2020/07/21(火) - 17:45
キャノンデールの2021コレクションが発表された。新登場したTopstone Carbon Leftyなどは既に発表されている通り。新作バイクの追加リリースはなく、各モデルがニューカラーで登場している。メタリック基調で深みのある美しいペイントや、EFプロサイクリングのレプリカカラーに注目だ。
キャノンデール SystemSix Carbon Ultegra(Candy Red) (c)キャノンデール・ジャパン
片持ちのLeftyフォークを搭載したTopstone Carbon Lefty、ブランドの国内初展開E-ロードとなったSynapse Neo、フルモデルチェンジを果たした新型Scalpelなど、すでに新作を続々と発表してきたキャノンデールが2021年モデルのフルラインアップを発表した。新作バイクの追加リリースはなく、各モデルがニューカラーで登場している。
アルミフレーム時代から極太のチューブを多用してきたキャノンデールは、そのボリュームあるフレームに映えるペイントにも並々ならぬこだわりを見せてきたブランドでもある。自転車の楽しいイメージをカラーでも表現するべく、バーベキューコンロの色から取ってマットブラックのカラーを"BBQ"と呼んだり、カマキリをイメージしたマンティスカラーやカクテルをイメージしたテキーラサンライズカラーなどを採用したりするなど、他社にはない独自のセンスを光らせてきた。
2021年モデルも様々なカラーが追加されたが、今回のテーマは「Deep and Rich」、すなわち深みと高級感のある美しいペイントにこだわったという。昨今はシンプルなブラック系よりもカラフルな色味が好まれているといい、とろけるような金属光沢が特徴的なキャンディペイントを筆頭に、各業界のトレンドカラーも取り入れさらに魅力的なカラーリングを増やしている。
キャノンデール SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra(Candy Red) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2(Mercury) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra(Purple) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS(Lavender) (c)キャノンデール・ジャパン
カーボンロードの2大モデル、SuperSix EVOとSystemSixの注目カラーは鮮やかな「キャンディレッド」だ。下地にブラック、その上にメタリックペイント、表面にクリアレッドを重ねることで、下層のメタリック感が滲み出る深みのあるカラーリングを実現した。フラッグシップモデルというと、トップグレードのコンポーネントを搭載した80~100万円超えの価格設定が多い中、機械式ULTEGRA完成車を用意することで50万円台から選べる戦略的なラインアップとしている。
2020モデルではシックな色味が多かったSystemSixだが、新しいRed eTap AXS完成車はマットイエローを採用しフレッシュなイメージに様変わり。他にも「ハイライター」と呼ばれるイエローカラーがSuperX、Scalpel、Quickでも採用されており、バイクの存在感を際立たせるペイントとなっている。
キャノンデール SystemSix Hi-MOD Red eTap AXS(Carbon) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール SuperX 2(Highlighter) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Scalpel Carbon 4(Highlighter) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Quick Women’s 5(Highlighter) (c)キャノンデール・ジャパン
SuperSix EVOではより高級感と気品に溢れるラベンダー、マーキュリー、パープルカラーが登場。ラベンダーは落ち着いた色味のメタリック調でジェンダーレスなイメージに。マーキュリーは英語で水銀を意味するとおり、ただのシルバーではない深みを出している。また、パープルカラーはグラデーションペイントとされ、妖艶な雰囲気を醸している。
プロチームファン必見、EFプロサイクリングのレプリカカラーも昨年に引き続き販売される。今シーズンカラーへ変更され、ネイビーをベースにピンクのグラフィックをあしらったデザインを採用。プロ仕様のフレームとあって、ダウンチューブにロゴが入っている点も通常モデルとは異なる。チームのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴが入ったデザインも特徴的だ。同じくチームレプリカモデルはCAAD13でも展開され、こちらは日本限定モデルとのことだ。
キャノンデール SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra(Team Replica) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール CAAD13 Disc 105(Team Replica) (c)キャノンデール・ジャパン
高性能アルミロードバイクの代名詞とも言えるCAAD13にもマーキュリーカラーを追加。エントリー路線のアルミバイクが多くなる中、CAAD13をピュアレーサーに位置付けているキャノンデールらしく、レーススペックなULTEGRAグレードまで用意していることが大きな特徴だ。比較的安価なリムブレーキモデルもラインアップに残るため、これからスポーツバイクを始めたいという人にも最適な1台となるだろう。
Topstone CarbonはLeftyフォークを搭載しないノーマルモデルがグレーの新色となって登場。また、アルミのグラベルロードTopstoneは「レインボートラウト」と呼ばれる特別なカラーに要注目。その名の通りニジマスをイメージしたカラーリングとしており、見る角度によってパープルやグリーンのような色味に変化する光り輝くラメペイントを採用している。
キャノンデール CAAD13 Disc Ultegra(Mercury) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Topstone Carbon 5(Graphite) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Trail SE 4(Grey) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Topstone 2(Rainbow Trout) (c)キャノンデール・ジャパン
