2019/12/17(火) - 09:29
ライトのみならずサイコンまで手掛けるキャットアイより、GPSサイクルコンピューターの新モデル”Avventura”がリリースされた。GPSを搭載しながら、80時間という非常に長い駆動時間を誇るモデルだ。
高品質なライトに加えてサイクルコンピューターも数多く用意しているキャットアイ。中でもストラーダシリーズやパドローネシリーズは定番モデルとして数多くのサイクリストに選ばれてきた。近年はスマホのGPSセンサーを利用するスマートシリーズを高価なGPS搭載サイコンのオルタナティブとしてリリース。GPS搭載のステルスシリーズと住み分けてきた。
長らくGPS搭載サイコンはステルスシリーズとして用意されてきたが、今年リリースされたGPSサイコンには全く新しい「Avventura(アヴェントゥーラ)」というネーミングが与えられた。このモデルの魅力はシンプルにまとめられた機能と非常に優れたランタイムだ。
Avventuraの機能はサイクリングに必要な情報を提供・記録することにフォーカスしている。スピード、ケイデンス、心拍、パワー、走行距離、時間など基本的なものだが必要十分。むしろパワーデータもカバーしているため、本格的に自転車を楽しむ方でも十分に利用可能である。
各種データを計測するためにはANT+もしくはBluetoothに対応したセンサーが必要となるが、スピードや距離は搭載されているGPSで計測を行える。走行距離、時間、スピードなど基本的な情報のみがあれば十分という方でも比較的容易に使いこなすことができそうだ。
GPSによってルートデータは記録しているため、ライド終了後にCateye AtlasやStravaなど自転車系SNSでその日を振り返ることもできる。また、指定した地点の方向と直線距離を表示する簡易ナビゲーションも用意されている。マップデータや詳細なナビゲーションシステムは魅力的な存在であるが、操作が複雑であることも事実。Avventuraはそれらを採用せず、走行中のデータを計測、表示、記録するということを念頭に置いておけば、機能を使い切れない心配も少ない。
走行データはスマホを利用した転送方法と、PCにFITファイルをコピーする方法がある。スマホを使用すればライド後速やかに目的のサービスにアップロードすることができるだろう。スマホ(Cateye Cyclingアプリ)では画面カスタマイズや簡易ナビの地点設定などを行えるため、スマホには入れておいて良いだろう。
機能面に続きAvventuraの最大の魅力は最大で80時間というロングランタイムを誇ること。単純に計算すると8時間のライドを10回も繰り返すことができる。日中のみサイクリングを行うという方であれば、一度の充電で何度もライドの記録を残すことが可能である。また、パリ~ブレスト~パリといった超長距離サイクリングなどにもある程度は対応してくれるだろう。このランタイムでカバーできないケースのほうが珍しいはず。
AvventuraはGPSに加えてGLONASSからも位置情報を取得することが可能。衛星からの情報キャッチのスピードや正確性を求めたい場合は、バッテリー消費が大きくなるがGLONASSも合わせて使用すると良いだろう。また、充電時間は約6.5時間。価格は18,000円(税抜)。
また、先日ファームウェア(2.0.0)の提供が開始されており、様々な追加機能が実装されている。2.0.0では傾斜計測やオートラップ機能、カウントダウン機能、パーソナルレコード機能などが盛り込まれている。スマホアプリ「Cateye Cycling」から容易にアップデートできるため、購入した際は新しいバージョンを使用してみてはいかがだろうか。
キャットアイ Avventura
サイズ:54 x 87 x 22 mm / 94.5g
ランタイム:約80時間
充電時間:約6.5時間(USB 1.0)
通信方式:Bluetooth SMART、ANT+
価格:18,000円(税抜)
高品質なライトに加えてサイクルコンピューターも数多く用意しているキャットアイ。中でもストラーダシリーズやパドローネシリーズは定番モデルとして数多くのサイクリストに選ばれてきた。近年はスマホのGPSセンサーを利用するスマートシリーズを高価なGPS搭載サイコンのオルタナティブとしてリリース。GPS搭載のステルスシリーズと住み分けてきた。
