2020年になって最初のJCXシリーズ戦、JCXシリーズ第8戦が愛知県日進市にある愛知牧場にて行われた。全日本チャンピオンジャージに身を包む前田公平が勝利を飾った。



100人を超える出走のため前列整列後もコールアップが延々と続くC1招集100人を超える出走のため前列整列後もコールアップが延々と続くC1招集 photo:Satoshi.Oda
会場となる愛知牧場でのJCXシリーズ戦が行われるのは今期で3シーズン目。この週末2日間で東海シクロクロスシリーズの第4戦、第5戦の2連戦を開催。今年は約1400人のエントリーがあり、コース全体を見渡せるレイアウトと、多くの出展ブースも相まって観客も多く、盛り上がりを見せる。

コースには十字架に向かってバイクという罪?の重さを担ぎ登って行く「ゴルゴタの坂」やコース後半にある長い登坂路「モーモー坂」など名所があり、「モーモー坂」ではカテゴリ関係なく観客の大きな応援が選手の背中を押す。

数日前の天気予報では雨予報だったが、日に日に好転し雨が降ることはなかったが、最終レースが行われる時間帯に眩しい夕陽が見られるまで、曇り空で昼の時間帯になっても気温が上がることはなかった。一見ドライに見える路面も水分が染み出しどころどころ轍ができ下位のカテゴリーの選手を苦しめる場面も見られた。

最高峰カテゴリのC1には109名のエントリーがあったが、出走は101人。午後の第1レースとしてスタートした。

C1ホールショットを奪ったのは小坂光(宇都宮ブリッツェン) C1ホールショットを奪ったのは小坂光(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz
ゴルゴタの坂を軽快に登っていく2年連続全日本チャンピオンの前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) ゴルゴタの坂を軽快に登っていく2年連続全日本チャンピオンの前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Satoshi.Oda試走で痛めた右足が痛々しい小坂光(宇都宮ブリッツェン) 試走で痛めた右足が痛々しい小坂光(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoshi.Oda


毎周回バニーホップをする前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) に観客から大きな声援が飛ぶ毎周回バニーホップをする前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) に観客から大きな声援が飛ぶ photo:Satoshi.Oda
ホールショットを奪ったのは小坂光(宇都宮ブリッツェン) 。コース前半の常設コース区間を終了しピットのあるインフィールド区間に入ると前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) が先頭に立った。小坂が単独で追い、それに続くのは沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) 、年末ヨーロッパのシクロクロスレースを体験してきた積田連 (SNEL CYCLOCROSS TEAM)、丸山厚(チーム アレ リドレー)、比護任(PAXPROJECT)らが続く。

やがて沢田が小坂に合流。スタートで出遅れた竹内遼 (FUKAYA RACING) が追いつき3人のパックで2位争いが展開することになったが、周回が進むと竹内が一歩リードするとともにパックが崩壊。試走で転倒し膝を強打した小坂が強度に耐えきれずドロップ。沢田が単独3番手となった。

毎周回バリアをバニーホップで超える沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)毎周回バリアをバニーホップで超える沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) photo:Satoshi.Oda
沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)、小坂光(宇都宮ブリッツェン) 、竹内 遼 (FUKAYA RACING) の2位パックが先頭を行く前田を追う沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)、小坂光(宇都宮ブリッツェン) 、竹内 遼 (FUKAYA RACING) の2位パックが先頭を行く前田を追う photo:Satoshi.Oda単独2位を行く竹内遼 (FUKAYA RACING) 単独2位を行く竹内遼 (FUKAYA RACING) photo:Satoshi.Oda


1周につき5秒ほど速いペースでラップを刻む前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 1周につき5秒ほど速いペースでラップを刻む前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz
ロードシーズンをヨーロッパで過ごす選手もシクロクロスにチャンレンジする姿も見られた。門田もそのひとりロードシーズンをヨーロッパで過ごす選手もシクロクロスにチャンレンジする姿も見られた。門田もそのひとり photo:Satoshi.Odaトライアスロンオリンピック代表候補の前田凌輔が最後方から徐々に順位をあげるトライアスロンオリンピック代表候補の前田凌輔が最後方から徐々に順位をあげる photo:Satoshi.Oda


