2019/05/12(日) - 01:06
Jプロツアー第5戦の「宇都宮ロードレース」が開催され、終盤に残った6人のスプリント勝負を制した今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)がJプロツアー初優勝。窪木一茂が2位に入り、チームチームブリヂストンサイクリングが1-2フィニッシュを達成した。女子のFクラスタは藤村祥子(MOPS)が、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)を下して優勝した。
10連休明け最初の週末、「令和」になって最初のJプロツアーは、「宇都宮ロードレース」と「宇都宮クリテリウム」の宇都宮ラウンド2連戦。初日の5月11日は、ジャパンカップでおなじみ宇都宮市森林公園周辺での宇都宮ロードレースが開催された。
コースは、「鶴周回」と呼ばれる鶴カントリー倶楽部前を通過する1周6.7km。2014年までジャパンカップのコースとして使用されていた部分を逆回りに周回する。短距離ながらも斜度がきつめの登りが2ヶ所あり、それ以外でもこまかいアップダウンが繰り返されるハードなコースだ。
この日の宇都宮市の最高気温は27.6℃の真夏日を記録。7月上旬並みの気温で、日差しに夏を感じるほどの暑さの中でのレースとなった。
今村駿介がJプロツアー初優勝 チームブリヂストンサイクリング1-2フィニッシュ
Jプロツアーはコースを14周する93.8km。パレード走行ののち、リアルスタートが切られるとアタック合戦が始まる。逃げと吸収を何度か繰り返した5周目、プロリーダージャージを着る岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が単独で先行。それを追って、篤志の兄である岡泰誠(イナーメ信濃山形)が集団を飛び出し、岡兄弟2人の逃げ集団が形成される。メイン集団はチームブリヂストンサイクリングとシマノレーシングがコントロールして50秒前後の差を維持してレースは進行する。
8周目に入ると、メイン集団と岡兄弟との差は縮まり始め、9周目に吸収される。その後は再びアタック合戦が始まるが、勝負を決定づけるような動きが出ないままレースは終盤へ向かう。小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗(シマノレーシング)、窪木一茂(チームチームブリヂストンサイクリング)の3人が飛び出すも、メイン集団は20秒以上の差を容認せず、12周目までに吸収する。
その後、昨年の宇都宮ロード優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング)、小石祐馬(チーム右京)、トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)、入部の5名が抜け出し、メイン集団に20秒差をつけて最終周回に入っていく。残り2kmの登りでルバと入部がアタックするも決定打とならず。その後方から、単独追走していた窪木が迫り、残り1kmを過ぎてから合流。勝負は6人でのスプリントに持ち込まれた。
残り100m、ジャパンカップと同じホームストレートに先頭で姿を現したのは今村。後方を一度だけ確認すると両腕を大きく広げてフィニッシュ。その後方では、窪木が入部らを抑えて2位に入り、チームブリヂストンサイクリングが1-2フィニッシュを達成した。
「那須の全日本選手権(2015年)で優勝した窪木さんのイメージで頑張って踏み倒すつもりで、最後差されたら仕方ないと思っていた」と話す今村。「最後の5人になった時はみんなエース級の選手ばかりだったので、ついて行くだけで精一杯だった。自分の展開になんとか持ち込めればと思っていたところ、残り400mで窪木さんが迫ってきているのが見えた。これで有利になったと思い、全開で踏んでロングスプリントを仕掛けたらうまく逃げ切れた」と、最後の局面を振り返る。
「1-2フィニッシュにネクストリーダージャージも獲れるとは思っていなかった。窪木さんがこれからプロリーダージャージを狙いに行くと思うので、自分はネクストリーダーを維持できるようにしたい」と、今後の目標を語った。
敢闘賞は、レース中盤に逃げ続けた岡兄弟が獲得。リーダージャージを着ながらも積極的に逃げた岡篤志の姿勢と、クラブチーム選手ながら健闘した岡泰誠は優劣つけ難いとされ、初の2人同時受賞となった。
兄の泰誠は「集団の中にいてもうまく位置取りができなくて、ちょっとでも見せ場を作ろうと考えていたところ、集団の前の方でアタックがかかっていたところに反応したら1人で飛び出す形になった。弟も全開で逃げようという感じではなく、足を温存しながら行くのかなと思っていたら意外と本当に残っていなくて、逃げが終わったあと降りてしまっていた。でも自分はフルタイムワーカーでプロ相手に挑戦することを目標にしているので、「役目が終わったから降ります」ではカッコつかないので頑張って完走した。明日のクリテリウムも自分にとっては難しいレースになると思うが、何か掴めるようにしたい」と、語った。
10連休明け最初の週末、「令和」になって最初のJプロツアーは、「宇都宮ロードレース」と「宇都宮クリテリウム」の宇都宮ラウンド2連戦。初日の5月11日は、ジャパンカップでおなじみ宇都宮市森林公園周辺での宇都宮ロードレースが開催された。
コースは、「鶴周回」と呼ばれる鶴カントリー倶楽部前を通過する1周6.7km。2014年までジャパンカップのコースとして使用されていた部分を逆回りに周回する。短距離ながらも斜度がきつめの登りが2ヶ所あり、それ以外でもこまかいアップダウンが繰り返されるハードなコースだ。
この日の宇都宮市の最高気温は27.6℃の真夏日を記録。7月上旬並みの気温で、日差しに夏を感じるほどの暑さの中でのレースとなった。
今村駿介がJプロツアー初優勝 チームブリヂストンサイクリング1-2フィニッシュ
Jプロツアーはコースを14周する93.8km。パレード走行ののち、リアルスタートが切られるとアタック合戦が始まる。逃げと吸収を何度か繰り返した5周目、プロリーダージャージを着る岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が単独で先行。それを追って、篤志の兄である岡泰誠(イナーメ信濃山形)が集団を飛び出し、岡兄弟2人の逃げ集団が形成される。メイン集団はチームブリヂストンサイクリングとシマノレーシングがコントロールして50秒前後の差を維持してレースは進行する。
