今年もツール・ド・フランスを制したピナレロから、マイヨジョーヌ、そしてマイヨブラン仕様の特別なDOGMA F12が発売される。史上初めて南米大陸にマイヨジョーヌを持ち帰るエガン・ベルナル(コロンビア)を祝うスペシャルエディションだ。



ツール最終日に用意されたマイヨジョーヌ仕様のDOGMA F12。同じカラーの特別モデルが一般発売されるツール最終日に用意されたマイヨジョーヌ仕様のDOGMA F12。同じカラーの特別モデルが一般発売される photo:Makoto.AYANO
2014年を除くここ8年で7度目(5年連続)、合計15度目のツール・ド・フランス制覇という輝かしい記録を打ち立てたピナレロから、今年もマイヨジョーヌ仕様、そしてマイヨブラン仕様のスペシャルバイクが一般発売される。22歳という大会最年少記録でマイヨジョーヌを決めたエガン・ベルナル(コロンビア)を祝う特別なモデルだ。

ベースとなるのは、もちろんデビュー初年度となる今年のツールで総合ワンツーを決めたDOGMA F12。先代F10から更なる軽量化と剛性強化、そして空力改善を成し遂げたオールラウンドレーシングバイクであり、その性能はベルナル始めチームイネオスの活躍からも分かる通り。登場時の特集記事はこちらから参照してほしい。

マイヨブランカラーのF12。ホワイトとゴールドの組み合わせた豪華な雰囲気だマイヨブランカラーのF12。ホワイトとゴールドの組み合わせた豪華な雰囲気だ photo:Makoto.AYANO
ホワイトとゴールドの塗り分けはグラデーション(製品版にファウスト氏の手書きサインは入らない)ホワイトとゴールドの塗り分けはグラデーション(製品版にファウスト氏の手書きサインは入らない) photo:Makoto.AYANOもちろんフレームと同じペイントを施したシートポストも付属する(製品版にファウスト氏の手書きサインは入らない)もちろんフレームと同じペイントを施したシートポストも付属する(製品版にファウスト氏の手書きサインは入らない) photo:Makoto.AYANO


「マージナルゲイン」を重んじるチームイネオスは全選手がリムブレーキバージョンを使うが、今回はリム版、ディスク版共にフレームセットで発売が行われる。より空力を強化したMOSTの一体式ハンドル「TALON ULTRA」もフレームカラーに合わせて2種類が単品発売されるため、フレーム購入の場合はトータルコーディネイトをお忘れなく。

シートポストまで真っ黄色にペイントされたマイヨジョーヌカラーはリム版が78万円、ディスク版は81万円、TALON ULTRAが11.6万円。ホワイトベースにゴールドメタリックを加えたゴージャスなマイヨブランカラーは、リム版が86万円、ディスク版は89万円、TALON ULTRAが13.2万円。両カラー共10月下旬よりデリバリーが開始される予定だという。



ピナレロ DOGMA F12 ツール・ド・フランス マイヨジョーヌ スペシャルエディション
リム版フレームセット価格(税抜):780,000円
ディスク版フレームセット価格(税抜):810,000円
MOST TALON ULTRA TDF Yellow Decal インテグレーテッドハンドル:116,000円

ピナレロ DOGMA F12 ツール・ド・フランス マイヨブラン スペシャルエディション
リム版フレームセット価格(税抜):860,000円
ディスク版フレームセット価格(税抜):890,000円
MOST TALON ULTRA TDF White インテグレーテッドハンドル:132,000円


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