GPSデバイスのリーディングカンパニー・ガーミンより、新型タッチスクリーンGPSスマートウォッチ「Venu」と「vivoactive4」がデビュー。いずれもvivoactive3 Musicの後継機であり、Venuは鮮やか、省電力のAMOLEDをディスプレイに採用したモデルだ。



ガーミン Venuガーミン Venu (c)ガーミン
カーナビやサイクルコンピューターなどGPS機器のリーディングカンパニーであるガーミン。「vivoシリーズ」には、日常生活からアクティビティまでを1つでカバーしてくれるライフロガーが多く用意されている。今回紹介するvivoactiveとVenuは、シリーズの中でも最も多くの機能を備え、タッチスクリーンかつGPSを搭載したスマートウォッチだ。VenuはVivoactiveをベースとしている派生モデルのため、Vivoactiveを中心に紹介する。

vivoシリーズの基本的な機能である歩行数と移動距離、消費カロリー、ムーブバー、睡眠モニターはもちろんのこと、健康に関する様々な機能が追加されている。搭載されている光学心拍センサーから得た情報をもとに計算されるストレスレベルの計測や、Body Batteryという機能が特徴だ。

Body Batteryとはvivoactiveが収集した活動データをもとに、エネルギーを数値化してくれるもの。例えば睡眠時間が短く、活動時間が長ければ、エネルギー量は小さくなり、休息が必要であることを視覚情報として把握することができる。

ガーミン vivoactive4(Black Slate、Shadow Gray / Silver)ガーミン vivoactive4(Black Slate、Shadow Gray / Silver) (c)ガーミン
ガーミン vivoactive4S(Powder Gray / Silver、Dust Rose / Light Gold、White / Rose Gold、Black / Slate)ガーミン vivoactive4S(Powder Gray / Silver、Dust Rose / Light Gold、White / Rose Gold、Black / Slate) (c)ガーミン
他にも生理周期トラッキングや、水分補給量、呼吸数の記録を行い、ユーザーの健康状態を常にデータとして残してくれる。体調が優れている時の状態を確認できれば、体調が優れない時に生活を改善するヒントとして活用できるだろう。週末にアクティビティを楽しむためのコンディショニングに貢献してくれるはずだ。

もちろんスポーツにも対応しており、ウォーキングやランニングのようなメジャーアクティビティと並んでサイクリング用のメニューも用意されている。時間や距離アラート、Variaレーダーとの互換性、GPSによる速度や距離、自動ラップなども利用可能だ。ANT+でペアリングしたデバイスに心拍データを転送することもできる。

ガーミン Venu(Black / Slate、Blue / Silver、Black / Gold、Light Sand / Rose Gold)ガーミン Venu(Black / Slate、Blue / Silver、Black / Gold、Light Sand / Rose Gold) (c)ガーミン
また、筋トレや有酸素トレーニング、ヨガ、ピラティスの体の動かし方の動画が収録されていることも特徴。スクワットの動作を確認したい時にYou Tubeなどで参考動画を探す必要なく、vivoactiveで動き方を確認することができる。プリロード済みのデータに加えてガーミンコネクトからダウンロードすることも可能。

スマートウォッチとしての機能も搭載されており、通知の確認をはじめ、ミュージックアプリの操作なども手元で行える。Spotify、LINE MUSIC、Amazon Musicからのプレイリストを含め、曲をウォッチに簡単にダウンロードすることも可能だ。ワイヤレスヘッドホンを使用すればスマホなしで音楽を楽しむことができる。NFC規格の決済システムGarmin Payにも対応。

スマートフォンと連携することで天気や通知の情報を受け取ることができるスマートフォンと連携することで天気や通知の情報を受け取ることができる (c)ガーミン音楽再生もスマートウォッチから操作することができる音楽再生もスマートウォッチから操作することができる (c)ガーミン事故検出機能や援助要請機能を備えている事故検出機能や援助要請機能を備えている (c)ガーミン

Garmin Payにも対応しているGarmin Payにも対応している (c)ガーミン本国モデルではUberにも対応しているようだ本国モデルではUberにも対応しているようだ (c)ガーミンワークアウトの状態を教えてくれるワークアウトの状態を教えてくれる (c)ガーミン


vivoactive4/4Sはスマートウォッチモードで最大5日間、GPSモード+音楽では最大6時間(4Sは5時間)というランタイム。この2モデルの違いはサイズ。"4"は45.1x45.1x12.8mmというサイズで、ディスプレイは直径1.3インチ。"4S"は40.0x40.0x12.7mmで、ディスプレイは直径1.1インチだ。カラーラインアップは以下のスペック欄を確認してほしい。

Venuはvivoactive4をベースにスマートフォンに使われているAMOLEDという色鮮やかなディスプレイを採用した高級モデル。サイズも若干異なり、43.2x43.2x12.4mmという大きさで、ディスプレイは直径1.2インチ。ランタイムは"4"と同等。今回紹介したvivoactive4とVenuは、スポーツの習慣があるアクティブな方々に最適なスマートウォッチだろう。




ガーミン vivoactive4
サイズ:45.1x45.1x12.8mm
ディスプレイ:直径1.3インチ
ディスプレイタイプ:MIP
ランタイム:スマートウォッチモード/最大5日間、GPSモード + 音楽/最大6時間
カラー:Shadow Gray / Silver、Black Slate
価格:42,800円(税抜)

ガーミン vivoactive4S
サイズ:40.0x40.0x12.7mm
ディスプレイ:直径1.1インチ
ディスプレイタイプ:MIP
ランタイム:スマートウォッチモード/最大5日間、GPSモード + 音楽/最大5時間
カラー:White / Rose Gold、Powder Gray / Silver、Black / Slate、Dust Rose / Light Gold
価格:42,800円(税抜)

ガーミン Venu
サイズ:43.2x43.2x12.4mm
ディスプレイ:直径1.2インチ
ディスプレイタイプ:AMOLED
ランタイム:スマートウォッチモード/最大5日間、GPSモード + 音楽/最大6時間
カラー:Blue / Silver、Black / Slate、Light Sand / Rose Gold、Black / Gold
価格:49,800円(税抜)

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