2019/11/13(水) - 14:35
11月10日(日)に、東北のマウンテンバイカーにはお馴染みの南ヶ丘牧場で開催された東北シクロクロスシリーズ第3戦。5年ぶりに開催された"ジンギスクロス"で、積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)がシリーズ2勝目を飾った。主催者からのレポートで紹介する。
11月10日、東北シクロクロスシリーズ第3戦 猪苗代ラウンド「ジンギスクロス」が福島県猪苗代町・磐梯高原南ヶ丘牧場で開催された。これまで猪苗代ラウンドは猪苗代湖畔の砂浜の会場で開催されてきたが、今シーズンは磐梯高原南ヶ丘牧場で5シーズンぶりに開催となった。
観光牧場としても知られる南ヶ丘牧場施設内にはレジャー施設やレストラン、売店などもあり、普段から観光客も多く訪れている会場。また、この会場ではジンギスカップというマウンテンバイクの大会も毎年開催され、サマーシーズンは常設コースも営業されるなど東北のマウンテンバイカーには馴染み深い会場でもある。
東北シクロクロスシリーズ第3戦コースは、磐梯山が一望できるメイン会場からゲレンデをS時に下り、マウンテンバイクのコースにもなっている林間コースのマッドセクションのアップダウンをを繰り返し、レジャー施設の中を通り抜ける1周2.8Kmの比較的高低差のあるレイアウト。普段のマウンテンバイクのコースとも違い、シクロクロスレース用にアレンジしたコースは参加者からも好評であった。
この日はJCXシリーズの飯山シクロクロスが重なっていたため関東圏のC1ライダーは少なかったが、積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)や後藤啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北)、村山優弥(スワコレーシングチーム)といった今シーズン好調の東北のライダーや、ロードからも渡辺歩(EQADS)や三澤勇樹(日本大学)などが出場。東北のC1ライダーがほぼ出揃い東北選手権のような様相となった。
C1レースは、1シーズンのブランクを挟んで幕張クロスでC1に昇格した三澤がホールショット。この会場はマウンテンバイクでも走り慣れている地元の積田と村山が続き、後藤、渡辺らが続く展開となった。
三澤、積田の先頭パックでは2周回目に積田が先頭に立ち、徐々に三澤との差を広げていく。先日のさがえUCIレースでも5位に入った後藤が6周回目に三澤をキャッチし、先頭を走る積田にも追いついたが、このコースを走り慣れている積田は終始安定した走りで最終的には37秒の差をつけてトップフィニッシュ。2位には後藤、3位には三澤と4位の渡辺まで20代前半のライダーが独占した。
C1も東北の若手が台頭してきたが、C2、C3、C4、CL2+3においても年齢制限で昇格できない高校生、中学生のライダーが表彰台に上がるなど、東北の若手ライダーも着実に育ってきている印象の猪苗代ラウンドであった。
次戦の12月22日は郡山ラウンドを予定していたが、昨シーズンも非常に好評だった福島県玉川村・福島空港ラウンドに変更になる。
11月10日、東北シクロクロスシリーズ第3戦 猪苗代ラウンド「ジンギスクロス」が福島県猪苗代町・磐梯高原南ヶ丘牧場で開催された。これまで猪苗代ラウンドは猪苗代湖畔の砂浜の会場で開催されてきたが、今シーズンは磐梯高原南ヶ丘牧場で5シーズンぶりに開催となった。
観光牧場としても知られる南ヶ丘牧場施設内にはレジャー施設やレストラン、売店などもあり、普段から観光客も多く訪れている会場。また、この会場ではジンギスカップというマウンテンバイクの大会も毎年開催され、サマーシーズンは常設コースも営業されるなど東北のマウンテンバイカーには馴染み深い会場でもある。
東北シクロクロスシリーズ第3戦コースは、磐梯山が一望できるメイン会場からゲレンデをS時に下り、マウンテンバイクのコースにもなっている林間コースのマッドセクションのアップダウンをを繰り返し、レジャー施設の中を通り抜ける1周2.8Kmの比較的高低差のあるレイアウト。普段のマウンテンバイクのコースとも違い、シクロクロスレース用にアレンジしたコースは参加者からも好評であった。