街なかをクールに駆け抜けるクロスバイクのBad BoyやQuick、トレイルライドに最適なマウンテンバイクのHabitも継続展開。その中でも入門グレードのマウンテンバイクTrailに、フレームを刷新した「Trail SE 4」が新登場した。
ドロップドシートステーやインターナルルーティング、前後スルーアクスル、リア148mmのブースト規格など最新設計を採用し、アンダー10万円ながらしっかりとオフロードライドを楽しめるパフォーマンスを獲得。ブラックからシルバーへグラデーションさせるとともに、等高線の模様を入れたフレームデザインも特徴的だ。
キャノンデール Quick Neo(Rally Red) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Topstone Neo Carbon 3 Lefty(Grey) (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデール Synapse Neo 2(Midnight Blue) (c)キャノンデール・ジャパン
昨今各社が力を入れるE-BIKEのカテゴリーにはTopstone Neo Carbon、Synapse Neo、Quick Neoの3機種を用意。キックバイクを始めとするキッズ向けのモデルもラインアップしている。新しくなった2021年フルラインアップは、キャノンデールの公式サイトからチェックしてほしい。
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片持ちのLeftyフォークを搭載したTopstone Carbon Lefty、ブランドの国内初展開E-ロードとなったSynapse Neo、フルモデルチェンジを果たした新型Scalpelなど、すでに新作を続々と発表してきたキャノンデールが2021年モデルのフルラインアップを発表した。新作バイクの追加リリースはなく、各モデルがニューカラーで登場している。
アルミフレーム時代から極太のチューブを多用してきたキャノンデールは、そのボリュームあるフレームに映えるペイントにも並々ならぬこだわりを見せてきたブランドでもある。自転車の楽しいイメージをカラーでも表現するべく、バーベキューコンロの色から取ってマットブラックのカラーを"BBQ"と呼んだり、カマキリをイメージしたマンティスカラーやカクテルをイメージしたテキーラサンライズカラーなどを採用したりするなど、他社にはない独自のセンスを光らせてきた。
2021年モデルも様々なカラーが追加されたが、今回のテーマは「Deep and Rich」、すなわち深みと高級感のある美しいペイントにこだわったという。昨今はシンプルなブラック系よりもカラフルな色味が好まれているといい、とろけるような金属光沢が特徴的なキャンディペイントを筆頭に、各業界のトレンドカラーも取り入れさらに魅力的なカラーリングを増やしている。
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カーボンロードの2大モデル、SuperSix EVOとSystemSixの注目カラーは鮮やかな「キャンディレッド」だ。下地にブラック、その上にメタリックペイント、表面にクリアレッドを重ねることで、下層のメタリック感が滲み出る深みのあるカラーリングを実現した。フラッグシップモデルというと、トップグレードのコンポーネントを搭載した80~100万円超えの価格設定が多い中、機械式ULTEGRA完成車を用意することで50万円台から選べる戦略的なラインアップとしている。
2020モデルではシックな色味が多かったSystemSixだが、新しいRed eTap AXS完成車はマットイエローを採用しフレッシュなイメージに様変わり。他にも「ハイライター」と呼ばれるイエローカラーがSuperX、Scalpel、Quickでも採用されており、バイクの存在感を際立たせるペイントとなっている。
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SuperSix EVOではより高級感と気品に溢れるラベンダー、マーキュリー、パープルカラーが登場。ラベンダーは落ち着いた色味のメタリック調でジェンダーレスなイメージに。マーキュリーは英語で水銀を意味するとおり、ただのシルバーではない深みを出している。また、パープルカラーはグラデーションペイントとされ、妖艶な雰囲気を醸している。
プロチームファン必見、EFプロサイクリングのレプリカカラーも昨年に引き続き販売される。今シーズンカラーへ変更され、ネイビーをベースにピンクのグラフィックをあしらったデザインを採用。プロ仕様のフレームとあって、ダウンチューブにロゴが入っている点も通常モデルとは異なる。チームのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴが入ったデザインも特徴的だ。同じくチームレプリカモデルはCAAD13でも展開され、こちらは日本限定モデルとのことだ。
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高性能アルミロードバイクの代名詞とも言えるCAAD13にもマーキュリーカラーを追加。エントリー路線のアルミバイクが多くなる中、CAAD13をピュアレーサーに位置付けているキャノンデールらしく、レーススペックなULTEGRAグレードまで用意していることが大きな特徴だ。比較的安価なリムブレーキモデルもラインアップに残るため、これからスポーツバイクを始めたいという人にも最適な1台となるだろう。
Topstone CarbonはLeftyフォークを搭載しないノーマルモデルがグレーの新色となって登場。また、アルミのグラベルロードTopstoneは「レインボートラウト」と呼ばれる特別なカラーに要注目。その名の通りニジマスをイメージしたカラーリングとしており、見る角度によってパープルやグリーンのような色味に変化する光り輝くラメペイントを採用している。
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ドロップドシートステーやインターナルルーティング、前後スルーアクスル、リア148mmのブースト規格など最新設計を採用し、アンダー10万円ながらしっかりとオフロードライドを楽しめるパフォーマンスを獲得。ブラックからシルバーへグラデーションさせるとともに、等高線の模様を入れたフレームデザインも特徴的だ。
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昨今各社が力を入れるE-BIKEのカテゴリーにはTopstone Neo Carbon、Synapse Neo、Quick Neoの3機種を用意。キックバイクを始めとするキッズ向けのモデルもラインアップしている。新しくなった2021年フルラインアップは、キャノンデールの公式サイトからチェックしてほしい。
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