28(日) - 13:32
ベルギーにクラシックシーズンが到来。その開幕戦であるオンループ・ヘットニュースブラッドをドゥクーニンク・クイックステップが力で押し切り、ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)が勝利した。與那嶺恵理(チームティブコSBV)出場の女子レースではアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス)が独走勝利を挙げている。
UCIワールドツアー第2戦にあたるオンループ・ヘットニュースブラッドで、4月下旬まで約2ヶ月にわたるクラシックシーズンが始まった。今年開催75回目を迎え、フランドル地方のヘントからニノーヴェまでの200kmコースが設定されるフランドルクラシックレース初戦に25チーム、173人の屈強な選手たちが集結した。
丘陵地帯を縦横無尽に走るコースには13箇所の「ベルグ(急坂)」と9箇所の「パヴェ(石畳)」が登場。特に後半からは「モーレンベルグ」「レベルグ」「ベーレンドリース」「フォッセンホール」「ミュール・カペルミュール」「ボスベルグ」と、当地方を代表する急勾配が凝縮されている。曇り空ながら比較的穏やかな天候のこの日、レースは5名が先手を打ち動き出した。
エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン、アスタナ・プレミアテック)や南アフリカチャンピオンのライアン・ギボンズ(UAEチームエミレーツ)が入った逃げは最大8分リードを得て先行。暫く平穏な時間が流れていたものの、レース中盤を過ぎ、タイム差が3分を割り込むとドゥクーニンク・クイックステップやアルペシン・フェニックスといったチームが少しずつ集団のスピードアップを行なう。平坦で縦に伸び、コーナーと坂で詰まる集団内ではセップ・ファンマルク(ベルギー、イスラエル・スタートアップネイション)が落車(のちに復帰)するシーンも映し出された。
セクター7「ウォルフェンベルグ(距離645m/平均勾配7.9%/最大勾配17.3%)」に向けて加速する集団内ではグレゴール・ミュールベルガー(オーストリア、ロット・スーダル)やフロリアン・フェルメールス(ベルギー、ロット・スーダル)が落車してDNF。ウォルフェンベルグでドゥクーニンク・クイックステップがペースを上げ、続くセクター8「モーレンベルグ(距離463m/平均勾配7%/最大勾配14.2%)」でいよいよ本命選手たちが動き出した。
マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)の加速に追従したのは世界王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)やグレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、AG2Rシトロエン)、落車の痕を残すファンマルクといった14名。ウルフパックが3名(アラフィリップ、スティバル、バッレリーニ)を加えた先行グループには、後にクラシックデビューを飾ったトーマス・ピドコック(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)も追いついた。
メイン集団を30秒引き離して入ったセクター10「ベーレンドリース(距離940m/平均勾配7%/最大勾配12.3%)」ではアラフィリップが脚の違いを見せつけるかのように飛び出し、そのまま30kmを残して独走態勢に持ち込む。ドゥクーニンク・クイックステップが有利な状況を組み立てたが、追走集団内ではスティバルが接触、落車するという痛手も負った。
快調に逃げた世界王者だったが、向かい風でペースを落としたこと、そしてバッレリーニを除く追走グループが見合うことなくローテーションを回したことで距離が詰まり、20kmを残して引き戻される。時を同じくしてメイン集団も追いつき、セクター12「ミュール・カペルミュール(距離475m/平均勾配9.3%/最大勾配19.8%)」直前でレースは振出しに戻った。
イネオス勢が人数を集めた状態で丘の上の教会を通過。カペルミュールにチャンスを見出したジャンニ・モスコン(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)は最終セクター(13)「ボスベルグ(距離980m/平均勾配5.8%/最大勾配11%)」で捉えられ、決定的な抜け出しが掛からないまま50名ほどが頂上クリア。ニノーヴェへ至る平坦区間を疾走し、勝負は2009年以来12年ぶりの集団スプリントに持ち込まれた。