8周目に入ると、メイン集団と岡兄弟との差は縮まり始め、9周目に吸収される。その後は再びアタック合戦が始まるが、勝負を決定づけるような動きが出ないままレースは終盤へ向かう。小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗(シマノレーシング)、窪木一茂(チームチームブリヂストンサイクリング)の3人が飛び出すも、メイン集団は20秒以上の差を容認せず、12周目までに吸収する。
その後、昨年の宇都宮ロード優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング)、小石祐馬(チーム右京)、トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)、入部の5名が抜け出し、メイン集団に20秒差をつけて最終周回に入っていく。残り2kmの登りでルバと入部がアタックするも決定打とならず。その後方から、単独追走していた窪木が迫り、残り1kmを過ぎてから合流。勝負は6人でのスプリントに持ち込まれた。
残り100m、ジャパンカップと同じホームストレートに先頭で姿を現したのは今村。後方を一度だけ確認すると両腕を大きく広げてフィニッシュ。その後方では、窪木が入部らを抑えて2位に入り、チームブリヂストンサイクリングが1-2フィニッシュを達成した。
「那須の全日本選手権(2015年)で優勝した窪木さんのイメージで頑張って踏み倒すつもりで、最後差されたら仕方ないと思っていた」と話す今村。「最後の5人になった時はみんなエース級の選手ばかりだったので、ついて行くだけで精一杯だった。自分の展開になんとか持ち込めればと思っていたところ、残り400mで窪木さんが迫ってきているのが見えた。これで有利になったと思い、全開で踏んでロングスプリントを仕掛けたらうまく逃げ切れた」と、最後の局面を振り返る。
「1-2フィニッシュにネクストリーダージャージも獲れるとは思っていなかった。窪木さんがこれからプロリーダージャージを狙いに行くと思うので、自分はネクストリーダーを維持できるようにしたい」と、今後の目標を語った。
敢闘賞は、レース中盤に逃げ続けた岡兄弟が獲得。リーダージャージを着ながらも積極的に逃げた岡篤志の姿勢と、クラブチーム選手ながら健闘した岡泰誠は優劣つけ難いとされ、初の2人同時受賞となった。
兄の泰誠は「集団の中にいてもうまく位置取りができなくて、ちょっとでも見せ場を作ろうと考えていたところ、集団の前の方でアタックがかかっていたところに反応したら1人で飛び出す形になった。弟も全開で逃げようという感じではなく、足を温存しながら行くのかなと思っていたら意外と本当に残っていなくて、逃げが終わったあと降りてしまっていた。でも自分はフルタイムワーカーでプロ相手に挑戦することを目標にしているので、「役目が終わったから降ります」ではカッコつかないので頑張って完走した。明日のクリテリウムも自分にとっては難しいレースになると思うが、何か掴めるようにしたい」と、語った。
Jプロツアー第5戦 宇都宮ロードレース 結果(93.8km)
1位 | 今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング) | 2時間20分51秒 |
2位 | 窪木一茂(チームチームブリヂストンサイクリング) | +0秒 |
3位 | 入部正太朗(シマノレーシング) | +1秒 |
4位 | トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム) | +2秒 |
5位 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | +10秒 |
6位 | 小石祐馬(チーム右京) | +31秒 |
敢闘賞 岡泰誠(イナーメ信濃山形)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
中間スプリントポイント賞 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)
プロリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダー(U23) 今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング)
F(女子) 藤村祥子が唐見実世子を下して優勝
女子のレースは4周26.8km。昨年個人総合優勝の唐見実世子が今シーズン初出場。1周目から登りで唐見がペースアップして人数を絞り込んで行く。レース後半には唐見を含む5人が残ったが、唐見はさらにペースアップをしかけて人数を絞る。最終周回、残ったのは唐見と藤村祥子(MOPS)の2人。残り2kmからの登りで唐見が藤村を引き離しにかかるが、離しきれないままスプリント勝負へ。最後は藤村が唐見を振り切って優勝した。
中間スプリントポイント賞 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)
プロリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダー(U23) 今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング)
F(女子) 藤村祥子が唐見実世子を下して優勝
女子のレースは4周26.8km。昨年個人総合優勝の唐見実世子が今シーズン初出場。1周目から登りで唐見がペースアップして人数を絞り込んで行く。レース後半には唐見を含む5人が残ったが、唐見はさらにペースアップをしかけて人数を絞る。最終周回、残ったのは唐見と藤村祥子(MOPS)の2人。残り2kmからの登りで唐見が藤村を引き離しにかかるが、離しきれないままスプリント勝負へ。最後は藤村が唐見を振り切って優勝した。
Fクラスタ(女子) 結果(26.8km)
1位 | 藤村祥子(MOPS) | 48分34秒 |
2位 | 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) | +5秒 |
3位 | 大堀博美(YOKOSUKA UNO RACING) | +51秒 |
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