2010/05/29(土) - 14:42
4年前に制したジロを決めた地であるアプリカで再びマリアローザを獲得したバッソ。出場停止期間を経て以来、努力を重ね、この日に備えてきたことが報われた。バッソとニーバリ、そしてリクイガスの完璧な走りの前に、ライバルたちは負けを認めざるを得ない状況だ。
イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・ドイモ)
本当にハッピーだ。素晴らしい一日になった。チームの皆に感謝したい。彼らはまたしてもすごかった。モルティローロではたぶんもっと差をつけることもできたけれど、僕とニーバリが一緒にいることが大切だった。だらか僕ら二人ともが総合でタイムを稼げたんだ。僕らには凄く強いスカルポーニという味方がいた。僕らにとっては協調することが最高の作戦だった。
前日までアローヨと彼のチームの調子がすごくいいのを見てきていた。彼のチームはグランツールをコントロールすることに長けている。僕らもチームで対抗することを選んだ。僕らにマリアローザのチャンスが有ることを信じていた。「平静」が今日の成功の鍵だった。
危険を冒す覚悟があればもっと下りを攻めることはできた。でもそうすればもっとエネルギーを使っただろう。過去のジロではエドロからアプリカの間で大きな差がついた。だからニバリと僕は一緒にいることを選んだ。ベストな戦略だったと思う。
今朝は、チームの皆が自分たちの役割を理解していた。それぞれが自分の役割分担と責任を受け持った。ゾンコランステージの時に感じたのと同じような緊張感があった。
でもまだゴールには到達していない。タイムトライアルの前に非常にハードなステージが残っている。2006年にアプリカにゴールしたステージよりも、明日のステージの大切さのことを考えている。
2006年のジロ・デ・イタリアは、僕のキャリアの美しい部分だったけど、それがあとになって嫌な部分になった。今日美しいのは、僕が(出場停止期間を経て)再びバイクに乗り始めてから、どうやってここまで来たかということ。僕がしてきたすべてのことだ。
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・ドイモ)
チームのすごい働きによってモルティローロでセレクションを掛けることができた。モルティローロからアプリカに向かうために、麓で最低2人のチームメイトが残っていることを要求していたんだ。
スカルポーニが残ったことは僕らにとって完璧に都合が良かった。
ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ)
モルティローロではバッソのペースにただついていくことに必死だった。僕ら3人はステージ優勝と総合順位という共通の興味をもっていた。バッソがマリアローザのことを考え始めると、僕はステージ優勝のことを考え始めた。
最高にハッピーだ。ジロが始まってからというもの、最終の表彰台のことを考えてはいた。僕はこれで総合4位だ。今までこんなに目標に近づいたことはない。これまではいつも、もっと遠い夢だった。まだ表彰台には上がったことがないんだ。
バッソからマリアローザを取り上げるのは誰にとっても難しいことだろう。
ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)
モルティローロでは自分の努力を計算しながらインテリジェントなレースをしようとした。マリアローザを守るのにあと少しだけ届かなかったことは悲しい。僕のグループには闘うモチベーションのない選手がいた。だからバッソがマリアローザを奪うだけの差を開くことができたんだ。
アプリカへ登り始める前に麓に到達したとき、マリアローザを守ることは可能だと思った。しかしバッソは思いのほか強く、僕らのグループの意志は噛みあわなかった。
僕は表彰台を目指して戦い続ける。しかしバッソは今日もまた強かったことは認めなければならない。
カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
僕の今日のコンディションには、リクイガスのリズムは強すぎた。彼らに着いていく脚がなかったんだ。何もできることはなかった。
バッソから4分遅れだけど、その差をバッソから取り返すのは難しいかどうかは分からない。でももしバッソが今日みたいに強ければ、僕が勝つことは難しい。
カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)
遅れた僕たちのグループには、差を詰めるだけのお互いの合意や強さが足りなかった。3人の強者を前にして、僕はただ後ろのグループと一緒にフィニッシュすることだけで精一杯だった。
とても難しいステージだった。スタートから速くて、明日のステージを前にしてエネルギーを消費しきってしまった。脚の調子は悪くなかったけれど、痛みが消えなかった。
今日素晴らしい仕事をして表彰台に2人を送り込んだリクイガスを祝福しなくてはならない。
ソースは現地取材、記者会見、チーム公式ウェブサイト、主催新聞ガゼッタ・デッロ・スポルト紙、選手個人のウェブサイトおよびTwitterなど。
