2020/11/13(金) - 08:00
全日本王者の與那嶺恵理(現アレ・BTCリュブリャナ)がアメリカ籍の女子プロチーム、チームティブコ・SVBに移籍する。東京五輪を含む「キャリア集大成」に向け、自身の結果を狙えるチームへ移籍することを決めたという。
欧州トップチームで活動してきた與那嶺恵理 photo:So Isobe
2016年に欧州女子トップチームに加入してから5年。東京オリンピックが控える2021年に向け、與那嶺恵理(現アレ・BTCリュブリャナ)が新たな所属先として選んだのはアメリカのチームティブコ・SVB(シリコンバレーパーク)だった。
「多くのワールドツアーチームで学びを得ることが出来ました。そして、私自身のキャリアの終盤に差し掛かりました。このままワールドツアーチームのアシストとしてキャリアを終えるのか、(それとも)自分の結果を狙えるチームへ移籍するのか。少し悩みましたが、以前からオファーを頂いていましたティブコに移籍することを決断しました」と、與那嶺は話している。
ツール・ド・アルデーシュで総合優勝を果たしたローレン・ステフェンス(アメリカ、チームティブコ・SVB) photo:TCFIA
移籍先となるチームティブコ・SVBは、2006年に創設された北米で最も長い歴史を持つ女子プロチーム。主軸選手であるローレン・ステフェンス(アメリカ)は今年、與那嶺たちが出場したツール・ド・アルデーシュで総合優勝を挙げ、世界選手権個人タイムトライアルで9位、ロードで11位と活躍。同じくアルデーシュで区間1勝を挙げたクリステン・フォークナー(アメリカ)といった欧州レースでも結果を残す選手が所属している。
UCIワールドチームアレ・BTCリュブリャナの1ランク下がるUCIチームへの移籍となるが、ティブコは2020年のチームランキング14位に入っているため、自動的に全てのワールドツアーレースに招待される権利を有している。2022年にワールドチーム昇格を目指すことも発表済みだ。
世界選手権を走る與那嶺恵理(アレ・BTCリュブリャナ) photo:Kei Tsuji
與那嶺恵理からのメッセージ
ワールドツアー5年目が終わり、来年より6年目になります。私は多くのワールドツアーチームで学びを得ることが出来ました。そして、私自身のキャリアの終盤に差し掛かりました。
このままワールドツアーチームのアシストとしてキャリアを終えるのか、自分の結果を狙えるチームへ移籍するのか。ワールドツアーチームのステイタスを失うこと。自分自身の結果と自由を受け取ること。これからも続くであろう、コロナ禍のニューノーマル。
少し悩みましたが、以前からオファーを頂いていましたTIBCOに移籍することを私は決断しました。居住地は引き続き、私が大好きなオランダ、リンブルグです。
私を支えてくださる国内スポンサーの皆様、そしてファンの皆様、いつもありがとうございます。いよいよキャリアの集大成です。
東京オリンピック、世界選手権、自分が狙えるワールドツアー、貪欲に結果を狙い、レースに挑戦します。
全てを力に変えて
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2016年に欧州女子トップチームに加入してから5年。東京オリンピックが控える2021年に向け、與那嶺恵理(現アレ・BTCリュブリャナ)が新たな所属先として選んだのはアメリカのチームティブコ・SVB(シリコンバレーパーク)だった。
「多くのワールドツアーチームで学びを得ることが出来ました。そして、私自身のキャリアの終盤に差し掛かりました。このままワールドツアーチームのアシストとしてキャリアを終えるのか、(それとも)自分の結果を狙えるチームへ移籍するのか。少し悩みましたが、以前からオファーを頂いていましたティブコに移籍することを決断しました」と、與那嶺は話している。
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移籍先となるチームティブコ・SVBは、2006年に創設された北米で最も長い歴史を持つ女子プロチーム。主軸選手であるローレン・ステフェンス(アメリカ)は今年、與那嶺たちが出場したツール・ド・アルデーシュで総合優勝を挙げ、世界選手権個人タイムトライアルで9位、ロードで11位と活躍。同じくアルデーシュで区間1勝を挙げたクリステン・フォークナー(アメリカ)といった欧州レースでも結果を残す選手が所属している。
UCIワールドチームアレ・BTCリュブリャナの1ランク下がるUCIチームへの移籍となるが、ティブコは2020年のチームランキング14位に入っているため、自動的に全てのワールドツアーレースに招待される権利を有している。2022年にワールドチーム昇格を目指すことも発表済みだ。
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與那嶺恵理からのメッセージ
ワールドツアー5年目が終わり、来年より6年目になります。私は多くのワールドツアーチームで学びを得ることが出来ました。そして、私自身のキャリアの終盤に差し掛かりました。
このままワールドツアーチームのアシストとしてキャリアを終えるのか、自分の結果を狙えるチームへ移籍するのか。ワールドツアーチームのステイタスを失うこと。自分自身の結果と自由を受け取ること。これからも続くであろう、コロナ禍のニューノーマル。
少し悩みましたが、以前からオファーを頂いていましたTIBCOに移籍することを私は決断しました。居住地は引き続き、私が大好きなオランダ、リンブルグです。
私を支えてくださる国内スポンサーの皆様、そしてファンの皆様、いつもありがとうございます。いよいよキャリアの集大成です。
東京オリンピック、世界選手権、自分が狙えるワールドツアー、貪欲に結果を狙い、レースに挑戦します。
全てを力に変えて
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