2021/01/28(木) - 11:51
シクロクロスの元世界王者ゼネク・スティバル(チェコ、ドゥクーニンク・クイックステップ)と、ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が今週末に迫ったシクロクロス世界選手権への参加を表明した。
世界選手権参加を表明したゼネク・スティバル(チェコ、ドゥクーニンク・クイックステップ) (c)CorVos
「世界選手権への参加は考えていなかったけれど、(レースキャンセルによって)状況が変わってきた。テレビで観戦したとき本当にレースを走りたいと思ったんだ。普通だったらロードスケジュールに合わないけれど、状況が変わり、更にトレーニングを重ねたことでコンディションも上がっている。世界選参戦についてパトリック・ルフェーブルGMやチーム首脳陣と話し合い、協力してもらえることになった」と語るのはゼネク・スティバル(チェコ、ドゥクーニンク・クイックステップ)。シクロクロスで過去3度世界チャンピオンに輝いたベテランは、日曜日に開催される男子エリートレースで「今できる最高の結果を狙う」と意気込んでいる。
今季は1戦も出場せず、昨年1月4日以来1年ぶりにレースを走るスティバル。世界選手権への出場は、最後にアルカンシエルを獲得した2014年以来6年ぶりとなる。「(シクロクロスは)自分のキャリアの出発点であり、世界選手権は特別な勝利を収めた場所だけに、いつも特別な気分になる。ワウト・ファンアールトとマチュー・ファンデルプールという突出した2人がいるけれど、3位以降はかなりオープンなレースになるだろう。そこまでテクニカルではないコースは、自分のようなパワー系選手向き。オフトレーニングが上手くいったぶん限界まで追い込めると思う」と話している。
今季6レースに出場したハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
そして、新城幸也と同じバーレーン・ヴィクトリアスに所属するハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア)もまた、世界選手権への出場を表明した一人。ハウッスラーは今季6レースに出場しており、12月27日に開催された泥のUCIワールドカップではラップアウトの47位でレースを終えていた。
ヘットニュースブラッド紙のインタビューによれば、ハウッスラーは自身が楽しむためにシクロクロス参戦を行なっているものの、昨年のクラシックシーズンはシクロクロス参戦のおかげでパンチ力を高めることができていたという。オーストラリア代表はハウッスラー1人の予定だ。
しかし一方、世界選手権の男女ジュニアカテゴリーがキャンセルされたことで、ジュニア選手たちは10月24日のスーパープレスティージュ以降、競争の場が無いままオフシーズン入りを強いられている。
パウェルズサウゼン・ビンゴールの育成チームを率いるトム・デコルト氏は「彼らにとっては困難な時期だ。チームのジュニア選手たちは互いに厳しいトレーニングを重ねてきたが、もはや活躍の場はなくなってしまった。普段よりも早くオフシーズンに入り、前倒しでトレーニングを再開してロードシーズンを目指すことになる」と話している。
シクロクロス世界選手権はベルギー、オーステンデで1月30日(土)と1月31日(日)の2日間に渡って開催される予定だ。
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「世界選手権への参加は考えていなかったけれど、(レースキャンセルによって)状況が変わってきた。テレビで観戦したとき本当にレースを走りたいと思ったんだ。普通だったらロードスケジュールに合わないけれど、状況が変わり、更にトレーニングを重ねたことでコンディションも上がっている。世界選参戦についてパトリック・ルフェーブルGMやチーム首脳陣と話し合い、協力してもらえることになった」と語るのはゼネク・スティバル(チェコ、ドゥクーニンク・クイックステップ)。シクロクロスで過去3度世界チャンピオンに輝いたベテランは、日曜日に開催される男子エリートレースで「今できる最高の結果を狙う」と意気込んでいる。
今季は1戦も出場せず、昨年1月4日以来1年ぶりにレースを走るスティバル。世界選手権への出場は、最後にアルカンシエルを獲得した2014年以来6年ぶりとなる。「(シクロクロスは)自分のキャリアの出発点であり、世界選手権は特別な勝利を収めた場所だけに、いつも特別な気分になる。ワウト・ファンアールトとマチュー・ファンデルプールという突出した2人がいるけれど、3位以降はかなりオープンなレースになるだろう。そこまでテクニカルではないコースは、自分のようなパワー系選手向き。オフトレーニングが上手くいったぶん限界まで追い込めると思う」と話している。
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そして、新城幸也と同じバーレーン・ヴィクトリアスに所属するハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア)もまた、世界選手権への出場を表明した一人。ハウッスラーは今季6レースに出場しており、12月27日に開催された泥のUCIワールドカップではラップアウトの47位でレースを終えていた。
ヘットニュースブラッド紙のインタビューによれば、ハウッスラーは自身が楽しむためにシクロクロス参戦を行なっているものの、昨年のクラシックシーズンはシクロクロス参戦のおかげでパンチ力を高めることができていたという。オーストラリア代表はハウッスラー1人の予定だ。
しかし一方、世界選手権の男女ジュニアカテゴリーがキャンセルされたことで、ジュニア選手たちは10月24日のスーパープレスティージュ以降、競争の場が無いままオフシーズン入りを強いられている。
パウェルズサウゼン・ビンゴールの育成チームを率いるトム・デコルト氏は「彼らにとっては困難な時期だ。チームのジュニア選手たちは互いに厳しいトレーニングを重ねてきたが、もはや活躍の場はなくなってしまった。普段よりも早くオフシーズンに入り、前倒しでトレーニングを再開してロードシーズンを目指すことになる」と話している。
シクロクロス世界選手権はベルギー、オーステンデで1月30日(土)と1月31日(日)の2日間に渡って開催される予定だ。
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