2021/01/13(水) - 23:00
今季日本人選手2名が所属することで注目を集めるEFエデュケーションNIPPOとキャノンデールがパートナーシップを2023年まで延長すると発表した。「技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことに繋がる」と語られている。
チームとキャノンデールの関わりは2015年から。写真はキャノンデール・ガーミンがメインで使用したSUPERSIX EVO photo:Kei Tsuji
別府史之と中根英登の2名が在籍する、EFエデュケーションNIPPOの運営母体であるスリップストリームスポーツ社とキャノンデールのパートナーシップが始まったのは2015年のこと。UCIプロチームのガーミン・シャープに2014年限りで解散したキャノンデールプロサイクリングのメインスポンサーを務めていたキャノンデール社がつく形で「キャノンデール・ガーミン」が誕生し、以来キャノンデール・ドラパック、EFエデュケーションファーストと名称変更を遂げながらパートナーシップを継続してきた。
2023年まで契約延長を交わしたことで、両者のパートナーシップは2015年から数えて少なくとも9年間継続されることに。EFエデュケーションNIPPOはロードレースに留まらずグラベルレースやアドベンチャーライドをこなす「オルタナティブカレンダー」をラファと共に邁進してきたが、発表では台湾で一番高い道路にある合歓山・武嶺を目指す台湾KOMへの参加も示唆。「この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながります」と語られている。
以下は、キャノンデール・ジャパンによるプレスリリース。
なお、まだ今季のバイクを含めたチームキットは発表されていない。
キャノンデールは、世界最高峰のロードレース、およびトレイルやグラベルレースで活動する EF プロサイクリングと 2023 年まで契約を延長いたしました。チームとキャノンデールは、2015 年「ガーミン・シャープ」以来現在の「EF プロサイクリング」に至るまで活動をともにしてきました。時代とともにチーム名は変化してきましたが、選手と常にパフォーマンスをリードするバイクによって、チームとキャノンデールは互いを高めあう強いつながりを継続してきました。
2018年、当時未発表だったSystemSixを駆るアレックス・ハウズ(アメリカ、当時EFエデュケーションファースト・ドラパック) (c)Amgen Tour of California
EFプロサイクリング CEO ジョナサン・ヴォータースコメント
「基本的に、キャノンデールとの関係は進化と革命という共通項でつながっています。オンロードでもオフロードでも進歩を続け、最終的にはスポーツの限界を押し広げたいと考えています。私たちはキャノンデールと協力することで、エリートレベルの美しさの強調だけでなく、どんな環境でもスポーツにアクセスしやすくしたいと考えています。笑顔でバイクに乗る人を増やしていきたい。」
今回の契約延長によって、真の進歩を遂げるために必要な時間をチームとキャノンデールにもたらします。チームは現在、ロードレースをメインにマウンテンバイクやグラベルレースなど幅広いジャンルを組み合わせたオルタナティブカレンダーを作成しています。乾いたカンザス州のグラベルレースからイギリスの荒々しい岩レース、山頂を目指すコロラド州の Leadville や、台湾KOMレース。新しいレースやイベントに焦点を当て、チームとキャノンデールは分野を越えたパートナーシップを結び、スポーツの多角的な魅力とプロロードサイクリストの価値を変えていきたいと考えています。
2020年ツール・ド・フランスで使用されたキャノンデール SUPERSIX EVO photo:Makoto.AYANO
ジロ・デ・イタリアのエトナステージで勝利したヨナタン・カイセド(エクアドル、EFプロサイクリング) photo:CorVos
この契約延長によって、チームが新たな活躍の場として成功を収めたチームタイムトライアルや、キャノンデールのエンジニアがチームとともに開発しているバイクの細部にわたる調整など、近年のシーズンで実を結んだ技術的進歩を継続することができます。
キャノンデールスポーツマーケティングディレクター ジョナサン・ゲランコメント
「サイクリングでより大きなコミュニティを構築するという私たちのアンビション(野心)は、EFプロサイクリングのスピリットに沿っています。私たちは皆、共通の目標に向かって取り組んでいます。世界で最も人気のあるチームになり、個性と心を持ってレースをし、人々が自転車、プロのサイクリング、そしてそのライダーについて、どのように感じるかの根底を変えていきたいと思っています。」
この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながります。
EFプロサイクリングコマーシャルマネージャー アンドレアス・クリアコメント
「今シーズン我々がレースで使用するバイクは、まさにパフォーマンスの頂点に達しています。現在の技術があればある一定レベルのバイクを作ることはできると期待しています。しかし、我々はそうした技術だけに頼るのではなくキャノンデールとともにレーサーが持つ鋭い感性を組み合わせたデザイン作りに貢献したいと思っています。それが特に新しく開発するバイクであればなおさらです。エリートパフォーマンスを発揮する環境では、このような新たな可能性を広げる取り組みは大切なことです。バイクフレーム以外では、チームのサプライヤーの FSA / Vision、Prologo、Vittoria とも同様の貢献をしてきました。」
![チームとキャノンデールの関わりは2015年から。写真はキャノンデール・ガーミンがメインで使用したSUPERSIX EVO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2015/01/08/KEI51290.jpg)