ウィリーでフィニッシュする前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) ウィリーでフィニッシュする前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Satoshi.Oda
ちょうど1ヶ月前に全日本選手権を連覇した前田は1周につき5秒ほど速いラップタイムで周回を重ねリードは盤石な状態になるも、もがける区間では必ずもがく。最後はウィリーをしながらフィニッシュ。1周目から前田が刻んだハイペースは80%ルール3周目に入れない選手も続出。このレースの最終的な完走者は17名だった。

「かなりハードなコースでシンドイ状態でしたが、コース上でたくさんの応援をもらえて最後まで集中して楽しく走れました。この愛知牧場の楽しい雰囲気が好きなので来シーズンも参加したいです」と語った前田の次戦はJCX最終戦のスチールの森とのこと。

C1ポディウムC1ポディウム photo:Satoshi.Oda
またこのレースにはトライアスロンで東京オリンピック代表候補となっている前田凌輔が参加。シクロクロスは今期ワイルドネイチャープラザでデビューし、光が丘、そして前日の土曜日のレースで1戦ごとに昇格し、このレースがC1初レース。前日昇格のため最後方スタートながらおよそ90人近くを抜き17位で完走を果たしポテンシャルの高さを証明した。

19人が出走したCL1のスタート19人が出走したCL1のスタート photo:Satoshi.Oda
全日本チャンピオンの松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)と全日本2位の赤松綾(SimWorks Racing) のマッチアップ全日本チャンピオンの松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)と全日本2位の赤松綾(SimWorks Racing) のマッチアップ photo:Satoshi.Oda唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)と赤松綾(SimWorks Racing) のマッチアップ唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)と赤松綾(SimWorks Racing) のマッチアップ photo:Satoshi.Oda

松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)と石田唯 (北桑田高校)のマッチアップ松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)と石田唯 (北桑田高校)のマッチアップ photo:Satoshi.Oda
続いて行われたCL1は6周回で争われた。ホールショットを奪ったのは世界選手権への代表としてヨーロッパ遠征を控える赤松綾(SimWorks Racing) だったがすぐさま翌日からMTBの海外遠征をするという全日本チャンピオンの松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)がトップに立つ。それに赤松、同じく世界選手権代表メンバーの石田唯 (北桑田高校)、鵜飼知春 (八ヶ岳CYCLOCROSSCLUB)、西山みゆき (Toyo Frame Field Model)らが続く。

松本、赤松、石田の3人がひとつになり先頭集団を形成して展開するが、2周目に赤松がドロップ。3番手のポジションに上がってきたのはスタートで遅れた唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)。高校生の石田は果敢に松本にアタックし時折先頭に立つ場面も見られた。

スタートで出遅れた唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)を捉え先頭に立つスタートで出遅れた唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)を捉え先頭に立つ photo:Satoshi.Oda
赤松綾(SimWorks Racing)と石田唯 (北桑田高校)の世界選手権代表メンバー同士のマッチアップ赤松綾(SimWorks Racing)と石田唯 (北桑田高校)の世界選手権代表メンバー同士のマッチアップ photo:Satoshi.Odaレース終盤独走となった唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)レース終盤独走となった唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Satoshi.Oda


唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が第4戦マキノ以来、JCX2勝目をあげる唐見実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が第4戦マキノ以来、JCX2勝目をあげる photo:Satoshi.Oda
唐見が2番手に浮上し、やがて松本を捉える。3位争いは赤松と石田。しかし石田は耐えきれずドロップ。下りのテクニカルなコーナーでは松本に分があるが、圧倒的に踏み続けるコースのため唐見が徐々に松本を引き離し31秒差をつけて優勝。2位には松本、3位には後半持ち直した赤松が入った。1位〜4位の4人は周回ごとにマッチアップする相手が入れ替わり、それぞれの組み合わせで、それぞれの場所でバトルがあり見応えのあるレースで観客を盛り上げた。

「去年今井選手に負けて2番だったので、今日はなんとか1番になりたいなと思っていました。モーモー坂でも横を走ってくださったりして、そのおかげで最後まで登り切ることができました。優勝できたことが何よりも嬉しいです。ありがとうございました。」と唐見がコメントした。

