UCIコンチネンタル登録15年目の愛三工業　アジアNo.1チームを目指す

愛三工業レーシングチームは、チーム公式サイトで2021年体制を発表。選手・スタッフとあわせて、FUJIのバイクを使用することを明らかにした。

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愛三工業レーシングチーム2021年メンバーと、新たに使用するFUJIのバイク ©️愛三工業レーシングチーム
自動車機能部品システムメーカーの「愛三工業株式会社」を母体とする愛三工業レーシングチームは、元旦午前0時にチーム公式サイトで2021年体制を発表した。

すでに発表されている通り、貝原涼太が退団（宇都宮ブリッツェンに移籍）し、宇都宮ブリッツェンから鈴木譲、エカーズから渡邉歩の2名が加入する。

また、FUJIのバイクフレームを使用することもあわせて発表し、SL1.1とTRANSONIC1.1の2種の供給を受ける。さらに、愛知県東海市の医療法人社団大須賀医院・おおすが整形外科とパートナーシップ契約を締結。医療やリハビリテーションのサポートを受ける。

2020年Jプロツアー個人総合3位の大前翔（愛三工業レーシングチーム） photo:Satoru Kato愛三工業レーシングチームは、UCIコンチネンタル登録15年目となる2021年、「世界への挑戦！アジアNo.1チームへ」をチームスローガンとし、UCIアジアツアーチームランキング1位、ツアー・オブ・ジャパンと全日本選手権での優勝を目標として活動する。レースのキャンセルが相次いだ昨年に続き、コロナ禍の影響が残ることが予想されるが、各レースオーガナイザーと調整して参戦する予定としている。

国内ではJプロツアーに引き続き参戦。2020年は大前翔が個人総合3位に入る健闘を見せ、チーム総合4位となった流れを受け、今年はチーム・個人それぞれで優勝を目指す。