別府史之と中根英登の2名が在籍する、EFエデュケーションNIPPOの運営母体であるスリップストリームスポーツ社とキャノンデールのパートナーシップが始まったのは2015年のこと。UCIプロチームのガーミン・シャープに2014年限りで解散したキャノンデールプロサイクリングのメインスポンサーを務めていたキャノンデール社がつく形で「キャノンデール・ガーミン」が誕生し、以来キャノンデール・ドラパック、EFエデュケーションファーストと名称変更を遂げながらパートナーシップを継続してきた。
2023年まで契約延長を交わしたことで、両者のパートナーシップは2015年から数えて少なくとも9年間継続されることに。EFエデュケーションNIPPOはロードレースに留まらずグラベルレースやアドベンチャーライドをこなす「オルタナティブカレンダー」をラファと共に邁進してきたが、発表では台湾で一番高い道路にある合歓山・武嶺を目指す台湾KOMへの参加も示唆。「この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながります」と語られている。
以下は、キャノンデール・ジャパンによるプレスリリース。
なお、まだ今季のバイクを含めたチームキットは発表されていない。
キャノンデールは、世界最高峰のロードレース、およびトレイルやグラベルレースで活動する EF プロサイクリングと 2023 年まで契約を延長いたしました。チームとキャノンデールは、2015 年「ガーミン・シャープ」以来現在の「EF プロサイクリング」に至るまで活動をともにしてきました。時代とともにチーム名は変化してきましたが、選手と常にパフォーマンスをリードするバイクによって、チームとキャノンデールは互いを高めあう強いつながりを継続してきました。
![2018年、当時未発表だったSystemSixを駆るアレックス・ハウズ(アメリカ、当時EFエデュケーションファースト・ドラパック)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/05/18/32748957101557201967474281052290575480389632n.jpg)
EFプロサイクリング CEO ジョナサン・ヴォータースコメント
「基本的に、キャノンデールとの関係は進化と革命という共通項でつながっています。オンロードでもオフロードでも進歩を続け、最終的にはスポーツの限界を押し広げたいと考えています。私たちはキャノンデールと協力することで、エリートレベルの美しさの強調だけでなく、どんな環境でもスポーツにアクセスしやすくしたいと考えています。笑顔でバイクに乗る人を増やしていきたい。」
今回の契約延長によって、真の進歩を遂げるために必要な時間をチームとキャノンデールにもたらします。チームは現在、ロードレースをメインにマウンテンバイクやグラベルレースなど幅広いジャンルを組み合わせたオルタナティブカレンダーを作成しています。乾いたカンザス州のグラベルレースからイギリスの荒々しい岩レース、山頂を目指すコロラド州の Leadville や、台湾KOMレース。新しいレースやイベントに焦点を当て、チームとキャノンデールは分野を越えたパートナーシップを結び、スポーツの多角的な魅力とプロロードサイクリストの価値を変えていきたいと考えています。
![2020年ツール・ド・フランスで使用されたキャノンデール SUPERSIX EVO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/09/26/ayano2020tdf8e-43.jpg)
![ジロ・デ・イタリアのエトナステージで勝利したヨナタン・カイセド(エクアドル、EFプロサイクリング)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/10/06/gmd1496.jpg)
この契約延長によって、チームが新たな活躍の場として成功を収めたチームタイムトライアルや、キャノンデールのエンジニアがチームとともに開発しているバイクの細部にわたる調整など、近年のシーズンで実を結んだ技術的進歩を継続することができます。
キャノンデールスポーツマーケティングディレクター ジョナサン・ゲランコメント
「サイクリングでより大きなコミュニティを構築するという私たちのアンビション(野心)は、EFプロサイクリングのスピリットに沿っています。私たちは皆、共通の目標に向かって取り組んでいます。世界で最も人気のあるチームになり、個性と心を持ってレースをし、人々が自転車、プロのサイクリング、そしてそのライダーについて、どのように感じるかの根底を変えていきたいと思っています。」
この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながります。
EFプロサイクリングコマーシャルマネージャー アンドレアス・クリアコメント
「今シーズン我々がレースで使用するバイクは、まさにパフォーマンスの頂点に達しています。現在の技術があればある一定レベルのバイクを作ることはできると期待しています。しかし、我々はそうした技術だけに頼るのではなくキャノンデールとともにレーサーが持つ鋭い感性を組み合わせたデザイン作りに貢献したいと思っています。それが特に新しく開発するバイクであればなおさらです。エリートパフォーマンスを発揮する環境では、このような新たな可能性を広げる取り組みは大切なことです。バイクフレーム以外では、チームのサプライヤーの FSA / Vision、Prologo、Vittoria とも同様の貢献をしてきました。」
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