2019/07/31(水) - 15:13
7月中旬に行われたキャノンデールの2020モデル展示会をレポート。新型SUPERSIX EVOやCAAD13、TOPSTONE CARBONが初お披露目された他、グラフィックを一新した2020モデルのフルラインアップが勢揃いした。SUPERSIX EVOとSYSTEMSIXにはEFエデュケーションファーストカラーも登場する。
2020モデルがズラリと勢揃いしたキャノンデール展示会
ディーラー・メディア向けの2020モデル展示会を、例年通り山梨の富士急ハイランドホテルにて7月中旬に開催したキャノンデール。新モデルの試乗車を各サイズ揃え、実際に富士山の麓で乗り味を体験して欲しいとの思いで毎年この場で実施されている。キャノンデールの2020モデルで注目は、フルモデルチェンジを果たしたSUPERSIX EVOとCAAD13、そしてグラベルロードのTOPSTONE CARBONだ。午前中まるまる時間を使ってこれら3モデルのプレゼンが行われた。
エアロフォルムを纏い進化した新型SUPERSIX EVO
コンパクトなリア三角やケーブルの内装システムなど多くのアップデートを加えたSUPERSIX EVO
昨年から引き続き多くのレースモデルにパワーメーターを標準装備
エアロ形状へとアップデートされ、大きく姿を変えることとなった新型SUPERSIX EVO(特集ページはこちら)。コンパクトなリア三角や専用のエアロシートポスト、ケーブルフル内装のコックピットシステムなどによって空力性能を大幅に改善し、48.3km/h(30mph)での走行シーンで前作比30Wのパワーセーブを叶えている。ラウンドチューブを使用したトラディショナルなルックスを長らく受け継ぎ、多くのファンに愛用されてきたSUPERSIX EVOがついに今作でエアロフォルムへと進化を遂げさらなる速さを獲得している。
SAVEテクノロジーを活かしチェーンステーとシートチューブを積極的にしならせることで振動吸収性と路面追従性も飛躍的に向上。コラム前方からケーブルを内装するSYSTEMSIX譲りのコックピットシステムを採用することで、空力性能に優れたスッキリとしたルックスも実現している。Hi-Modグレードはディスクブレーキモデルのみの展開。対してノーマルグレードはリムブレーキモデルを残しユーザーが選べるラインアップとしている。
カーボンバイクに負けない高性能な走りを見せるCAAD13
こだわりのカラーリングで高級感を醸し出すCAAD13
デザインが少なめなCAAD Optimoはかなりシンプルな見た目に
SUPERSIX EVOのモデルチェンジに合わせて、アルミロードのCAADシリーズからも数字を一つ更新したCAAD13が登場(特集ページはこちら)。前作CAAD12と同じく重量剛性比に優れた6069アルミニウムをフレーム素材に採用し、CAADシリーズで代々高い評価を獲得してきたカーボンフレームにも負けない軽量性や剛性を受け継ぐ。その上で、SUPERSIX EVO譲りのエアロ形状へとフォルムチェンジすることで、さらにパフォーマンスを増した高速アルミレーサーに仕上がっている。
ケーブルフル内装のシステムはないものの、アルミチューブながらD型のエアロシェイプを多用することでカーボンバイクと遜色ないほどのルックスに。シートポストもSUPERSIX EVOと同じエアロ形状のものを採用することで空力性能や乗り心地を改善している。こちらもディスク/リムブレーキともにラインアップしている。
リアサスペンション搭載のグラベルロードTOPSTONE CARBON
アメリカでの爆発的なグラベルブームを受け、今までのTOPSTONEでもSLATEでもなく、純粋にオフロードを速く軽快に駆けるためのハイパフォーマンスグラベルロードとして誕生したのがTOPSTONE CARBONだ(特集ページはこちら)。KingPinサスペンションと名付けられたリアサスペンションを搭載したことが大きな特徴で、フレームが大きくしなることでいかなる路面状況でもトラクションを失わず、かつ高い快適性を有した乗り心地を実現している。
30年以上にも渡ってサスペンションを開発してきたキャノンデールのノウハウを注ぎ込み、シートチューブとシートステーを1本のシャフトで繋いだシンプルな構造とすることで、重量増も抑えつつ確実に衝撃を吸収するシステムを作り上げた。ヘッドとBBに硬さを持たせ軽快な走行性能を与えるとともに、カーボンレイアップを調整することでバイク全体がしなるよう設計し快適性を確保。グラベルロードながらフレーム重量は1,100g台と非常に軽量な値もポイントだ。
街中での気軽なライドにぴったりのTREADWELL
よりクールなルックスを獲得したクロスバイクQUICK
シティ系のバイクはSPコネクトマウントに対応した新型ステムを標準装備
レース系~シティ系まで幅広い車種でホイールセンサーを搭載している
サイクリストと自転車を繋ぐキャノンデールの新たな試みとして、フロントホイールに搭載するセンサーと連携した専用スマートフォンアプリも開発。スマホをそのままサイクルコンピューターとして活用できる他、ライドのログを自動的に記録し走った日数や走行距離などを確認できる。センサーにはバイクの情報が予め登録してあり、アプリでジオメトリーを確認したり自身のポジションをメモしたり、関連のメンテナンス動画を見たりもできるという。