CL1ポディウムCL1ポディウム photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz
唐見に破れフィニッシュ後倒れこむ全日本チャンピオンの松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan)唐見に破れフィニッシュ後倒れこむ全日本チャンピオンの松本璃奈 (TEAM SCOTT Japan) photo:Satoshi.Oda
他のカテゴリでも熱戦が繰り広げられ、CK3では10歳の日吉彩華 (Limted Team846まるいち)がラスト1周に入ると同時にアタックし男子選手を千切って優勝。それまでは数人のパックの後方で様子を伺っているようなクレバーなレース運びだった。

全日本U15のチャンピオンで姉の日吉愛華 (Limted Team846まるいち)も30秒前にスタートしたC4の男子選手を次々に抜き、C4でも4位のポジションでフィニッシュ。もちろんCL2ではぶっちぎりの優勝を飾った。

CJ優勝の鈴木来人 (BoneChance Asia Cycling Academy) CJ優勝の鈴木来人 (BoneChance Asia Cycling Academy) photo:Satoshi.OdaCM1優勝の石川正道 (Champion System Japan Test Team) CM1優勝の石川正道 (Champion System Japan Test Team) photo:Satoshi.Oda


ゴルゴタの坂をバイクという罪の重さを感じながら十字架に向かって登って行くゴルゴタの坂をバイクという罪の重さを感じながら十字架に向かって登って行く photo:Satoshi.Oda
フィニッシュ後仲間に抱えられるコース設営、ブース運営、そして選手と忙しかった筧太一(BUCYO coffee/CLT)フィニッシュ後仲間に抱えられるコース設営、ブース運営、そして選手と忙しかった筧太一(BUCYO coffee/CLT) photo:Satoshi.Oda東海シクロクロスはキッズの参加者が非常に多い東海シクロクロスはキッズの参加者が非常に多い photo:Satoshi.Oda


モーモー坂ではモー娘たちが声援を送るモーモー坂ではモー娘たちが声援を送る photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz洗車ブースも登場洗車ブースも登場 photo:Satoshi.Oda


あれ?ま、ま、マチュー?あれ?ま、ま、マチュー? photo:Satoshi.Odaま、マチュー??ま、マチュー?? photo:Satoshi.Oda


大会終了間際、綺麗な夕日がコースを照らすのもこの会場の特徴大会終了間際、綺麗な夕日がコースを照らすのもこの会場の特徴 photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz
最終レースとなったC2、CM1、CJではマスターズ全日本チャンピオンの筧太一(BUCYO coffee/CLT)がコース設営から前日のレース、そしてこのレースの途中まで大暴れだったが、途中足が攣ってしまい大きくペースダウン。直線では片足でしかこぐことができなかったが、自らモーモー坂を登った直後に設置したバリアを最後までバニーホップで乗り切るブチョー魂で走りきりフィニッシュ後倒れこむ場面もあった。
レース終了間際には大会の成功を祝福するような綺麗な夕日がコースに差し込んだ。

土曜日のレース終了後、沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)によるBUCYO coffee主催のスクールが行われた。10名限定のチケットは発売数時間後で完売。コース攻略法などが受講生に伝授された模様。

土曜日のレース終了後に行われた代表メンバーのレッスン土曜日のレース終了後に行われた代表メンバーのレッスン photo:Satoshi.Oda土曜日に開催された沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)のスクール土曜日に開催された沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling)のスクール photo:Satoshi.Oda


日曜日、日没も迫る中行われた代表メンバーのレッスン日曜日、日没も迫る中行われた代表メンバーのレッスン photo:Satoshi.Oda
様々なブースがレースに華を添える様々なブースがレースに華を添える photo:Satoshi.Oda午後の試走まえに行われた未就学児によるキッズレース午後の試走まえに行われた未就学児によるキッズレース photo:Satoshi.Oda/


また土日の二日間、三船日本代表監督による世界選手権代表メンバーのレッスンが行われ、小坂、沢田、そして野辺山シクロクロスオルガナイザーの矢野大介氏などがアシスタントとして参加。今月末に控えた遠征に向けてより実践的なレッスンがされていた。

JCXは残り2戦。1月19日の東北シクロクロス蔵王と2月9日の関西シクロクロススチールの森のみ。ここにきてJCXランキングも気になるところだ。蔵王をスキップする選手や海外遠征などで上位の選手が不在になり最終戦までもつれる模様だ。最終戦までJCXシリーズチャンピオンの行方も気になるところだ。

