2019/10/30(水) - 09:05
「あったらいいなをカタチにする」で多くの人に馴染みのある小林製薬。同社初となるアスリート向けサプリメント「ピクノレーサー」がリリースされている。BCAAと強い抗酸化物質ピクノジェノールという成分を中心に配合した、運動前後に最適な顆粒サプリだ。
「のどぬ~るスプレー」「糸ようじ」「消臭元」「ブルーレットおくだけ」「ブレスケア」など、誰もが知る人気製品を世に送り出している小林製薬。これまで小林製薬は栄養補助食品を開発してきたものの、アスリート向けのサプリメント製品はラインアップしてこなかった。トレーニングやボディメイクの人気が高まっている今、小林製薬はスポーツニュートリション分野に参入。ファーストプロダクトとして「ピクノレーサー」をリリースした。
今回のピクノレーサーは自身トライアスリートである同社の担当者がプロジェクトを牽引。エンデュランススポーツを楽しむ方が求める栄養分を把握して開発しているため、プロダクトにも期待を持てるはずだ。サイクリスト向けの製品を意識して開発した製品のパッケージにあしらわれる虹色は、自転車レースの象徴的な存在であるアルカンシェルを意識したものだという。リリースされたばかりの製品だが、那須ブラーゼンに供給を行い、選手たちのパフォーマンス発揮に貢献。同時に製品リサーチを続けている。後述するが、UCIコンチネンタルチームに所属するようなトップ選手でも安心して摂取できるアンチ・ドーピングプロダクトであることもポイントだ。
ピクノレーサーの主な成分は、名前の由来ともなっているピクノジェノールとBCAAだ。ピクノジェノールとはフランス海岸松から抽出した原料で、1000kgの松の樹皮から1kgしか抽出できないという貴重なもの。ピクノジェノールには主に抗酸化物質であるプロシアニジンという成分が配合されているという。
抗酸化物質とは文字通り体内で発生する活性酸素の働きを阻止してくれるもの。活性酸素は体内に蓄積し始めると老化、がん細胞の増殖、動脈硬化など様々な疾病の原因になるとともに、筋肉疲労の原因や疲労からの回復遅延を招いてしまう。健康やスポーツでのパフォーマンス発揮という点から見ても、活性酸素と向き合うことのメリットは大きいはずだ。
BCAAもアスリートには欠かせない栄養素であり、筋肉を構成するたんぱく質の35%を占める必須アミノ酸バリン、ロイシン、イソロイシンの総称だ。運動前に摂取すると血中、筋肉中のBCAA濃度が上昇し、筋肉から離れるアミノ酸量を減少させ、パフォーマン維持に貢献。運動直後に摂取すると筋力と筋肉量増加が促進されるという。また、たんぱく質は分解されてから吸収されるが、BCAAは摂取後そのまま体内に吸収されるため、効果を発揮するまでの時間が短いことが特徴だ。
加えて、アルギニンというアミノ酸や、ヨーロッパオークを原材料とする「ロブビット」という抽出物も合わせて配合されている。
アスリート向けというのは配合される栄養がそうであるのはもちろん、アンチドーピング認証機関Laboratory of Goverment Chemist(LGC)による認証を受けているという要素が大きい。パッケージに記載されている「INFORMED CHOICE」というロゴがアンチドーピング・ニュートリションを示している。
ドーピング成分を配合するメリットがなく、入れるつもりもないブランドの製品であっても製造工程や原料から意図せずドーピングに該当する成分が検出される可能性は否定できない。ピクノレーサーは認証機関で検査済みのため、アスリートでも安心して口に運べるはずだ。
ピクノレーサーは1箱30袋入りで、価格は9,000円(税抜)。一日の摂取目安量は2袋とされている。水と一緒に飲み込む顆粒タイプだ。味付けはザクロ風味。
実際にピクノレーサーを飲んでみたが、サプリメントにありがちな苦味が存在を主張しすぎることはなく、ザクロの果実のような酸味と甘味とバランスが整えられているように感じる。口に入れた途端から溶け始めるため、水がなくても飲み込むことは可能。運動直後などは口に顆粒を入れて同時に水で飲み込んだ方が良いだろう。
ピクノレーサー
成分名:L-ロイシン、L-イソロイシン、L-バリン、L-アルギニン、フランス海岸松樹皮エキス(ピクノジェノール)、ヨーロッパオークエキス(ロブビット)、トレハロース、ヒドロキプシプロピルセルロース、酸味料(クエン酸)、甘味料(アスパルテーム)、さとうきび抽出物、香料