センサーはガーミンと共同開発されたもので、スマホと接続することでガーミンコネクトにも自動で繋がるほか、連携したストラバなどにも自動で情報をアップすることができる。また、走行距離に応じてメンテナンス時期のお知らせや近くのショップ検索などお役立ち情報をライダーに届けてくれる。ホイールセンサーは2020モデルのロード、MTB、クロスバイク、シティバイクなど幅広いラインアップに標準装備されているためバイクを購入してすぐ使うことが可能だ。
横一線のライングラフィックに変更されたエアロロードSYSTEMSIX
ダウンチューブのBB付近にラインデザインをあしらったエンデュランスロードSYNAPSE
シクロクロスバイクのCAADX(手前)とSUPERX(奥)
クロスカントリー向けMTBのF-Siのみダウンチューブにロゴを残す
また、キャノンデールの2020モデルはグラフィックを大きく刷新。ダウンチューブからブランドロゴをなくし、フレームの前後にかけてシンプルなラインデザインをあしらったのみのミニマルなルックスに変更された(マウンテンバイクのF-Siのみダウンチューブロゴを採用)。デザインが最小限となったCAAD OptimoやQUICKなどはかなりシンプルな印象だ。
昨夏から字体を変えたブランドロゴも2020モデルから全面的に使用され、トップチューブサイドに小さく入っている。SUPERSIX EVOのモデルチェンジやCAAD13の登場により、カラーオーダーサービスの「カスタムラボ」や鮮やかなカラーリングが特徴的だった「CAAD12 COLORS」は廃止となった。
ピンクとパープルのマーブル柄が美しいEFエデュケーションファーストカラーも登場
EFエデュケーションファーストのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴを配置
ダウンチューブにロゴをあしらったプロチーム仕様のデザインだ
ワールドツアーを駆ける2つのフラッグシップ、SUPERSIX EVOとSYSTEMSIXにはEFエデュケーションファーストカラーもラインアップ。ダウンチューブにロゴを配置したプロチーム仕様のデザインで、ピンクとパープルのマーブルグラフィックをあしらう。チームのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴもシートチューブに入ったスペシャルカラーだ。
街中で気軽に使えるフィットネスバイクとして、2020モデルで新登場したTREADWELL(トレッドウェル)もピックアップ。またがりやすいベンドしたトップチューブや荷物を運べるフロントラック、BMXを彷彿とさせるライズしたハンドルバー、走破性が高く快適なワイドタイヤなどのスペックを備え、日々の生活に遊びゴコロをプラスしてくれる1台となる。ホイールセンサーを標準装備している他、SPコネクトマウントに対応した新しいステムによってスマホを装着することも可能だ。
快適性の高いサドルラインアップで人気のファブリック
滑り止め加工を施し手にフィットするファブリックの新作グリップ
エアロ形状のシェル+MIPS機能付きで11,000円というリーズナブルな価格に収まったインテイクMIPS
街乗りクロスバイクとして人気の高いQUICK(クイック)もモデルチェンジを果たしており、リア三角をコンパクトにしたデザインやよりスマートなチューブ形状へと変更された。また、すべてのグレードでインターナルルーティングを採用。フロントシングルとしたグレードや、流行りのカメレオンカラーを採用したモデルなど趣向を凝らしたラインアップで展開される。
キャノンデールオリジナルのパーツシリーズ「HollowGram」は単体のラインアップを拡充しており、トップモデルの完成車にアセンブルされるSAVE/KNØTハンドルバーやステム、シートポスト、カーボンホイールが購入可能になった。ファブリックも凹凸の滑り止め加工を施したボトルやそれに合うボトルケージ、フラットバー用のグリップなど細かなラインアップ追加を果たしている。
多くの新作を追加したキャノンデール2020モデルに注目だ
text&photo:Yuto.Murata
![2020モデルがズラリと勢揃いしたキャノンデール展示会](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0042.jpg)
ディーラー・メディア向けの2020モデル展示会を、例年通り山梨の富士急ハイランドホテルにて7月中旬に開催したキャノンデール。新モデルの試乗車を各サイズ揃え、実際に富士山の麓で乗り味を体験して欲しいとの思いで毎年この場で実施されている。キャノンデールの2020モデルで注目は、フルモデルチェンジを果たしたSUPERSIX EVOとCAAD13、そしてグラベルロードのTOPSTONE CARBONだ。午前中まるまる時間を使ってこれら3モデルのプレゼンが行われた。
![エアロフォルムを纏い進化した新型SUPERSIX EVO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6552.jpg)
![コンパクトなリア三角やケーブルの内装システムなど多くのアップデートを加えたSUPERSIX EVO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6616.jpg)
![昨年から引き続き多くのレースモデルにパワーメーターを標準装備](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6645.jpg)