この日はJCXシリーズの飯山シクロクロスが重なっていたため関東圏のC1ライダーは少なかったが、積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)や後藤啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北)、村山優弥(スワコレーシングチーム)といった今シーズン好調の東北のライダーや、ロードからも渡辺歩(EQADS)や三澤勇樹(日本大学)などが出場。東北のC1ライダーがほぼ出揃い東北選手権のような様相となった。
C1レースは、1シーズンのブランクを挟んで幕張クロスでC1に昇格した三澤がホールショット。この会場はマウンテンバイクでも走り慣れている地元の積田と村山が続き、後藤、渡辺らが続く展開となった。
三澤、積田の先頭パックでは2周回目に積田が先頭に立ち、徐々に三澤との差を広げていく。先日のさがえUCIレースでも5位に入った後藤が6周回目に三澤をキャッチし、先頭を走る積田にも追いついたが、このコースを走り慣れている積田は終始安定した走りで最終的には37秒の差をつけてトップフィニッシュ。2位には後藤、3位には三澤と4位の渡辺まで20代前半のライダーが独占した。
C1も東北の若手が台頭してきたが、C2、C3、C4、CL2+3においても年齢制限で昇格できない高校生、中学生のライダーが表彰台に上がるなど、東北の若手ライダーも着実に育ってきている印象の猪苗代ラウンドであった。
次戦の12月22日は郡山ラウンドを予定していたが、昨シーズンも非常に好評だった福島県玉川村・福島空港ラウンドに変更になる。
C1
1位 | 積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM) | 1:03:24 |
2位 | 後藤 啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北) | +0:37 |
3位 | 三澤 優樹(日本大学) | +1:31 |
4位 | 渡辺 歩(EQADS) | +2:32 |
5位 | 村山 優弥(スワコレーシングチーム) | +2:37 |
6位 | 佐藤 利英(TEAM CHAINRING) | +3:22 |
CL1
1位 | 須藤 むつみ(Ready Go JAPAN) | 0:40:04 |
2位 | 宮崎 優花(サイクレスタ) | +4:55 |
CM1
1位 | 國井 敏夫(MilePost BMC Racing) | 41:17 |
2位 | 伊藤 敦弘(チバポンズ) | +1:57 |
3位 | 海口 秀幸(F(t)麒麟山Racing CX Team) | +2:14 |
C2
1位 | 依田 翔大(日本大学) | 41:04 |
2位 | 菊地 壮太郎(AIBE) | +0:24 |
3位 | 鈴木 孝(あぶくまサイクリングクラブ) | +1:43 |
C3
1位 | 久下 温人(チーム白猿) | 26:25 |
2位 | 工藤 薫(Team nacree) | +1:18 |
3位 | 佐藤 盛一(ADVANCE仙台) | +1:23 |
C4
1位 | 山田 圭二(SAGAMI RACING) | 27:20 |
2位 | 高橋 壮(サガミレーシング) | +0:04 |
3位 | 佐々木 啄人(ボンシャンス) | +0:14 |
CL2+3
1位 | 菊地 英(TEAM AIBE) | 20:43 |
2位 | 高橋 純子 | +7:55 |
CM2+3
1位 | 生田目 修(イナーメ信濃山形) | 26:44 |
2位 | 若松 武史(夏草サイクリングチーム) | +0:32 |
3位 | 田中 勝(RCシュースイ) | +1:29 |
CK3
1位 | 成田 光志 | 07:06 |
2位 | 渡辺 悠真(Ride_or_die) | +0:59 |
3位 | 菊地 慶次郎(TEAM AIBE) | +1:24 |
CK1
1位 | 飯島 大也 | 08:09 |
2位 | 佐藤 真実(ADVANCE仙台) | -1LAP |
3位 | 水上 寛大(しょぼよわ本店) | -1LAP |
TEXT:Junya Sugata
PHOTO:Hitoshi Miyazaki
PHOTO:Hitoshi Miyazaki
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