接触によるバイクトラブルに見舞われたアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ)が、落車でイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)やアンドレア・パスクアロン(イタリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が姿を消す中、カスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)が牽引してフラムルージュ(残り1km)を通過。その後を引き継いだフロリアン・セネシャル(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)に導かれる形でバッレリーニが発進した。
クラシック初戦勝利に向け、完璧なリードアウトを披露したウルフパック。バッレリーニの背後を抑えたセップ・ファンマルク(ベルギー、イスラエル・スタートアップネイション)やフィリップ・ジルベール(ベルギー、ロット・スーダル)を引き離し、追い込むジェイク・スチュワート(イギリス、グルパマFDJ)も届かない。およそバイク2台分のリードを広げたバッレリーニが、胸のチームロゴをアピールしながら勝利した。
まさに盤石。圧倒的なチームワークでレースを作り、捉えられてもなおフィニッシュまで主導権を握り続けたドゥクーニンク・クイックステップ。昨年アスタナからウルフパック入りしたバッレリーニにとっては初となるベルギークラシック制覇であり、開幕早々チームに5勝目を届ける形に。「僕にとって2度目のオンループ。2年前のデビュー戦は落車で終わったのに、今回こうして勝てるなんてインクレディブルだ」とバッレリーニは言う。
「全くもって簡単なレースではなかった。逃げが8分リードで逃げた時も自分たちの力を信じ続けたんだ。ティム(デクレルク)は今日も力強かったし、ジュリアンは目覚しい走りでチャンスを目指したけれど、向かい風でペースを落としてしまった。彼は捕まった後、僕に『今日は君の日だ』と伝え、それからチームは僕のために全力で尽くしてくれた。世界チャンピオンにそう言われたらより力が湧くものさ。とにかくチームの働きに報いることができて幸せだ」と、自らもアラフィリップと共に逃げるなど、力強い走りでキャリア7勝目、UCIワールドツアー2勝目を掴んだバッレリーニは話している。
世界王者ファンデルブレッヘンが独走勝利 與那嶺は30位
男子レースと並行して開催された女子レースはUCIウィメンズワールドツアーではなくUCIクラス1。ヘントをスタートしてニノーヴェにフィニッシュするレイアウトは男子レースと共通で、中盤の丘陵地帯の構成が異なる。
8箇所の「ベルグ」と5箇所の「パヴェ」を含む124.4kmコース序盤は3名の逃げが生まれたが、中盤にブールス・ドルマンスからチーム名を変えたSDワークス勢によるペースアップが図られると吸収。「それぞれのベストを尽くして生き残る」というチームオーダーを得て走る與那嶺恵理(チームティブコSBV)は「最初の1時間は位置取りにとても苦労しました。プロツアー全体が久しぶりのレースに意気込みが激しく、当然コーナーごと、位置取りがとてもきつかったです」とシーズン初レースを振り返る。與那嶺はコーナーで集団が詰まった際止まりきれずに落車するも、逆に「集団内でうまく泳げない感覚がありましたが、落車後は吹っ切れて突っ込めるようになりました」と言う。
50kmを切って世界チャンピオンのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス)自らペースアップを行い、続いてデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)が独走に。ベルギーチャンピオンのロッタ・コペッキー(ベルギー)擁するリブレーシングが追走するその後ろでSDワークス勢は次なる動きに対応すべく整えていく。
「ミュール・カペルミュール」でフォレリングは吸収され、最後の「ボスベルグ」ではファンデルブレッヘンがアタック。石畳が敷かれた急勾配区間で仕掛けた世界チャンピオンは、全ライバルを引きちぎって25秒リードの独走態勢に持ち込んだ。
キャニオン・スラムやリブレーシングが待ったをかけるべく追走するも、昨年末のロード、そして個人タイムトライアルの世界選手権で圧勝したファンデルブレッヘンとの距離は縮まらない。勝ちパターンに持ち込んだファンデルブレッヘンが新体制になったチームに幸先良いシーズン開幕戦勝利を献上した。