text:Makoto.AYANO
photo:Kei.TSUJI、CorVos,Riccardo Scanferla
イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・ドイモ)
本当にハッピーだ。素晴らしい一日になった。チームの皆に感謝したい。彼らはまたしてもすごかった。モルティローロではたぶんもっと差をつけることもできたけれど、僕とニーバリが一緒にいることが大切だった。だらか僕ら二人ともが総合でタイムを稼げたんだ。僕らには凄く強いスカルポーニという味方がいた。僕らにとっては協調することが最高の作戦だった。
前日までアローヨと彼のチームの調子がすごくいいのを見てきていた。彼のチームはグランツールをコントロールすることに長けている。僕らもチームで対抗することを選んだ。僕らにマリアローザのチャンスが有ることを信じていた。「平静」が今日の成功の鍵だった。
危険を冒す覚悟があればもっと下りを攻めることはできた。でもそうすればもっとエネルギーを使っただろう。過去のジロではエドロからアプリカの間で大きな差がついた。だからニバリと僕は一緒にいることを選んだ。ベストな戦略だったと思う。
今朝は、チームの皆が自分たちの役割を理解していた。それぞれが自分の役割分担と責任を受け持った。ゾンコランステージの時に感じたのと同じような緊張感があった。
でもまだゴールには到達していない。タイムトライアルの前に非常にハードなステージが残っている。2006年にアプリカにゴールしたステージよりも、明日のステージの大切さのことを考えている。
2006年のジロ・デ・イタリアは、僕のキャリアの美しい部分だったけど、それがあとになって嫌な部分になった。今日美しいのは、僕が(出場停止期間を経て)再びバイクに乗り始めてから、どうやってここまで来たかということ。僕がしてきたすべてのことだ。
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・ドイモ)
チームのすごい働きによってモルティローロでセレクションを掛けることができた。モルティローロからアプリカに向かうために、麓で最低2人のチームメイトが残っていることを要求していたんだ。
スカルポーニが残ったことは僕らにとって完璧に都合が良かった。
ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、アンドローニ・ジョカトーリ)
モルティローロではバッソのペースにただついていくことに必死だった。僕ら3人はステージ優勝と総合順位という共通の興味をもっていた。バッソがマリアローザのことを考え始めると、僕はステージ優勝のことを考え始めた。
最高にハッピーだ。ジロが始まってからというもの、最終の表彰台のことを考えてはいた。僕はこれで総合4位だ。今までこんなに目標に近づいたことはない。これまではいつも、もっと遠い夢だった。まだ表彰台には上がったことがないんだ。
バッソからマリアローザを取り上げるのは誰にとっても難しいことだろう。
ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)
モルティローロでは自分の努力を計算しながらインテリジェントなレースをしようとした。マリアローザを守るのにあと少しだけ届かなかったことは悲しい。僕のグループには闘うモチベーションのない選手がいた。だからバッソがマリアローザを奪うだけの差を開くことができたんだ。
アプリカへ登り始める前に麓に到達したとき、マリアローザを守ることは可能だと思った。しかしバッソは思いのほか強く、僕らのグループの意志は噛みあわなかった。
僕は表彰台を目指して戦い続ける。しかしバッソは今日もまた強かったことは認めなければならない。
カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
僕の今日のコンディションには、リクイガスのリズムは強すぎた。彼らに着いていく脚がなかったんだ。何もできることはなかった。
バッソから4分遅れだけど、その差をバッソから取り返すのは難しいかどうかは分からない。でももしバッソが今日みたいに強ければ、僕が勝つことは難しい。
カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)
遅れた僕たちのグループには、差を詰めるだけのお互いの合意や強さが足りなかった。3人の強者を前にして、僕はただ後ろのグループと一緒にフィニッシュすることだけで精一杯だった。
とても難しいステージだった。スタートから速くて、明日のステージを前にしてエネルギーを消費しきってしまった。脚の調子は悪くなかったけれど、痛みが消えなかった。
今日素晴らしい仕事をして表彰台に2人を送り込んだリクイガスを祝福しなくてはならない。
ソースは現地取材、記者会見、チーム公式ウェブサイト、主催新聞ガゼッタ・デッロ・スポルト紙、選手個人のウェブサイトおよびTwitterなど。
text:Makoto.AYANO
photo:Kei.TSUJI、CorVos,Riccardo Scanferla