CK2ポディウムCK2ポディウム photo:Satoshi.OdaCL3ポディウムCL3ポディウム photo:Satoshi.Oda


CM2ポディウムCM2ポディウム photo:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMzC3ポディウムC3ポディウム photo:Satoshi.Oda


表彰台でセルフィーを撮るC4Aの入賞者表彰台でセルフィーを撮るC4Aの入賞者 photo:Satoshi.OdaC4BポディウムC4Bポディウム photo:Satoshi.Oda


CM3BポディウムCM3Bポディウム photo:Satoshi.OdaU17ポディウムU17ポディウム photo:Satoshi.Oda



各カテゴリのレース結果は以下の通り
東海シクロクロス2020第4・5戦愛知牧場リザルト
C1
1位 前田 公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 0:57:35.7
2位 竹内 遼 (FUKAYA RACING) +0:22
3位 沢田 時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1:14
CL1
1位 唐見 実世子 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 0:44:40.2
2位 松本 璃奈 (TEAM SCOTT Japan) +0:31
3位 赤松 綾 (SimWorks Racing) +0:46
CM1
1位 石川 正道 (Champion System Japan Test Team) 0:43:38.2
2位 川瀬 章史 (DESTRA) +0:26
3位 西山 知宏 (ARAYACX TEAM) +0:39
CJ
1位 鈴木 来人 (BoneChance Asia Cycling Academy) 0:41:28.2
2位 香月 陸斗 (SimWorks Racing) +6:36
C2
1位 千田 尚孝 (自転車村R) 0:41:03.8
2位 宇賀 隆貴 (SHIDO-WORKS) +0:02
3位 トレンチェブ クリスチャン (Santini Cycling Wear) +1:47
CL2
1位 日吉 愛華 (Limted Team846まるいち) 0:23:40.9
2位 野崎 美里 (バルバクラブカナザワ) +4:31
3位 山崎 友里 (バルバクラブタカオカ) +4:44
CM2
1位 村上 岳志 0:31:10.2
2位 廣田 俊夫 (フットワークRC) +0:36
3位 仁藤 竜一 (スワコレーシング) +0:41
C3
1位 高橋 翔 (cycleclub 3UP.) 0:28:31.5
2位 佐藤 あきら (人力車) +0:29
3位 山内 渓太 (中京大学) +0:44
CM3A
1位 野村 誠 (MAC(マック)チャリ部) 0:34:02.6
2位 久野 元晴 +0:36
3位 宮本 武 (チームヤマシゲ) +1:05
CM3B
1位 三浦 慶太郎 (ほっとすぴん) 0:35:33.5
2位 知久 一朗 (Monster Foot Racing) +0:04
3位 加藤 佳高 (チームヤマシゲ) +0:21
CL3
1位 小西 美希 (バルバクラブカナザワ) 0:13:28.0
2位 高橋 純子 +0:22
3位 美濃羽 ひかり (mino) +0:24
C4A
1位 澤井 千洋 (teamGRM) 0:30:27.0
2位 中島 壮流 +1:30
3位 堀江 省吾 (イナーメ信濃山形) +1:46
C4B
1位 寺田 吉騎 (UCIH) 0:29:51.8
2位 谷口 白羽 +0:00
3位 玉仙 健一 +1:36
C4C
1位 嶋崎 善文 (三菱自動車自転車部) 0:23:40.5
2位 宮島 拓海 (自転車道) +0:15
3位 加山 巧 +0:55
U17
1位 永野 昇海 (イナーメ信濃山形) 0:29:52.8
2位 荒川 翔太 (TEAM GRM) +4:14
U15
1位 水谷 啓人 (Limited Team846/BUCYO COFFEE) 0:23:36.5
2位 大蔵 悟生 (ボンシャンス) +1:25
3位 平山 雷斗 (Tama-Hira) +2:41
CK1
1位 田畑 遥都 (TCKR) 0:06:36.9
2位 佐野 将麻 (THRAPPY) +0:03
3位 瀬戸山 紀介 (TOKAI POTENZA) +0:10
CK2
1位 三上 将醐 (アスリチューン・コラッジョキッズ) 0:05:55.4
2位 伊藤 隆聖 (AS京都) +0:01
3位 南 翔大 (TCKR) +0:04
photo&report:Satoshi.Oda/Kasukabe Vision FILMz
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