エアロ形状へとアップデートされ、大きく姿を変えることとなった新型SUPERSIX EVO(特集ページはこちら)。コンパクトなリア三角や専用のエアロシートポスト、ケーブルフル内装のコックピットシステムなどによって空力性能を大幅に改善し、48.3km/h(30mph)での走行シーンで前作比30Wのパワーセーブを叶えている。ラウンドチューブを使用したトラディショナルなルックスを長らく受け継ぎ、多くのファンに愛用されてきたSUPERSIX EVOがついに今作でエアロフォルムへと進化を遂げさらなる速さを獲得している。
SAVEテクノロジーを活かしチェーンステーとシートチューブを積極的にしならせることで振動吸収性と路面追従性も飛躍的に向上。コラム前方からケーブルを内装するSYSTEMSIX譲りのコックピットシステムを採用することで、空力性能に優れたスッキリとしたルックスも実現している。Hi-Modグレードはディスクブレーキモデルのみの展開。対してノーマルグレードはリムブレーキモデルを残しユーザーが選べるラインアップとしている。
![カーボンバイクに負けない高性能な走りを見せるCAAD13](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6451.jpg)
![こだわりのカラーリングで高級感を醸し出すCAAD13](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0056.jpg)
![デザインが少なめなCAAD Optimoはかなりシンプルな見た目に](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6532.jpg)
SUPERSIX EVOのモデルチェンジに合わせて、アルミロードのCAADシリーズからも数字を一つ更新したCAAD13が登場(特集ページはこちら)。前作CAAD12と同じく重量剛性比に優れた6069アルミニウムをフレーム素材に採用し、CAADシリーズで代々高い評価を獲得してきたカーボンフレームにも負けない軽量性や剛性を受け継ぐ。その上で、SUPERSIX EVO譲りのエアロ形状へとフォルムチェンジすることで、さらにパフォーマンスを増した高速アルミレーサーに仕上がっている。
ケーブルフル内装のシステムはないものの、アルミチューブながらD型のエアロシェイプを多用することでカーボンバイクと遜色ないほどのルックスに。シートポストもSUPERSIX EVOと同じエアロ形状のものを採用することで空力性能や乗り心地を改善している。こちらもディスク/リムブレーキともにラインアップしている。
![リアサスペンション搭載のグラベルロードTOPSTONE CARBON](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0075.jpg)
アメリカでの爆発的なグラベルブームを受け、今までのTOPSTONEでもSLATEでもなく、純粋にオフロードを速く軽快に駆けるためのハイパフォーマンスグラベルロードとして誕生したのがTOPSTONE CARBONだ(特集ページはこちら)。KingPinサスペンションと名付けられたリアサスペンションを搭載したことが大きな特徴で、フレームが大きくしなることでいかなる路面状況でもトラクションを失わず、かつ高い快適性を有した乗り心地を実現している。
30年以上にも渡ってサスペンションを開発してきたキャノンデールのノウハウを注ぎ込み、シートチューブとシートステーを1本のシャフトで繋いだシンプルな構造とすることで、重量増も抑えつつ確実に衝撃を吸収するシステムを作り上げた。ヘッドとBBに硬さを持たせ軽快な走行性能を与えるとともに、カーボンレイアップを調整することでバイク全体がしなるよう設計し快適性を確保。グラベルロードながらフレーム重量は1,100g台と非常に軽量な値もポイントだ。
![街中での気軽なライドにぴったりのTREADWELL](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5991.jpg)
![よりクールなルックスを獲得したクロスバイクQUICK](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5827.jpg)
![シティ系のバイクはSPコネクトマウントに対応した新型ステムを標準装備](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6513.jpg)
![レース系~シティ系まで幅広い車種でホイールセンサーを搭載している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6526.jpg)
サイクリストと自転車を繋ぐキャノンデールの新たな試みとして、フロントホイールに搭載するセンサーと連携した専用スマートフォンアプリも開発。スマホをそのままサイクルコンピューターとして活用できる他、ライドのログを自動的に記録し走った日数や走行距離などを確認できる。センサーにはバイクの情報が予め登録してあり、アプリでジオメトリーを確認したり自身のポジションをメモしたり、関連のメンテナンス動画を見たりもできるという。
センサーはガーミンと共同開発されたもので、スマホと接続することでガーミンコネクトにも自動で繋がるほか、連携したストラバなどにも自動で情報をアップすることができる。また、走行距離に応じてメンテナンス時期のお知らせや近くのショップ検索などお役立ち情報をライダーに届けてくれる。ホイールセンサーは2020モデルのロード、MTB、クロスバイク、シティバイクなど幅広いラインアップに標準装備されているためバイクを購入してすぐ使うことが可能だ。
