2019/09/25(水) - 15:45
自転車専門店を全国に展開しながら輸入代理店としても事業を行うあさひが2020モデルの展示会を開催。ライフスタイルに密着したルイガノのニューバイクを始め、3Tやグイー、TRPやクロップスなど様々なブランドの新製品が発表された。
全国展開する日本最大の自転車SPAブランド、あさひ。コストパフォーマンスに優れる自社ブランドの製品を主軸とする一方で、海外ブランドの輸入代理店としての側面も持っている。
その中でも力を入れるのがカナダの総合バイクブランド、ルイガノだ。進学や就職など、人生において11回あると言われる自転車を乗り換えるタイミング。キッズバイクから通勤にぴったりのシティーコミューターまで、ライフステージそれぞれをカバーするラインアップを揃えているのがルイガノのベーシックライン。
今回大きく展示されていたのは、通勤・通学からキャンプツーリングにまで対応するマルチパーパスなスポーツバイク、MULTIWAY700。軽量なアルミフレームに35cと太めのタイヤ、シマノSORAを使用したオールロードタイプの一台。フェンダーとハブダイナモが標準装備され、デイリーユースにぴったりのオールインワンなパッケージが魅力でもある。さらに、キャリアやスタンドなどのアクセサリーを取り付けることのできる拡張性と、グラベルロードとしても使用できるスポーティな走行性能が特徴だ。
もう一つは、シマノ STEPSの新型ユニットを搭載したE-クロスバイク、AVIATOR-Eだ。これまでルイガノはミニベロタイプのE-BIKE、ASCENT e-sportsをラインアップしてきたが、AVIATOR-Eはより走行性能を充実させた700cサイズのクロスバイクにシマノSTEPSの新型ユニット「E5080」を搭載し、手の届きやすい価格を実現した1台となる。
そして、ベーシックラインから一歩進んだサイクルライフを提案するのが、アドバンスラインと呼ばれる製品群。今シーズンは、2つのニューモデルがアドバンスラインに追加される。
一つはこだわりの詰まった18インチの子供車であるK-18 ADVANCED。6061番アルミニウムを使用したフレームにオーバーサイズヘッドチューブを採用。子供車として一般的なスレッド式ではなく、一般的なスポーツ車と同様の規格を採用することで、様々なパーツのアップグレードも可能となっている。「ブレーキもVブレーキを採用していますし、パーツの互換性が高いのも特徴なんです。お父さんが使わなくなったパーツを移植しても面白いと思いますよ」とはあさひで広報を担当する岸谷さん。
ヘッドセットやハブ、ニップルなどは同色のアルマイトパーツが採用されており、大人顔負けのスタイリッシュなカラーコーディネートに仕上がっている。センタースタンドを採用しつつ、7.4kgという重量を実現しており、カスタム次第ではカーボンロードレーサー顔負けの6kg台も見えてくるハイエンドジュニアスポーツバイクだ。
もう一つはエアロチュービングを採用する小径車のEASEL ADVANCED3。こちらも6061番のアルミをハイドロフォーミングで成形したエアロパイプを用いた、アグレッシブなデザインのフレームワークが目を引く一台だ。フレームだけではなく、シートポストやフォークブレードもエアロ形状とされており、細部に至るまで拘りの詰まった、アドバンスラインらしい1台。安定した制動力を提供するディスクブレーキの採用も魅力的なポイントだ。
3Tからは、スラムのFORCE eTap AXSを採用した完成車が展示されていた。フレーム自体に変更は無いものの、12スピードとXDRドライバーによるワイドレンジスプロケットの組み合わせは、3Tの提唱するフロントシングルとのベストマッチングだ。
また、TRPの新型DHコンポーネント「G-SPEC DH7」も国内初お披露目となった。2つのスタビライザーを装備することで、リアディレイラ―の動きを制御でき、チェーントラブルを抑止する設計となっている。
ビッグプーリーケージの豊富なカラー展開が目を引いていたのはトライピーク。レッドやイエローといったプレーンなカラーから、メタリックピンクやシルバーなどユニークなカラーまで揃う。回転性能に優れるセラミックベアリングと音鳴りしづらい樹脂プーリーの組み合わせで高い性能を誇るトライピークのビッグプーリー。カラーコーディネートと性能アップを同時に達成できるマニアックな一品だ。
クロップスはサイクルベースあさひオリジナルモデルとして、ロゴをリフレクト仕様としたチェーンロック、Q5-44を展示。4mm角のチェーンによる重量とバランスの取れたセキュリティ性能に加え、ダブルループを作ることも可能で、使い勝手に優れるロックでありながら、価格は3,700円と抑えめなのも好印象。
他にもグイーやムーンのアクセサリーや、バーズマンの工具やバイクパッキンググッズ、グラインデューロジャパンのバイクケアスポンサーを務めるイギリスのウェルドタイトのチューブレスキットなど、魅力的なアイテムがずらり。今後、各プロダクトはシクロワイアードにて詳しくお伝えしていく予定だ。