内容量:30袋
一日摂取目安量:2袋
価格:9,000円(税抜)
「のどぬ~るスプレー」「糸ようじ」「消臭元」「ブルーレットおくだけ」「ブレスケア」など、誰もが知る人気製品を世に送り出している小林製薬。これまで小林製薬は栄養補助食品を開発してきたものの、アスリート向けのサプリメント製品はラインアップしてこなかった。トレーニングやボディメイクの人気が高まっている今、小林製薬はスポーツニュートリション分野に参入。ファーストプロダクトとして「ピクノレーサー」をリリースした。
今回のピクノレーサーは自身トライアスリートである同社の担当者がプロジェクトを牽引。エンデュランススポーツを楽しむ方が求める栄養分を把握して開発しているため、プロダクトにも期待を持てるはずだ。サイクリスト向けの製品を意識して開発した製品のパッケージにあしらわれる虹色は、自転車レースの象徴的な存在であるアルカンシェルを意識したものだという。リリースされたばかりの製品だが、那須ブラーゼンに供給を行い、選手たちのパフォーマンス発揮に貢献。同時に製品リサーチを続けている。後述するが、UCIコンチネンタルチームに所属するようなトップ選手でも安心して摂取できるアンチ・ドーピングプロダクトであることもポイントだ。
ピクノレーサーの主な成分は、名前の由来ともなっているピクノジェノールとBCAAだ。ピクノジェノールとはフランス海岸松から抽出した原料で、1000kgの松の樹皮から1kgしか抽出できないという貴重なもの。ピクノジェノールには主に抗酸化物質であるプロシアニジンという成分が配合されているという。
抗酸化物質とは文字通り体内で発生する活性酸素の働きを阻止してくれるもの。活性酸素は体内に蓄積し始めると老化、がん細胞の増殖、動脈硬化など様々な疾病の原因になるとともに、筋肉疲労の原因や疲労からの回復遅延を招いてしまう。健康やスポーツでのパフォーマンス発揮という点から見ても、活性酸素と向き合うことのメリットは大きいはずだ。
BCAAもアスリートには欠かせない栄養素であり、筋肉を構成するたんぱく質の35%を占める必須アミノ酸バリン、ロイシン、イソロイシンの総称だ。運動前に摂取すると血中、筋肉中のBCAA濃度が上昇し、筋肉から離れるアミノ酸量を減少させ、パフォーマン維持に貢献。運動直後に摂取すると筋力と筋肉量増加が促進されるという。また、たんぱく質は分解されてから吸収されるが、BCAAは摂取後そのまま体内に吸収されるため、効果を発揮するまでの時間が短いことが特徴だ。
加えて、アルギニンというアミノ酸や、ヨーロッパオークを原材料とする「ロブビット」という抽出物も合わせて配合されている。
アスリート向けというのは配合される栄養がそうであるのはもちろん、アンチドーピング認証機関Laboratory of Goverment Chemist(LGC)による認証を受けているという要素が大きい。パッケージに記載されている「INFORMED CHOICE」というロゴがアンチドーピング・ニュートリションを示している。
ドーピング成分を配合するメリットがなく、入れるつもりもないブランドの製品であっても製造工程や原料から意図せずドーピングに該当する成分が検出される可能性は否定できない。ピクノレーサーは認証機関で検査済みのため、アスリートでも安心して口に運べるはずだ。
ピクノレーサーは1箱30袋入りで、価格は9,000円(税抜)。一日の摂取目安量は2袋とされている。水と一緒に飲み込む顆粒タイプだ。味付けはザクロ風味。
実際にピクノレーサーを飲んでみたが、サプリメントにありがちな苦味が存在を主張しすぎることはなく、ザクロの果実のような酸味と甘味とバランスが整えられているように感じる。口に入れた途端から溶け始めるため、水がなくても飲み込むことは可能。運動直後などは口に顆粒を入れて同時に水で飲み込んだ方が良いだろう。
ピクノレーサー
成分名:L-ロイシン、L-イソロイシン、L-バリン、L-アルギニン、フランス海岸松樹皮エキス(ピクノジェノール)、ヨーロッパオークエキス(ロブビット)、トレハロース、ヒドロキプシプロピルセルロース、酸味料(クエン酸)、甘味料(アスパルテーム)、さとうきび抽出物、香料
内容量:30袋
一日摂取目安量:2袋
価格:9,000円(税抜)
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