長らくGPS搭載サイコンはステルスシリーズとして用意されてきたが、今年リリースされたGPSサイコンには全く新しい「Avventura(アヴェントゥーラ)」というネーミングが与えられた。このモデルの魅力はシンプルにまとめられた機能と非常に優れたランタイムだ。
Avventuraの機能はサイクリングに必要な情報を提供・記録することにフォーカスしている。スピード、ケイデンス、心拍、パワー、走行距離、時間など基本的なものだが必要十分。むしろパワーデータもカバーしているため、本格的に自転車を楽しむ方でも十分に利用可能である。
各種データを計測するためにはANT+もしくはBluetoothに対応したセンサーが必要となるが、スピードや距離は搭載されているGPSで計測を行える。走行距離、時間、スピードなど基本的な情報のみがあれば十分という方でも比較的容易に使いこなすことができそうだ。
GPSによってルートデータは記録しているため、ライド終了後にCateye AtlasやStravaなど自転車系SNSでその日を振り返ることもできる。また、指定した地点の方向と直線距離を表示する簡易ナビゲーションも用意されている。マップデータや詳細なナビゲーションシステムは魅力的な存在であるが、操作が複雑であることも事実。Avventuraはそれらを採用せず、走行中のデータを計測、表示、記録するということを念頭に置いておけば、機能を使い切れない心配も少ない。
走行データはスマホを利用した転送方法と、PCにFITファイルをコピーする方法がある。スマホを使用すればライド後速やかに目的のサービスにアップロードすることができるだろう。スマホ(Cateye Cyclingアプリ)では画面カスタマイズや簡易ナビの地点設定などを行えるため、スマホには入れておいて良いだろう。
機能面に続きAvventuraの最大の魅力は最大で80時間というロングランタイムを誇ること。単純に計算すると8時間のライドを10回も繰り返すことができる。日中のみサイクリングを行うという方であれば、一度の充電で何度もライドの記録を残すことが可能である。また、パリ~ブレスト~パリといった超長距離サイクリングなどにもある程度は対応してくれるだろう。このランタイムでカバーできないケースのほうが珍しいはず。
AvventuraはGPSに加えてGLONASSからも位置情報を取得することが可能。衛星からの情報キャッチのスピードや正確性を求めたい場合は、バッテリー消費が大きくなるがGLONASSも合わせて使用すると良いだろう。また、充電時間は約6.5時間。価格は18,000円(税抜)。
また、先日ファームウェア(2.0.0)の提供が開始されており、様々な追加機能が実装されている。2.0.0では傾斜計測やオートラップ機能、カウントダウン機能、パーソナルレコード機能などが盛り込まれている。スマホアプリ「Cateye Cycling」から容易にアップデートできるため、購入した際は新しいバージョンを使用してみてはいかがだろうか。
キャットアイ Avventura
サイズ:54 x 87 x 22 mm / 94.5g
ランタイム:約80時間
充電時間:約6.5時間(USB 1.0)
通信方式:Bluetooth SMART、ANT+
価格:18,000円(税抜)
Avventura機能
走行速度 | 平均速度 | 最高速度 | 区間平均速度 |
走行距離 | 積算距離 | 出発地・簡易ナビ残距離 | 区間走行距離 |
走行時間 | トリップ時間 | ラップタイマー | スプリットタイム |
時刻 | 日付 | ||
ケイデンス | 平均ケイデンス | 区間平均ケイデンス | 最高ケイデンス |
心拍数 | 平均心拍 | 区間平均心拍 | 最大心拍 |
パワー | 平均パワー | 区間平均パワー | 最大パワー |
海抜高度 | 標高差 | 登坂高度 | |
ラップナンバー | 標高補正 | 簡易ナビ機能 | コンパス |
目標標高設定 | バックライト | ||
ファームウェア2.0.0実装機能 | |||
傾斜計測 | マニュアル走行時間 | マニュアル平均速度 | |
オートラップ機能 | カウントダウン機能 | パーソナルレコード機能 |
リンク
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