2020/12/20(日) - 10:01
弱虫ペダルサイクリングチームは、NTTプロサイクリングに所属していた入部正太朗が2021年シーズン所属選手として加入することを発表した。2019年の全日本チャンピオンが国内レースへ復帰する。
12月初頭、NTTプロサイクリングを継承するクベカ・アソスが2021年ロースターを確定させたことで去就が注目されていた入部正太朗は、弱虫ペダルサイクリングチームへの加入を決めた。以下、弱虫ペダルサイクリングチーム発表のプレスリリースより。
入部選手は早稲田大学を卒業後、名門「シマノレーシング」に8年間所属。シマノレーシング所属時の2019年には全日本選手権ロードレースで優勝を飾り、現在のナショナルチャンピオンとなります。
2020シーズンはUCIワールドチーム「NTTプロサイクリング」に所属し、海外最高峰レベルのレースにチャレンジを続けてきました。
しかし今シーズンはcovid-19の猛威により例年とは大きく異なるレーススケジュールとなった事や、NTTプロサイクリングのメインスポンサーからNTTが外れたと言う事などもあり、紆余曲折の末、来期の契約が白紙になった事で来るシーズンでの活動について入部選手から相談を受けておりました。
プロコンチネンタルチームとの交渉なども行っていたのですが、少し時期的に遅くなってしまった事もあり、次のステップへの受け皿として2021シーズンは「弱虫ペダル サイクリングチーム」で走る事となった次第です。
入部選手の加入はチームの主眼としている「世界に通用する若手選手の育成」をより具現化できるチャンスでもありますし、入部選手の2024パリオリンピック出場を実現する為にも大切な事だと思っております。 この大きな出来事を現実のものとする為にチームは更に前進して参りますので、「弱虫ペダルサイクリングチーム」「入部正太朗」への応援を宜しくお願い致します。
入部正太朗 コメント
2021年シーズンを「弱虫ペダル サイクリングチーム」の一員として走ります、入部正太朗です。
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、例年とはかなり異なる環境・状況でシーズンを過ごすことになりました。しかしそのような中でもNTT Pro Cycling で沢山の大切な出会いと貴重な経験をさせてもらいました。NTT Pro Cyclingには感謝の気持ちでいっぱいです。
来季からTeam Qhubeka ASSOSとなるチームと契約をすることは残念ながらできず、諦めずに来年度もヨーロッパのチームで活動できる可能性を模索し続けましたが、今の私の実力ではその可能性を見出す事ができませんでした。
そんな折、ご縁があって「弱虫ペダル サイクリングチーム」の一員として競技を続けるチャンスを頂きました。"自分を支えてくださっている多くの方々のおかげで幸せな競技人生を送ることが出来ている"という感謝の気持ちをこれまで以上に感じました。 この気持ちを忘れずに、後輩の育成等チームにしっかりと貢献することはもちろん、これまでと変わらず「自分の夢」に向かって日々精進してまいります。
2021年度も応援よろしくお願い致します。
渡辺航 監督 コメント(「弱虫ペダル」作者 / チーム監督)
ナショナルチャンピオンジャージを持つ入部正太朗選手が2021年シーズンのレースを弱虫ペダルサイクリングチームで走ることとなりました。若手育成をメインテーマとしている本チームにとっては願ってもない話で、連絡があった 時はすぐに承諾しました。 国内や世界で数々の活躍をしてきた入部選手の走りを若手選手たちは間近で体感できることができます。入部選手には自らの目標を遂行していく傍ら、様々なことを伝えていって欲しいと思って います。
ゴールまでは何が起こるかわからないのがロードレース。入部選手には起こりうる全てを次のステップを掴むチャンスに変えて欲しいと思っていま す。
来季は弱虫ペダル サイクリングチームでの入部選手の走りをお楽しみに!僕も楽しみにしています!
コメントはプレスリリースより。
text:Satoru Kato
12月初頭、NTTプロサイクリングを継承するクベカ・アソスが2021年ロースターを確定させたことで去就が注目されていた入部正太朗は、弱虫ペダルサイクリングチームへの加入を決めた。以下、弱虫ペダルサイクリングチーム発表のプレスリリースより。
入部選手は早稲田大学を卒業後、名門「シマノレーシング」に8年間所属。シマノレーシング所属時の2019年には全日本選手権ロードレースで優勝を飾り、現在のナショナルチャンピオンとなります。
2020シーズンはUCIワールドチーム「NTTプロサイクリング」に所属し、海外最高峰レベルのレースにチャレンジを続けてきました。
しかし今シーズンはcovid-19の猛威により例年とは大きく異なるレーススケジュールとなった事や、NTTプロサイクリングのメインスポンサーからNTTが外れたと言う事などもあり、紆余曲折の末、来期の契約が白紙になった事で来るシーズンでの活動について入部選手から相談を受けておりました。
プロコンチネンタルチームとの交渉なども行っていたのですが、少し時期的に遅くなってしまった事もあり、次のステップへの受け皿として2021シーズンは「弱虫ペダル サイクリングチーム」で走る事となった次第です。
入部選手の加入はチームの主眼としている「世界に通用する若手選手の育成」をより具現化できるチャンスでもありますし、入部選手の2024パリオリンピック出場を実現する為にも大切な事だと思っております。 この大きな出来事を現実のものとする為にチームは更に前進して参りますので、「弱虫ペダルサイクリングチーム」「入部正太朗」への応援を宜しくお願い致します。
入部正太朗 コメント
2021年シーズンを「弱虫ペダル サイクリングチーム」の一員として走ります、入部正太朗です。
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、例年とはかなり異なる環境・状況でシーズンを過ごすことになりました。しかしそのような中でもNTT Pro Cycling で沢山の大切な出会いと貴重な経験をさせてもらいました。NTT Pro Cyclingには感謝の気持ちでいっぱいです。
来季からTeam Qhubeka ASSOSとなるチームと契約をすることは残念ながらできず、諦めずに来年度もヨーロッパのチームで活動できる可能性を模索し続けましたが、今の私の実力ではその可能性を見出す事ができませんでした。
そんな折、ご縁があって「弱虫ペダル サイクリングチーム」の一員として競技を続けるチャンスを頂きました。"自分を支えてくださっている多くの方々のおかげで幸せな競技人生を送ることが出来ている"という感謝の気持ちをこれまで以上に感じました。 この気持ちを忘れずに、後輩の育成等チームにしっかりと貢献することはもちろん、これまでと変わらず「自分の夢」に向かって日々精進してまいります。
2021年度も応援よろしくお願い致します。
渡辺航 監督 コメント(「弱虫ペダル」作者 / チーム監督)
ナショナルチャンピオンジャージを持つ入部正太朗選手が2021年シーズンのレースを弱虫ペダルサイクリングチームで走ることとなりました。若手育成をメインテーマとしている本チームにとっては願ってもない話で、連絡があった 時はすぐに承諾しました。 国内や世界で数々の活躍をしてきた入部選手の走りを若手選手たちは間近で体感できることができます。入部選手には自らの目標を遂行していく傍ら、様々なことを伝えていって欲しいと思って います。
ゴールまでは何が起こるかわからないのがロードレース。入部選手には起こりうる全てを次のステップを掴むチャンスに変えて欲しいと思っていま す。
来季は弱虫ペダル サイクリングチームでの入部選手の走りをお楽しみに!僕も楽しみにしています!
コメントはプレスリリースより。
text:Satoru Kato
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