アルカンシエルを着て勝利したファンデルブレッヘンは、今後ストラーデビアンケ、ロンド・ファン・フラーンデレンと荒地のレースを経由し、最も得意とするアルデンヌクラシック3連戦への出場を予定している。またこの日、手首骨折から復活したライバル、アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)は21位、そして與那嶺は30位でシーズン開幕戦を終えている。以下は與那嶺によるコメント。次戦は3月2日に行われるル・サミン女子レースだ。
「石畳、激しい位置取り、細く荒い舗装路。進むごとに選手の数はどんどん減り、気づけば私のチームは私だけが30名ほどの先頭集団に残っている状況。落車から復帰までかなり脚を使ったのでボディブローが効いて来ました。何度か千切れては戻り、位置取りをして、そしてまたちょっと千切れて。カペルミュールへ突入。中盤まで粘ったのですが力尽きて後退。
そして最後の石畳の登り、ボスベルグへ。ギリギリ前方の15名ほどの先頭集団に届かず。あとは痛い脚を無理やり回してゴールへ雪崩れ込みました。スプリントはズブズブと。そして30位。
昨年より悪くない感触と順位。残らなければならない集団に残れたので今はこれでよし。徐々にコンディションを上げながらアルデンヌクラシックに望みます。やっとレースが始まった嬉しさと疲労感と足の痛み。レースシーズンが始まりました。鼻息荒くいきます。」
UCIワールドツアー第2戦にあたるオンループ・ヘットニュースブラッドで、4月下旬まで約2ヶ月にわたるクラシックシーズンが始まった。今年開催75回目を迎え、フランドル地方のヘントからニノーヴェまでの200kmコースが設定されるフランドルクラシックレース初戦に25チーム、173人の屈強な選手たちが集結した。
丘陵地帯を縦横無尽に走るコースには13箇所の「ベルグ(急坂)」と9箇所の「パヴェ(石畳)」が登場。特に後半からは「モーレンベルグ」「レベルグ」「ベーレンドリース」「フォッセンホール」「ミュール・カペルミュール」「ボスベルグ」と、当地方を代表する急勾配が凝縮されている。曇り空ながら比較的穏やかな天候のこの日、レースは5名が先手を打ち動き出した。
エフゲニー・フェドロフ(カザフスタン、アスタナ・プレミアテック)や南アフリカチャンピオンのライアン・ギボンズ(UAEチームエミレーツ)が入った逃げは最大8分リードを得て先行。暫く平穏な時間が流れていたものの、レース中盤を過ぎ、タイム差が3分を割り込むとドゥクーニンク・クイックステップやアルペシン・フェニックスといったチームが少しずつ集団のスピードアップを行なう。平坦で縦に伸び、コーナーと坂で詰まる集団内ではセップ・ファンマルク(ベルギー、イスラエル・スタートアップネイション)が落車(のちに復帰)するシーンも映し出された。
セクター7「ウォルフェンベルグ(距離645m/平均勾配7.9%/最大勾配17.3%)」に向けて加速する集団内ではグレゴール・ミュールベルガー(オーストリア、ロット・スーダル)やフロリアン・フェルメールス(ベルギー、ロット・スーダル)が落車してDNF。ウォルフェンベルグでドゥクーニンク・クイックステップがペースを上げ、続くセクター8「モーレンベルグ(距離463m/平均勾配7%/最大勾配14.2%)」でいよいよ本命選手たちが動き出した。
マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ)の加速に追従したのは世界王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)やグレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、AG2Rシトロエン)、落車の痕を残すファンマルクといった14名。ウルフパックが3名(アラフィリップ、スティバル、バッレリーニ)を加えた先行グループには、後にクラシックデビューを飾ったトーマス・ピドコック(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)も追いついた。
メイン集団を30秒引き離して入ったセクター10「ベーレンドリース(距離940m/平均勾配7%/最大勾配12.3%)」ではアラフィリップが脚の違いを見せつけるかのように飛び出し、そのまま30kmを残して独走態勢に持ち込む。ドゥクーニンク・クイックステップが有利な状況を組み立てたが、追走集団内ではスティバルが接触、落車するという痛手も負った。
快調に逃げた世界王者だったが、向かい風でペースを落としたこと、そしてバッレリーニを除く追走グループが見合うことなくローテーションを回したことで距離が詰まり、20kmを残して引き戻される。時を同じくしてメイン集団も追いつき、セクター12「ミュール・カペルミュール(距離475m/平均勾配9.3%/最大勾配19.8%)」直前でレースは振出しに戻った。