![横一線のライングラフィックに変更されたエアロロードSYSTEMSIX](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0008.jpg)
![ダウンチューブのBB付近にラインデザインをあしらったエンデュランスロードSYNAPSE](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6558.jpg)
![シクロクロスバイクのCAADX(手前)とSUPERX(奥)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0017.jpg)
![クロスカントリー向けMTBのF-Siのみダウンチューブにロゴを残す](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5980.jpg)
また、キャノンデールの2020モデルはグラフィックを大きく刷新。ダウンチューブからブランドロゴをなくし、フレームの前後にかけてシンプルなラインデザインをあしらったのみのミニマルなルックスに変更された(マウンテンバイクのF-Siのみダウンチューブロゴを採用)。デザインが最小限となったCAAD OptimoやQUICKなどはかなりシンプルな印象だ。
昨夏から字体を変えたブランドロゴも2020モデルから全面的に使用され、トップチューブサイドに小さく入っている。SUPERSIX EVOのモデルチェンジやCAAD13の登場により、カラーオーダーサービスの「カスタムラボ」や鮮やかなカラーリングが特徴的だった「CAAD12 COLORS」は廃止となった。
![ピンクとパープルのマーブル柄が美しいEFエデュケーションファーストカラーも登場](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5948.jpg)
![EFエデュケーションファーストのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴを配置](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5953.jpg)
![ダウンチューブにロゴをあしらったプロチーム仕様のデザインだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka5964.jpg)
ワールドツアーを駆ける2つのフラッグシップ、SUPERSIX EVOとSYSTEMSIXにはEFエデュケーションファーストカラーもラインアップ。ダウンチューブにロゴを配置したプロチーム仕様のデザインで、ピンクとパープルのマーブルグラフィックをあしらう。チームのウェアサプライヤーであるRaphaのロゴもシートチューブに入ったスペシャルカラーだ。
街中で気軽に使えるフィットネスバイクとして、2020モデルで新登場したTREADWELL(トレッドウェル)もピックアップ。またがりやすいベンドしたトップチューブや荷物を運べるフロントラック、BMXを彷彿とさせるライズしたハンドルバー、走破性が高く快適なワイドタイヤなどのスペックを備え、日々の生活に遊びゴコロをプラスしてくれる1台となる。ホイールセンサーを標準装備している他、SPコネクトマウントに対応した新しいステムによってスマホを装着することも可能だ。
![快適性の高いサドルラインアップで人気のファブリック](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/img0086.jpg)
![滑り止め加工を施し手にフィットするファブリックの新作グリップ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6587.jpg)
![エアロ形状のシェル+MIPS機能付きで11,000円というリーズナブルな価格に収まったインテイクMIPS](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6593.jpg)
街乗りクロスバイクとして人気の高いQUICK(クイック)もモデルチェンジを果たしており、リア三角をコンパクトにしたデザインやよりスマートなチューブ形状へと変更された。また、すべてのグレードでインターナルルーティングを採用。フロントシングルとしたグレードや、流行りのカメレオンカラーを採用したモデルなど趣向を凝らしたラインアップで展開される。
キャノンデールオリジナルのパーツシリーズ「HollowGram」は単体のラインアップを拡充しており、トップモデルの完成車にアセンブルされるSAVE/KNØTハンドルバーやステム、シートポスト、カーボンホイールが購入可能になった。ファブリックも凹凸の滑り止め加工を施したボトルやそれに合うボトルケージ、フラットバー用のグリップなど細かなラインアップ追加を果たしている。
![多くの新作を追加したキャノンデール2020モデルに注目だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/07/29/mka6721.jpg)
text&photo:Yuto.Murata