text&photo:Naoki.Yasuoka
全国展開する日本最大の自転車SPAブランド、あさひ。コストパフォーマンスに優れる自社ブランドの製品を主軸とする一方で、海外ブランドの輸入代理店としての側面も持っている。
その中でも力を入れるのがカナダの総合バイクブランド、ルイガノだ。進学や就職など、人生において11回あると言われる自転車を乗り換えるタイミング。キッズバイクから通勤にぴったりのシティーコミューターまで、ライフステージそれぞれをカバーするラインアップを揃えているのがルイガノのベーシックライン。
今回大きく展示されていたのは、通勤・通学からキャンプツーリングにまで対応するマルチパーパスなスポーツバイク、MULTIWAY700。軽量なアルミフレームに35cと太めのタイヤ、シマノSORAを使用したオールロードタイプの一台。フェンダーとハブダイナモが標準装備され、デイリーユースにぴったりのオールインワンなパッケージが魅力でもある。さらに、キャリアやスタンドなどのアクセサリーを取り付けることのできる拡張性と、グラベルロードとしても使用できるスポーティな走行性能が特徴だ。
もう一つは、シマノ STEPSの新型ユニットを搭載したE-クロスバイク、AVIATOR-Eだ。これまでルイガノはミニベロタイプのE-BIKE、ASCENT e-sportsをラインアップしてきたが、AVIATOR-Eはより走行性能を充実させた700cサイズのクロスバイクにシマノSTEPSの新型ユニット「E5080」を搭載し、手の届きやすい価格を実現した1台となる。
そして、ベーシックラインから一歩進んだサイクルライフを提案するのが、アドバンスラインと呼ばれる製品群。今シーズンは、2つのニューモデルがアドバンスラインに追加される。
一つはこだわりの詰まった18インチの子供車であるK-18 ADVANCED。6061番アルミニウムを使用したフレームにオーバーサイズヘッドチューブを採用。子供車として一般的なスレッド式ではなく、一般的なスポーツ車と同様の規格を採用することで、様々なパーツのアップグレードも可能となっている。「ブレーキもVブレーキを採用していますし、パーツの互換性が高いのも特徴なんです。お父さんが使わなくなったパーツを移植しても面白いと思いますよ」とはあさひで広報を担当する岸谷さん。
ヘッドセットやハブ、ニップルなどは同色のアルマイトパーツが採用されており、大人顔負けのスタイリッシュなカラーコーディネートに仕上がっている。センタースタンドを採用しつつ、7.4kgという重量を実現しており、カスタム次第ではカーボンロードレーサー顔負けの6kg台も見えてくるハイエンドジュニアスポーツバイクだ。
もう一つはエアロチュービングを採用する小径車のEASEL ADVANCED3。こちらも6061番のアルミをハイドロフォーミングで成形したエアロパイプを用いた、アグレッシブなデザインのフレームワークが目を引く一台だ。フレームだけではなく、シートポストやフォークブレードもエアロ形状とされており、細部に至るまで拘りの詰まった、アドバンスラインらしい1台。安定した制動力を提供するディスクブレーキの採用も魅力的なポイントだ。
3Tからは、スラムのFORCE eTap AXSを採用した完成車が展示されていた。フレーム自体に変更は無いものの、12スピードとXDRドライバーによるワイドレンジスプロケットの組み合わせは、3Tの提唱するフロントシングルとのベストマッチングだ。
また、TRPの新型DHコンポーネント「G-SPEC DH7」も国内初お披露目となった。2つのスタビライザーを装備することで、リアディレイラ―の動きを制御でき、チェーントラブルを抑止する設計となっている。
ビッグプーリーケージの豊富なカラー展開が目を引いていたのはトライピーク。レッドやイエローといったプレーンなカラーから、メタリックピンクやシルバーなどユニークなカラーまで揃う。回転性能に優れるセラミックベアリングと音鳴りしづらい樹脂プーリーの組み合わせで高い性能を誇るトライピークのビッグプーリー。カラーコーディネートと性能アップを同時に達成できるマニアックな一品だ。
クロップスはサイクルベースあさひオリジナルモデルとして、ロゴをリフレクト仕様としたチェーンロック、Q5-44を展示。4mm角のチェーンによる重量とバランスの取れたセキュリティ性能に加え、ダブルループを作ることも可能で、使い勝手に優れるロックでありながら、価格は3,700円と抑えめなのも好印象。
他にもグイーやムーンのアクセサリーや、バーズマンの工具やバイクパッキンググッズ、グラインデューロジャパンのバイクケアスポンサーを務めるイギリスのウェルドタイトのチューブレスキットなど、魅力的なアイテムがずらり。今後、各プロダクトはシクロワイアードにて詳しくお伝えしていく予定だ。
text&photo:Naoki.Yasuoka
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