イネオス勢が人数を集めた状態で丘の上の教会を通過。カペルミュールにチャンスを見出したジャンニ・モスコン(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)は最終セクター(13)「ボスベルグ(距離980m/平均勾配5.8%/最大勾配11%)」で捉えられ、決定的な抜け出しが掛からないまま50名ほどが頂上クリア。ニノーヴェへ至る平坦区間を疾走し、勝負は2009年以来12年ぶりの集団スプリントに持ち込まれた。
接触によるバイクトラブルに見舞われたアレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ)が、落車でイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)やアンドレア・パスクアロン(イタリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が姿を消す中、カスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)が牽引してフラムルージュ(残り1km)を通過。その後を引き継いだフロリアン・セネシャル(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)に導かれる形でバッレリーニが発進した。
クラシック初戦勝利に向け、完璧なリードアウトを披露したウルフパック。バッレリーニの背後を抑えたセップ・ファンマルク(ベルギー、イスラエル・スタートアップネイション)やフィリップ・ジルベール(ベルギー、ロット・スーダル)を引き離し、追い込むジェイク・スチュワート(イギリス、グルパマFDJ)も届かない。およそバイク2台分のリードを広げたバッレリーニが、胸のチームロゴをアピールしながら勝利した。
まさに盤石。圧倒的なチームワークでレースを作り、捉えられてもなおフィニッシュまで主導権を握り続けたドゥクーニンク・クイックステップ。昨年アスタナからウルフパック入りしたバッレリーニにとっては初となるベルギークラシック制覇であり、開幕早々チームに5勝目を届ける形に。「僕にとって2度目のオンループ。2年前のデビュー戦は落車で終わったのに、今回こうして勝てるなんてインクレディブルだ」とバッレリーニは言う。
「全くもって簡単なレースではなかった。逃げが8分リードで逃げた時も自分たちの力を信じ続けたんだ。ティム(デクレルク)は今日も力強かったし、ジュリアンは目覚しい走りでチャンスを目指したけれど、向かい風でペースを落としてしまった。彼は捕まった後、僕に『今日は君の日だ』と伝え、それからチームは僕のために全力で尽くしてくれた。世界チャンピオンにそう言われたらより力が湧くものさ。とにかくチームの働きに報いることができて幸せだ」と、自らもアラフィリップと共に逃げるなど、力強い走りでキャリア7勝目、UCIワールドツアー2勝目を掴んだバッレリーニは話している。
世界王者ファンデルブレッヘンが独走勝利 與那嶺は30位
男子レースと並行して開催された女子レースはUCIウィメンズワールドツアーではなくUCIクラス1。ヘントをスタートしてニノーヴェにフィニッシュするレイアウトは男子レースと共通で、中盤の丘陵地帯の構成が異なる。
8箇所の「ベルグ」と5箇所の「パヴェ」を含む124.4kmコース序盤は3名の逃げが生まれたが、中盤にブールス・ドルマンスからチーム名を変えたSDワークス勢によるペースアップが図られると吸収。「それぞれのベストを尽くして生き残る」というチームオーダーを得て走る與那嶺恵理(チームティブコSBV)は「最初の1時間は位置取りにとても苦労しました。プロツアー全体が久しぶりのレースに意気込みが激しく、当然コーナーごと、位置取りがとてもきつかったです」とシーズン初レースを振り返る。與那嶺はコーナーで集団が詰まった際止まりきれずに落車するも、逆に「集団内でうまく泳げない感覚がありましたが、落車後は吹っ切れて突っ込めるようになりました」と言う。
50kmを切って世界チャンピオンのアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス)自らペースアップを行い、続いてデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)が独走に。ベルギーチャンピオンのロッタ・コペッキー(ベルギー)擁するリブレーシングが追走するその後ろでSDワークス勢は次なる動きに対応すべく整えていく。
「ミュール・カペルミュール」でフォレリングは吸収され、最後の「ボスベルグ」ではファンデルブレッヘンがアタック。石畳が敷かれた急勾配区間で仕掛けた世界チャンピオンは、全ライバルを引きちぎって25秒リードの独走態勢に持ち込んだ。
キャニオン・スラムやリブレーシングが待ったをかけるべく追走するも、昨年末のロード、そして個人タイムトライアルの世界選手権で圧勝したファンデルブレッヘンとの距離は縮まらない。勝ちパターンに持ち込んだファンデルブレッヘンが新体制になったチームに幸先良いシーズン開幕戦勝利を献上した。
アルカンシエルを着て勝利したファンデルブレッヘンは、今後ストラーデビアンケ、ロンド・ファン・フラーンデレンと荒地のレースを経由し、最も得意とするアルデンヌクラシック3連戦への出場を予定している。またこの日、手首骨折から復活したライバル、アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)は21位、そして與那嶺は30位でシーズン開幕戦を終えている。以下は與那嶺によるコメント。次戦は3月2日に行われるル・サミン女子レースだ。
「石畳、激しい位置取り、細く荒い舗装路。進むごとに選手の数はどんどん減り、気づけば私のチームは私だけが30名ほどの先頭集団に残っている状況。落車から復帰までかなり脚を使ったのでボディブローが効いて来ました。何度か千切れては戻り、位置取りをして、そしてまたちょっと千切れて。カペルミュールへ突入。中盤まで粘ったのですが力尽きて後退。
そして最後の石畳の登り、ボスベルグへ。ギリギリ前方の15名ほどの先頭集団に届かず。あとは痛い脚を無理やり回してゴールへ雪崩れ込みました。スプリントはズブズブと。そして30位。
昨年より悪くない感触と順位。残らなければならない集団に残れたので今はこれでよし。徐々にコンディションを上げながらアルデンヌクラシックに望みます。やっとレースが始まった嬉しさと疲労感と足の痛み。レースシーズンが始まりました。鼻息荒くいきます。」
オンループ・ヘットニュースブラッド2021結果
1位 | ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ) | |
2位 | ジェイク・スチュワート(イギリス、グルパマFDJ) | |
3位 | セップ・ファンマルク(ベルギー、イスラエル・スタートアップネイション) | |
4位 | ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
5位 | フィリップ・ジルベール(ベルギー、ロット・スーダル) | |
6位 | アレックス・アランブル(スペイン、アスタナ・プレミアテック) | |
7位 | フロリアン・セネシャル(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) | |
8位 | マッテオ・トレンティン(イタリア、UAEチームエミレーツ) | |
9位 | ケヴィン・ゲニエッツ(ルクセンブルク、グルパマFDJ) | |
10位 | ニルス・ポリッツ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) |
オンループ・ヘットニュースブラッド2021女子結果
1位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス) | 3:21:00 |
2位 | エマセシル・ノースガード(デンマーク、モビスター) | 0:23 |
3位 | エイミー・ピータース(オランダ、SDワークス) | |
4位 | ロッタ・コペッキー(ベルギー、リブレーシング) | |
5位 | ハンナ・バーンズ(イギリス、キャニオン・スラム) | |
6位 | マルタ・バスティアネッリ(イタリア、アレBTCリュブリャナ) | |
7位 | リサ・ブレナウアー(ドイツ、セラティツィットWNTプロサイクリング) | |
8位 | グレース・ブラウン(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) | |
9位 | マルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | |
10位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード) | 0:26 |
30位 | 與那嶺恵理(チームティブコSBV) | 2:22 |
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